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*08:24JST 3Dマトリックス Research Memo（6）：血管塞栓材は当面、動物実験によるデータ蓄積を行う予定 ■主要パイプラインの動向 （5）血管塞栓材 スリー・ディー・マトリックス<7777>の血管塞栓材（TDM-631）に関しては、経カテーテル血管塞栓、及び動注化学塞栓療法を対象領域として、現在動物実験による前臨床試験を大学などとの共同研究も含めて進めている段階にある。同社の血管塞栓材では、カテーテルによって目的部位（腫瘍のすぐ近くの動脈）まで塞栓材を送り込み、血流を遮断することで抗腫瘍効果が得られるほか、臓器を切除した際の出血リスクを最小限に抑えるといった効果も得られるのが特徴だ。国内で対象となる手術件数を見ると、頭部、胸部・腹腔の手術件数で年間約11万件、抗がん剤、子宮筋腫への動脈塞栓の手術件数で年間約1.1万件となっている。今後も企業との共同研究も進めていく考えで、当面は動物実験によるデータ蓄積を行っていく予定となっている。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲） 《FA》