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前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合の結果判明後に改めて動意をみせてくる可能性~

2024/3/19 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~日銀会合の結果判明後に改めて動意をみせてくる可能性~ 19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■日銀会合の結果判明後に改めて動意をみせてくる可能性 ■太陽化、24/3下方修正 経常利益 28億円←45億円 ■前場の注目材料:いすゞ自、タイで来月ピックアップHV投入、26年EV、選択肢拡充 ■日銀会合の結果判明後に改めて動意をみせてくる可能性 19日の日本株市場は、やや利食い優勢ながらも底堅い相場展開になりそうだ。18日の米国市場は、NYダウが75ドル高、ナスダックは130ポイント高だった。エヌビディア主催の年次会議への期待からハイテクが買われ、相場全体の上昇をけん引した。ただし、米長期金利の上昇が上値を抑制し、終盤にかけては上げ幅を縮小した。シカゴ日経225先物(6月限)清算値は大阪比105円安の39415円、円相場は1ドル149円10銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで39400円を挟んだ狭いレンジでの推移だったこともあり、前日の大幅高の上昇に対する反動は意識されよう。ただし、小幅な下げにとどまっており、底堅さがみられていたことから、日銀の金融政策決定会合の結果判明後に動意をみせてくる可能性があるだろう。 日銀のマイナス金利解除を織り込む格好から昨日の日経平均株価は1000円を超える上昇となり、先週の急落局面で空けたマドを埋めた。いったんは達成感が意識されやすいところではあるが、急ピッチの上昇によってレンジを切り上げてきたことから、もう一段の上昇をみせてくるようだと、売り方の買い戻しが強まりそうだ。ボリンジャーバンドの+2σは40510円辺りに位置していることもあり、3月7日に付けた40472.11円が射程に入ってくる。 祝日を挟むことから持ち高調整の流れも強まる可能性があるものの、利食いに押される局面では押し目狙いのスタンスに向かわせよう。エヌビディアが時間外で小安く推移しているため、指数インパクトの大きい値がさハイテク株には利食いが入りやすいだろうが、円相場は1ドル149円台で落ち着いた動きをみせていることから、輸出関連株が買われやすいほか、NY原油先物相場の上昇により、資源株なども物色されよう。また、期末要因から配当志向の物色も意識されやすく、バリュー株物色に向かわせそうだ。 ■太陽化、24/3下方修正 経常利益 28億円←45億円 太陽化<2902>は2024年3月期業績予想の修正を発表。経常利益を45億円から28億円に下方修正した。持分法による投資損失を計上する見込みとなり、当初計画を下回る見通しとなった。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39740.44、+1032.80) ・NYダウは上昇(38790.43、+75.66) ・ナスダック総合指数は上昇(16103.45、+130.28) ・1ドル=149.10-20円 ・VIX指数は低下(14.33、-0.08) ・米原油先物は上昇(82.16、+1.58) ・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・いすゞ自<7202>タイで来月ピックアップHV投入、26年EV、選択肢拡充 ・住友林業<1911>米事業拡大、新築需要増、構造部材を全土で供給 ・トヨタ自<7203>ダイハツ、生産可能台数70%に、新車開発も再開へ ・横浜ゴム<5101>メキシコに新工場、567億円投資 ・高砂熱学工業<1969>「月面用水電解装置」開発、冬にも打ち上げ ・日産自<7201>三菱商事と協業、EV蓄電池で電力需給調整 ・セコム<9735>豊田通商と、インドで医療インフラ拡充、総合病院建設に150億円 ・日産自<7201>ホンダと、協業検討、供給網巻き込み生き残りへ ・栗本鐵工所<5602>滋賀・湖東に新棟、FRP製床版補強材量産 ・堀場製作所<6856>半導体製造工程の異物検出・除去1台で、新検査装置 ・三菱重工業<7011>ガスタービン受注で世界シェア1位、2年連続2回目 ・冨士ダイス<6167>3年後めど中国売上高倍増へ ・クボタ<6326>営農型太陽光発電に参入、栃木・茨城などで ・富士通<6702>米AWSと、旧式システム最新化推進で新たに協業 ・NEC<6701>自動運転バス・タクシー展開、第一交通産業などと ・関西ペイント<4613>新興に出資、塗料原料に植物由来たんぱく質 ・王子HD<3861>王子エフテックス、夏野菜守る紙シートを試験販売 ・アミタHD<2195>社長・末次貴英氏、資源回収拠点を新インフラに ・三井不動産<8801>米で物流施設を開発、現地TSと合弁、加州に2件 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(最終日、マイナス金利解除予想) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 19件
1911 東証プライム
5,406
11/22 15:30
+58(1.08%)
時価総額 1,113,998百万円
米国の戸建分譲住宅事業などの建築・不動産事業、戸建注文住宅やリフォーム等の住宅事業が柱。1691年創業。木材建材事業、資源環境事業等も展開。戸建注文住宅事業ではZEH仕様住宅の受注拡大、施工効率化を図る。 記:2024/10/07
1969 東証プライム
6,321
11/22 15:30
+358(6%)
時価総額 443,981百万円
空気調和設備の設計・施工等を行う。1923年創業。東京ドーム、新国立競技場などで施工実績。設備機器の製造・販売事業等も手掛ける。配当性向40%目途。大型物件受注時の採算性向上など収益力の強化を図る。 記:2024/08/12
2195 東証グロース
