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明光ネット Research Memo(5):今下期以降に増収増益基調に転じる見通し

2014/11/12 18:59 FISCO
*18:59JST 明光ネット Research Memo(5):今下期以降に増収増益基調に転じる見通し ■業績見通しと今後の取り組み (1)2015年8月期業績見通し 明光ネットワークジャパン<4668>の2015年8月期の連結業績は、売上高が前期比24.8%増の19,420百万円、営業利益が同2.5%増の3,500百万円、経常利益が同2.5%増の3,620百万円、当期純利益が同2.7%増の2,260百万円となる見通し。 売上高に関しては、今9月に明光義塾で最大規模のフランチャイジーとなるMAXISグループを子会社化したことで2,998百万円の増収要因となっている。この影響を除けば、実質5.5%増収となる。また、今回の子会社化によるのれん償却費は年間で180百万円弱(10年定額償却)とみられ、のれん償却前の営業利益で見れば実質8%程度の増益となる計算だ。 セグメント別の売上高見通しは、明光義塾直営事業が前期比3.4%増、FC事業が同4.9%増とそれぞれ増収を見込んでいる(MAXISグループからのロイヤルティ売上高約300百万円はFC事業に含む)。前提となる教室数は前期比60教室増と積極展開を進めていく方針で、生徒数も2期ぶりの増加に転じる見通し。また、生徒単価は前期比横ばい水準で見ている。 予備校事業に関しては、期の前半は生徒数の減少により低迷が続くものの、インターネットによる情報発信や大学との連携を含めた各種イベントの企画立案などを積極展開し、認知度の向上を進めていくことで生徒数の増加を図り、通期では前期比1.2%増の600百万円を見込む。 その他事業に関しては、明光サッカースクール、早稲田アカデミー個別進学館、明光キッズ事業においてそれぞれスクール数を拡大していく方針で、生徒数の拡大により増収を見込んでいる。特に、明光キッズ事業では2015年4月に新たに3スクールの開設が決まっており、更なる売上成長が見込まれる。その他事業の営業損益に関しては、スクール数の新設など先行投資期間であるため、2015年8月期も若干の損失が続く見通しだ。 なお、今第2四半期累計期間の業績計画は、売上高が前年同期比22.2%増の9,580百万円、営業利益が同13.0%減の1,730百万円と増収減益を見込んでいる。半期ベースで見れば今下期以降に増収増益基調に転じることになる。これは明光義塾事業において、現在取り組んでいる経営施策の効果が段階的に出始めると見ていること、また、同様に生産性の向上を目的に人員の適正化を進めるなかで、来春の新卒採用の抑制を予定しており(今春20名→来春5名予定)、人件費の抑制効果が第3四半期以降に出てくることなどが要因となっている。 (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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学習塾大手。小中高校生向け個別指導塾「明光義塾」を直営・FCで全国展開。日本語学校やプログラミング教室、アフタースクール等も。在籍生徒数は3万人超。24年4月に明光義塾九大学研都市教室が新規開校。 記:2024/05/06