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*18:08JST 健康ＣＰ Research Memo（6）：アジア地域にとどまらず、中東、欧米への進出も視野 ■成長事業RIZAPの状況 (3)海外展開の加速 健康コーポレーション<2928>は現在、上海店、台湾店、シンガポール店の3つの海外店舗を有している。このうち上海店は既に黒字化している。台湾店とシンガポール店はともに2014年12月の出店であるが、ターゲットとするローカルカスタマー（現地人）への浸透を狙ったプロモーションが想定どおりの反応を獲得している模様で、両店の早期黒字化も見えてきている様子だ。 同社はアジア地域にとどまらず、中東、欧米への進出も視野に入れており2016年3月期中に最低でも10店舗体制とする計画である。既存3店舗同様、あくまでローカルカスタマーをメインに据えた事業展開を考えている模様だ。また、海外展開についてはあくまで自社で行い、現地企業との提携やFC化などはまったく考えていないとしている。RIZAP事業はもうかるビジネスであり、仮に失敗したとしても自社でやってこそ失敗に意味があるという理念ゆえ他社と組む理由がない、というのが同社の瀬戸健（せとたけし）代表取締役社長の考え方であるが、極めて説得力のある考え方と言えよう。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　浅川　裕之） 《FA》