369
11/22 15:30
-1(-0.27%)
時価総額 6,478百万円
サステナブル経営への移行支援等を行うアミタを中核とする持株会社。資源循環ソリューション、環境認証審査サービス、海外事業等も。シアノプロジェクトの商品性強化図る。自然リスクの情報開示支援等は新規受注続く。 記:2024/10/06
2902 名証メイン
1,504
11/22 15:30
+1(0.07%)
時価総額 35,365百万円
鶏卵加工品、即席食品用素材等の製造・販売を行うナチュラルイングリディエント事業が主力。緑茶抽出物や機能性アミノ酸、ビタミン製剤、品質改良剤等も手掛ける。配当性向30%目処。販売のグローバル化等に注力。 記:2024/10/03
3861 東証プライム
560.3
11/22 15:30
+5.8(1.05%)
時価総額 568,358百万円
国内製紙最大手。段ボール原紙や家庭紙、紙おむつ等の生活産業資材が主力。特殊紙や感熱紙などの機能材、資源環境ビジネス等も手掛ける。配当性向30%目安。生活産業資材は東南アジア、オセアニアの事業拡大に注力。 記:2024/06/15
4613 東証プライム
2,100.5
11/22 15:30
-23(-1.08%)
時価総額 392,665百万円
1918年創業の総合塗料メーカー。自動車、自動車補修向けで国内トップシェア。建築用塗料、船舶用塗料、家庭用塗料等も手掛ける。グローバル供給力などが強み。日本は商品ミックスの改善、原価低減などに取り組む。 記:2024/10/11
5101 東証プライム
3,088
11/22 15:30
+44(1.45%)
時価総額 523,567百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。鉱山用車両・建設用車両タイヤを強化。26.12期事業利益1500億円目標。 記:2024/10/25
5602 東証プライム
4,105
11/22 15:30
+90(2.24%)
時価総額 52,536百万円
上水道用ダクタイル鉄管の提供等を行うライフライン事業が主力。自動車部品製造の鍛造プレス機等の機械システム事業、産業建設資材事業も。連続式二軸混練機で国内トップシェア。27.3期営業利益80億円目標。 記:2024/06/13
6167 東証プライム
771
11/22 15:30
+8(1.05%)
時価総額 15,420百万円
超硬耐摩耗工具メーカー。超硬耐摩耗工具市場で国内トップシェア。創業来黒字経営。輸送用機械業界など取引先は約3000社。DOE4%目途。車載用モーターコアの抜き金型向け新素材(VG48)の販売拡大等に注力。 記:2024/07/02
6326 東証プライム
1,909.5
11/22 15:30
+10.5(0.55%)
時価総額 2,246,846百万円
世界シェアトップクラスの農業機械メーカー。1890年創業。建設機械「ミニバックホー」などで世界トップシェア。ダクタイル鉄管、水処理システム等も手掛ける。海外売上高比率は7割超。強固な販売網などが強み。 記:2024/08/27
6701 東証プライム
12,265
11/22 15:30
-5(-0.04%)
時価総額 3,346,505百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6702 東証プライム
2,757
11/22 15:30
+16(0.58%)
時価総額 5,710,045百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6856 東証プライム
8,276
11/22 15:30
+222(2.76%)
時価総額 349,520百万円
分析計測機器の総合メーカー。エンジン排ガス測定装置で世界トップシェア。大気汚染監視用分析装置、血球計数装置等も手掛ける。京都府京都市に本社。エネルギー・環境等が注力分野。28.12期売上4500億円目標。 記:2024/08/10
7011 東証プライム
2,309
11/22 15:30
-1(-0.04%)
時価総額 7,789,753百万円
総合重機国内最大手。1884年創立。各種発電システムや航空機用エンジン、物流機器、製鉄機械、特殊車両等を手掛ける。ガスタービンで世界トップシェア。中期経営計画では27.3期売上高5.7兆円以上目標。 記:2024/09/03
7201 東証プライム
406.3
11/22 15:30
-5.7(-1.38%)
時価総額 1,714,876百万円
大手自動車メーカー。1933年設立。仏ルノー、三菱自動車とアライアンス形成。プロパイロットなど自動運転化技術等に強み。日本は電動車のモデルミックス向上、中国では日産ブランド車のラインナップ刷新図る。 記:2024/10/07
7202 東証プライム
1,999
11/22 15:30
+17.5(0.88%)
時価総額 1,500,995百万円
トラック・バスの製造・販売等を行う商用車メーカー。1916年創業。150以上の国・地域で販売。ディーゼルエンジンなどに強み。トヨタ自動車と資本提携。配当性向40%目安。商用車では新型車の拡販などに注力。 記:2024/08/20
7203 東証プライム
2,664.5
11/22 15:30
-10(-0.37%)
時価総額 42,085,743百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
8801 東証プライム
1,257
11/22 15:30
+11.5(0.92%)
時価総額 3,534,336百万円
大手総合デベロッパー。オフィスビル、商業施設等の賃貸が主力。連結子会社に三井不動産レジデンシャル、三井不動産リアルティ、東京ドームなど。データセンター事業の強化図る。27.3期純利益2700億円以上目標。 記:2024/08/30
9735 東証プライム
5,192
11/22 15:30
+72(1.41%)
時価総額 2,422,587百万円
国内初の警備保障会社。事業所向け・家庭向けオンライン・セキュリティシステム、常駐警備、現金護送等を手掛ける。防災事業、メディカルサービス事業等も。システムセキュリティ、入退室管理システム等の拡販図る。 記:2024/08/01