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【2015年の相場展望】(B)注目テーマ(3/8):TPP・農業

2015/2/4 19:07 FISCO
*19:07JST 【2015年の相場展望】(B)注目テーマ(3/8):TPP・農業 1月29日にフィスコが開催した個人投資家向けセミナー「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」では、注目8テーマを取り上げ、アナリストの佐藤勝己が解説した。うち、「TPP・農業」の主な講演内容と関連銘柄は以下の通り。 【TPP・農業のテーマ概要】 ■4-5月にTPPは大筋合意か 安倍首相が4-5月の大型連休中に訪米の方向と伝わっており、そこに向けてTPPが大筋合意となる可能性が高まってきている。統一地方選が終わり農業票への懸念が低下する局面になること、米国でも上下両院で大企業寄りの共和党が多数派となったことから、TPP大筋合意に向けた進展が期待される状況に。米通商代表は2ヶ月以内に妥結の意向とも伝わっている。 ■農業関連ではメリット享受も TPPは成長戦略のシンボル的なテーマでもあり、TPP交渉の進展はアベノミクスへの評価をあらためて高めさせることにもつながろう。一方で、TPPデメリット業種である農業に関しては、早い段階で競争力強化に向けた政策などが打ち出されよう。とりわけ、企業の農業への参入要件緩和などでメリットを受ける銘柄などが注目される。 輸出入品目の拡大に伴って卸売り各社は業容拡大に直結しよう。総合商社では、食料品分野のウェイトが相対的に高い丸紅<8002>が注目される。食品卸大手の三菱食品<7451>にも期待するほか、コメ卸の木徳神糧<2700>やヤマタネ<9305>なども物色のシンボル的な存在か。 食品の輸出入活発化に伴って、ニチレイ<2871>などは冷凍倉庫での優位性の高さが期待される。ケイヒン<9312>なども材料性が強く倉庫株の一角として関心。鴻池運輸などには輸送量の拡大が想定される。 TPP導入推進に伴って農業政策も一段と活発化の公算。クボタや井関農機などは農業機械の大型化・高付加価値化で恩恵大きい。非全農系で注目されるアグロカネショウのほか、クミアイ化などの農薬メーカー、さらには農業生産法人への規制緩和でワタミにも注目。 ■TPP実施で輸出入が活発化 自動車などの輸出メーカーにはメリット、特に北米向けの構成比が高い富士重<7270>はこの観点から注目度大。一方、プリマハム<2281>や伊藤ハム<2284>などは輸入価格の低下がメリットに。ペッパーフード<3053>など外食店でもメリットが期待される。 フィスコ個人投資家向けセミナー 「FISCOアプリで読み解く2015年の相場展望」 セミナー資料より抜粋 (アナリスト 佐藤勝己) 【TPP・農業関連銘柄】 8002 丸紅   総合商社では食料品分野のウェイトが相対的に高い 2871 ニチレイ 食品の輸出入増大に伴い冷凍倉庫での優位性に期待 2700 木徳神糧 コメ卸としてトップクラス 6310 井関農機 農業機械の大型化・高付加価値化 9312 ケイヒン 倉庫株の一角として 4955 アグロカネショウ 非全農系で注目される農薬会社 2281 プリマハム 輸入価格の低下がメリットに 9025 鴻池運輸 輸送量の拡大を想定 7270 富士重  北米向けの構成比が高い 7451 三菱食品 食品卸大手でビジネスチャンス拡大へ 6326 クボタ  農機の大型化・高付加価値化で恩恵 9305 ヤマタネ 農業関連のシンボル的存在 7522 ワタミ  農業生産法人への規制緩和で注目 2284 伊藤ハム 輸入価格の低下がメリットに 3053 ペッパーフード 牛肉系でメリット 4996 クミアイ化学 農薬メーカー 《NO》
関連銘柄 10件
2281 東証プライム
2,337
10/10 15:00
-30(-1.27%)
時価総額 118,075百万円
ハム・ソーセージ、加工食品の加工食品事業が主力。1931年創業。伊藤忠商事傘下。食肉事業、理化学機器の製造・販売等も。配当性向40%以上目標。ハム・ソーセージは売上順調。27.3期売上5100億円目指す。 記:2024/06/24
2284 東証1部
747
3/28 15:00
+3(0.4%)
時価総額 184,870百万円
食肉加工。海外の日本食ブームで高級和牛の輸出を拡大、クールジャパン関連との見方。ハム・ソーセージでは主力が順調に売上を伸ばし中元ギフトも前年を上回るなど業績堅調。米久と経営統合し3月末、上場廃止。 記:2016/06/05
2700 東証スタンダード
5,510
10/10 15:00
-90(-1.61%)
時価総額 9,400百万円
米穀卸売大手。精米や玄米を主力に、コメ加工食品、輸入牧草などの飼料、鶏卵も展開。日本米の販売量は業界トップクラス。米穀事業では取引価格が大幅に上昇、販売も堅調で売上伸びる。過度の米高騰は米離れを招く懸念。 記:2024/09/08
2871 東証プライム
4,435
10/10 15:00
-54(-1.2%)
時価総額 594,481百万円
冷凍食品最大手。低家庭用冷凍食品シェアは約20%。温物流事業にも強く、冷蔵倉庫設備能力や庫腹量でトップシェア。家庭用調理品は売上増。炒飯を中心に米飯類の販売数量は回復。低温物流は効率化を進める。 記:2024/06/04
3053 東証スタンダード
195
10/10 15:00
-15(-7.14%)
時価総額 10,571百万円
「いきなり!ステーキ」を主力とする外食チェーン。本格ステーキ専門店「炭焼きステーキくに」、こだわりとんかつ・かつき亭の運営、商品販売事業等も展開。いきなり!ステーキ事業では店舗サービス力の強化図る。 記:2024/08/27
7270 東証プライム
2,608.5
10/10 15:00
+53.5(2.09%)
時価総額 2,006,396百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14
7451 東証スタンダード
5,130
10/10 15:00
-50(-0.97%)
時価総額 223,345百万円
三菱商事傘下の食品卸大手。加工食品や低温食品に強み。酒類や菓子なども取り扱う。キユ-ソー流通システムと業務提携。サステナブルな物流サービス「trucXing」の提供を開始。低温物流の強化等を図る。 記:2024/04/30
8002 東証プライム
2,438.5
10/10 15:00
+24(0.99%)
時価総額 4,189,860百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
9305 東証プライム
3,075
10/10 15:00
+45(1.49%)
時価総額 34,883百万円
倉庫業や港湾運送業などの物流部門、米穀卸売販売業の食品部門が柱。1924年創業。ソフトウェア開発や不動産の賃貸・管理等も手掛ける。コメ卸売販売業では新規顧客開拓に注力。不動産は高稼働率の維持を図る。 記:2024/06/04
9312 東証スタンダード
1,948
10/10 15:00
-30(-1.52%)
時価総額 12,732百万円
独立系の総合物流企業。倉庫・物流センターや通販物流等の国内物流事業、海上貨物輸送や輸出車輌取扱等の国際物流事業を手掛ける。高機能施設の拡充で食品等の取扱い拡大に注力。国内物流事業の収益力向上を図る。 記:2024/06/25