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*16:06JST 日経平均寄与度ランキング（大引け）～日経平均は大幅続伸、不動産株の急伸などが指数をけん引 31日大引け時点の日経平均構成銘柄の騰落数は、値上がり220銘柄、値下がり5銘柄、変わらずなしとなった。 日経平均は大幅続伸。前日の米株高を受けて、東京市場も買い先行でスタート。年金積立金管理運用独立行政法人（GPIF）が国内株式運用比率を引き上げる見通しと報じられたことなどが支援材料となり、前場は徐々に水準を切り上げる展開となった。しかし、後場に日本銀行が金融政策決定会合で追加金融緩和を決定したと伝わると、日経平均は急騰。一時前日比875.71円高の16533.91円まで上昇し、年初来高値を更新した。 大引けの日経平均は前日比755.56円高の16413.76円となった。東証1部の売買高は40億1278万株、売買代金は4兆1982億円に急増した。業種別では、上昇率1位の不動産業と2位のその他金融業が10％超の上昇となった。その他では、証券、倉庫・運輸関連業、精密機械が上位だった。一方、下落した業種は空運業の1業種のみとなった。 値上がり寄与トップはファーストリテ<9983>となり、日経平均を約105円押し上げた。その他では、住友不<8830>、三菱地所<8802>、三井不<8801>などの不動産株が追加緩和決定を受けて急伸した。また、心臓の再生医療を事業化すると報じられたテルモ<4543>や、上期決算と同時に発表した自己株式の取得がポジティブ視されたヤマトHD<9064>も買われた。 一方、値下がり寄与トップはカシオ<6952>となった。想定外の開発費計上などで上期業績が予想よりも伸び悩んだことが嫌気された。日本ガイシ<5333>や富士通<6702>なども決算発表を受けて売られた。 *15:00現在 日経平均株価　　16413.76(+755.56) 値上がり銘柄数　220(寄与度+764.46) 値下がり銘柄数　　5(寄与度-8.90) 変わらず銘柄数　　0 ○値上がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <9983> ファーストリテイ 40365 2685 +105.41 <6954> ファナック 19120 1330 +52.21 <6971> 京セラ 5045 389.5 +30.58 <9433> KDDI 7225 325 +25.52 <9984> ソフトバンク 7939 199 +23.44 <8830> 住友不 4094.5 447.5 +17.57 <9735> セコム 6751 400 +15.70 <4543> テルモ 2732 196 +15.39 <8802> 菱地所 2795.5 377 +14.80 <4063> 信越化 7044 362 +14.21 <7267> ホンダ 3479 156 +12.25 <4503> アステラス薬 1699 61.5 +12.07 <8801> 三井不 3507.5 286 +11.23 <6762> TDK 6160 260 +10.21 <8035> 東エレク 6950 252 +9.89 <7270> 富士重 3599 246 +9.66 <7203> トヨタ 6498 238 +9.34 <9064> ヤマトHD 2359.5 224 +8.79 <7751> キヤノン 3389 149 +8.77 <9613> NTTデータ 4265 220 +8.64 ○値下がり上位銘柄 コード 銘柄 直近価格 前日比 寄与度 <6952> カシオ 1727 -90 -3.53 <5333> ガイシ 2368 -86 -3.38 <6702> 富士通 664.4 -25.7 -1.01 <4506> 大日住薬 1288 -19 -0.75 <5541> 大平金 345 -6 -0.24 《FA》