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アウトソーシング Research Memo(10):技術系アウトソーシングはIT、土木建築産業に高い成長性

2015/4/6 16:41 FISCO
*16:41JST アウトソーシング Research Memo(10):技術系アウトソーシングはIT、土木建築産業に高い成長性 ■成長戦略 (3)技術系アウトソーシング事業における戦略 国内における技術系アウトソーシングの市場は、今後も安定的な拡大が期待できる。特にIT産業と土木建築産業の成長性は高く、人材不足の改善が重要課題であり、アウトソースのニーズも大きい。アウトソーシング<2427>の人材確保策が有効に機能し続ければ、大きく事業を伸ばせる分野である。 IT産業においては、(a)メガバンクの基幹システム刷新、(b)大手企業の各種システムのクラウド化、(c)IoT(モノのインターネット接続)拡大、(d)ビッグデータを活用したビジネスアナリティクス市場への進出などが次の市場として期待されている。あらゆる手段を駆使して人材確保を目指しているが、同社の特徴としてスクール運営に取り組んでおり、既に5万人以上の卒業生を輩出している。 土木建築産業においては、(a)住宅再建・復興まちづくり、(b)2020年東京オリンピック・パラリンピック、(c)リニア新幹線開通、(d)国土強靭化計画などで中長期的な需要が期待できる。この業界においては、M&Aを積極活用しながら業績を拡大する計画だ。事業承継や子会社切り離しなど理由は様々だが、今後も中堅・中小の同業会社の再編は続くものと考えられる。 技術系アウトソーシング事業全体の売上高は22,036百万円(2014年12月期実績)であり、3年後に売上高を48,100百万円(2017年12月期計画)まで伸ばし、社内最大の事業セグメントにする計画だ。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 角田 秀夫) 《FA》
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製造業向け人材派遣・業務請負が柱。M&Aを活用して国内外で事業拡大。昨年12月に発表したMBOの一環として米投資ファンドのベインが1株1755円でTOB実施。今年3月にTOBが成立し、同社株は上場廃止へ。 記:2024/04/10