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【2015年の相場展望】(B)注目テーマ(7/8):製造業の国内回帰

2015/2/4 19:09 FISCO
*19:11JST 【2015年の相場展望】(B)注目テーマ(7/8):製造業の国内回帰 1月29日にフィスコが開催した個人投資家向けセミナー「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」では、注目8テーマを取り上げ、アナリストの佐藤勝己が解説した。うち、「製造業の国内回帰」の主な講演内容と関連銘柄は以下の通り。 【製造業国内回帰のテーマ概要】 ■国内生産回帰の動きは継続へ 足元で製造業の国内生産回帰に関するニュースが相次いでいる。日産<7201>の国内生産増加検討のほか、パナソニック<6752>やシャープ<6753>などの国内移管が伝わっている。さらに、TDK<6762>やキヤノン<7751>などでも同様の報道が観測されている。 今後も米国の利上げが想定される一方、日本では追加の量的緩和策に対する余地も残っており、急速な円高反転の動きは限定的と捉えられる。製造業の国内生産回帰の流れは継続することが想定されよう。また、途上国での人件費上昇などもこうした流れには追い風になるとみられる。 ■省力化機器や搬送機械に注目 国内での新工場建設が増加する際に、大きなメリットが期待される銘柄としては、海外工場と比較して省力化ニーズが高まる分、産業ロボットなど省力化機器や搬送機械などがメリットを強めよう。ほか、機械商社などは相対的に輸出比率が高く、活躍余地が広がることにもなろう。製造業向けの派遣事業を手掛ける銘柄なども妙味となる。 関連分野としてマテハン(物流業務を効率化するために用いられる作業機械)を手掛ける銘柄に注目、最大手のダイフク<6383>のほか、椿本チエイン<6371>が大手企業である。また、産業ロボットのファナック<6954>や安川電機<6506>などのほか、省力化機器のSMC<6273>、牧野フライス<6135>やオークマ<6103>、DMG森精機<6141>などの工作機械メーカーもメリット。椿本興業<8052>などの機械商社も輸出比率の低さからメリットが大きい。 フィスコ個人投資家向けセミナー 「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」 セミナー資料より抜粋 (アナリスト 佐藤勝己) ■製造業国内回帰関連銘柄 6383 ダイフク マテハン(物流効率化のための作業機械)最大手 6371 椿本チエイン マテハン大手メーカー 6954 ファナック 産業用ロボット大手 6506 安川電機 産業用ロボット大手 8052 椿本興業 機械商社は輸出比率低くメリット大きい 4695 マイスターエンジ メカトロ派遣などを手掛ける 6273 SMC  省力化機器メーカー 6032 インターワークス 製造業特化の求人サイトを運営 4641 アルプス技研 半導体や自動車向けの技術者派遣が主力 2146 UTHD 半導体業界中心の派遣会社 2186 ソーバル 主力販売先のキヤノン<7751>の国内生産回帰で恩恵 2427 アウトソーシング 製造業向けの派遣・請負を展開 6135 牧野フライス 省力化機器メーカー 6103 オークマ マシニングセンタ(MC)など 6141 DMG森精機 工作機器メーカーとして恩恵享受 《NO》
関連銘柄 14件
6103 東証プライム
3,203
10/10 15:00
+40(1.26%)
時価総額 216,235百万円
1898年創業の大手工作機械メーカー。愛知県丹羽郡に本社。マシニングセンタが主力。NC旋盤、複合加工機、NC研削盤等も。海外売上比率は6割超。スマートマシン、スマートファクトリーソリューションを強化。 記:2024/08/06
6135 東証プライム
6,340
10/10 15:00
+140(2.26%)
時価総額 157,828百万円
大手工作機械メーカー。1937年創業。NCフライス盤、マシニングセンタを国内で初めて開発。金型・精密部品向けのマシニングセンタ、放電加工機に強み。国内では最新の大型機、5軸機を中心に引き合い獲得図る。 記:2024/05/17
6141 東証プライム
2,911.5
10/10 15:00
+56(1.96%)
時価総額 366,715百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
6273 東証プライム
66,150
10/10 15:00
+410(0.62%)
時価総額 4,456,459百万円
空気圧制御システムメーカー。空圧機器、自動制御機器、各種濾過装置を製造。エア漏れ可視化技術に定評。国内外で製品供給体制の強化図る。半導体業界向け販売は足踏み。販管費は増加。24.3期3Qは業績伸び悩む。 記:2024/04/09
6371 東証プライム
1,921
10/10 15:00
-20(-1.03%)
時価総額 213,700百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6383 東証プライム
2,852.5
10/10 15:00
+29(1.03%)
時価総額 1,083,465百万円
マテリアルハンドリング業界最大手の物流システムメーカー。1937年創業。自動倉庫システム、無人搬送車、仕分け・ピッキングシステム等を手掛ける。一般製造業・流通業向けではFA分野における新領域開拓等に注力。 記:2024/08/06
6506 東証プライム
4,649
10/10 15:00
-21(-0.45%)
時価総額 1,239,842百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
1,309.5
10/10 15:00
+4(0.31%)
時価総額 3,213,588百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6753 東証プライム
990.9
10/10 15:00
-6.8(-0.68%)
時価総額 644,488百万円
大手電気機器メーカー。1912年創業。台湾の鴻海精密工業傘下。液晶テレビや白物家電、スマートフォン、各種情報機器などの製造・販売を行う。ブランド事業では特長商品、新規カテゴリー商材の創出などを図る。 記:2024/08/01
6762 東証プライム
1,899
10/10 15:00
-16(-0.84%)
時価総額 3,691,390百万円
大手電子部品メーカー。1935年創業。二次電池などエナジー応用製品が主力。スマホ内臓バッテリーで世界トップシェア。海外売上高比率は9割超。高収益事業の強化図る。中計では27.3期売上高2.5兆円目標。 記:2024/08/29
6954 東証プライム
4,071
10/10 15:00
-49(-1.19%)
時価総額 4,109,866百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
7201 東証プライム
399.8
10/10 15:00
+4.7(1.19%)
時価総額 1,687,442百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7751 東証プライム
5,095
10/10 15:00
+35(0.69%)
時価総額 6,795,522百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8052 東証プライム
1,832
10/10 15:00
+27(1.5%)
時価総額 35,713百万円
動力伝達部品やFAシステムなどを扱う機械専門商社。1916年創業。椿本チエイン製品の取り扱いが多い。日産自動車などが主要取引先。配当性向30%目標。中国で大口の偏光板生産設備を受注。受注残高は豊富。 記:2024/06/17