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明光ネット Research Memo(1):新規事業が着実に拡大、売上高・当期純利益は過去最高を更新

2014/11/12 18:52 FISCO
*18:52JST 明光ネット Research Memo(1):新規事業が着実に拡大、売上高・当期純利益は過去最高を更新 明光ネットワークジャパン<4668>が10月9日付で発表した2014年8月期の連結業績は、売上高が前期比1.9%増の15,565百万円、経常利益が同4.9%減の3,537百万円、当期純利益が同1.4%増の2,199百万円となった。明光義塾FC事業が低迷したものの、明光キッズなど新規事業が着実に拡大しており、売上高、当期純利益は過去最高を更新した。 2015年8月期は売上高が前期比24.8%増の19,420百万円、経常利益が同2.3%増の3,620百万円を見込む。売上高に関しては、明光義塾最大のフランチャイジーであるMAXISグループを子会社化したことでかさ上げされており、この影響を除けば実質5%増収となる。今期の取り組みとしては、伸び悩んでいる明光義塾事業について再成長に向けた体制構築に注力していく方針だ。具体的には、社内組織の大幅再編やサービス品質の向上に取り組んでいくほか、差別化戦略として改めて「明光式!自立学習」を徹底実践していくことで、生徒数を拡大していく戦略だ。また、生徒のモチベーションアップや学習管理をサポートする新たなサービスも順次開発中で、2015年春から段階的に運用検証を開始していく予定となっている。一方、新規事業においては、早稲田アカデミー個別進学館、明光サッカースクール、明光キッズといずれもスクール数の拡大を予定しており、事業基盤の確立を進めていく。 同社は決算発表と同時に中期3ヶ年計画に関しても修正を行っている。最終年度となる2016年8月期の売上高は18,720百万円から20,960百万円に、経常利益は4,500百万円から4,230百万円に修正した。前期業績やMAXISグループ子会社化の影響などを考慮した修正となっているが、基本戦略は継続している。また、配当政策に関しても、連続増配を基本方針とし、2015年8月期も前期比2円増配の34円を予定している。配当性向では段階的に50%程度まで引き上げていく方針で、株主優待制度(単元当たり3,000円相当のQUOカード進呈)も含めて、株主還元に積極的な企業として今後も注目されよう。 ■Check Point ・売上高及び当期純利益は過去最高を連続で更新 ・財務体質は一段と強固に、高収益体質を維持 ・今下期以降に増収増益基調に転じる見通し (執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲) 《FA》
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時価総額 18,434百万円
学習塾大手。小中高校生向け個別指導塾「明光義塾」を直営・FCで全国展開。日本語学校やプログラミング教室、アフタースクール等も。在籍生徒数は3万人超。24年4月に明光義塾九大学研都市教室が新規開校。 記:2024/05/06