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*18:57JST 明光ネット Research Memo（4）：財務体質は一段と強固に、高収益体質を維持 ■決算動向 （2）財務状況と経営指標 明光ネットワークジャパン<4668>の2014年8月末の財務状況は、総資産が前期末比で11百万円増の16,568百万円となった。主な増減要因としては、現預金、売上債権等の増加により流動資産が前期末比409百万円増加した一方で、投資有価証券や長期預金の減少により固定資産は同398百万円減少した。 また、負債は未払税金が増加したものの、有利子負債が減少したことで、前期末比1,366百万円減の3,377百万円となった。純資産は利益剰余金の増加により同1,378百万円増の13,191百万円となった。 経営指標で見れば、有利子負債の減少により自己資本比率が前期の71.2%から79.4%へ上昇したほか、流動比率も225.1%から349.8%へ上昇するなど安全性を示す指標はいずれも上昇し、財務体質はより一段と強固なものになったと言える。一方で、収益性を示すROEや売上高営業利益率はいずれも前期比で低下している。ただ、いずれも10%を大きく上回る水準であり、高収益体質を維持していることに変わりない。 （執筆：フィスコ客員アナリスト　佐藤　譲） 《FA》