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*16:37JST アウトソーシング Research Memo（6）：企業規模を急速に拡大しながら、財務の安全性・収益性を改善 ■業績動向 (2)財務状況 アウトソーシング<2427>の2014年12月末の財務状況は表のとおりである。総資産残高は前期末比3,789百万円増の24,132百万円となった。主な増加は、受取手形及び売掛金の1,728百万円増であり、子会社株式取得及び事業規模拡大が要因である。また固定資産も844百万円増加しており、子会社株式取得に伴うのれん等の増加が要因である。 一方、負債は前期末比2,135百万円増の16,563百万円となった。主な要因は、流動負債の2,963百万円増であり、子会社の株式取得及び事業規模拡大による未払い金の増加によるものである。長期借入金を返済したため、固定負債は827百万円減少した。 経営指標では、自己資本比率が前期末から上昇し、有利子負債比率は100%を下回る水準となった。企業規模を急速に拡大しながら、財務の安全性・収益性を改善させている点を評価したい。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　角田　秀夫） 《FA》