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前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で日経平均型優位の展開~

2024/3/4 8:47 FISCO
*08:47JST 前場に注目すべき3つのポイント~ハイテク主導で日経平均型優位の展開~ 4日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■ハイテク主導で日経平均型優位の展開 ■伊藤園、3Q営業利益 37.1%増 217億円 ■前場の注目材料:IHI、兵庫・相生の鋳造移管、需要減少で新潟に集約 ■ハイテク主導で日経平均型優位の展開 4日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。1日の米国市場は、NYダウが90ドル高、ナスダックは183ポイント高だった。2月のISM製造業景況指数やミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想外に大幅悪化したため、利下げ期待が高まった。根強い人工知能(AI)関連需要への期待にハイテクセクターが続伸し、ナスダック指数、S&P500指数は史上最高値を更新。シカゴ日経225先物清算値は大阪比220円高の40220円、円相場は1ドル150円10銭台で推移している。 日経平均株価はシカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時39890円まで下げる場面も見られたが、米国市場の取引開始後は強い基調を見せており、一時40290円まで買わた。エヌビディアは終値ベースでの最高値を更新したほか、アドバンスト・マイクロ・デバイセズやマイクロン・テクノロジーなどハイテク株がけん引する格好から、SOX指数は4%を超える上昇となるなか、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均をけん引する展開になろう。 日経平均株価は寄り付きの段階で4万円の大台に乗せてくることが見込まれるなか、いったんは達成感からの利益確定の売りが出やすくなるだろう。今週も米国では多くの経済指標の発表が予定されているほか、週末には雇用統計の発表を控えていることから、神経質な場面もあるだろう。また、需給面では週末に3月限の先物・オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)を控えていることから、先物市場ではSQに絡んだ限月交代に伴う商いが中心になりやすく、積極的にトレンドを取りに行く売買は手控えられやすい。 ただし、足もとで急速にレンジを切り上げるなか、SQに絡んだヘッジ対応の動きも強まりやすいだろう。ヘッジ対応の動きが新たなヘッジの動きを強める一因となるなか、上へのバイアスが強まる展開も意識しておきたいところだろう。また、3月相場入りとなるなか、配当志向の物色も強まってくるだろう。ハイテク主導で日経平均型優位の展開ながら、バリュー株への資金流入も期待される。さらに、日経平均株価の一段の上昇が期待されるなかでセンチメントは明るく、個人主体による中小型株への物色も見込まれる。 ■伊藤園、3Q営業利益 37.1%増 217億円 伊藤園<2593>が発表した2024年4月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比5.4%増の3462.51億円、営業利益は同37.1%増の217.58億円だった。「お~いお茶」ブランドをはじめとする飲料品の販売が好調だった。2024年4月期業績は、売上高が前期比4.2%増の4500億円、営業利益は同18.4%増の232億円と昨年11月に上方修正した計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(39910.82、+744.63) ・NYダウは上昇(39087.38、+90.99) ・ナスダック総合指数は上昇(16274.94、+183.02) ・シカゴ日経先物は上昇(40220、大阪比+220) ・SOX指数は上昇(4929.58、+202.67) ・VIX指数は低下(13.11、-0.29) ・米原油先物は上昇(79.97、+1.71) ・米長期金利は低下 ・3月期末接近に伴う高配当銘柄人気 ・米国のインフレ沈静化観測 ・IHI<7013>兵庫・相生の鋳造移管、需要減少で新潟に集約 ・JSR<4185>JIC、月内にTOB、中国当局と交渉めど ・トヨタ自<7203>きょう国内全工場再開、安全・品質の確認徹底 ・ゆうちょ銀行<7182>リテール事業を変革、次期社長「身近な銀行に」 ・ENEOSHD<5020>三菱商事など4社で、東京湾周辺のCO2をマレーシアで貯留検討 ・筑波銀行<8338>M&Aで事業承継支援、茨城地盤の5金融機関、アライアンス立ち上げ ・TOPPANHD<7911>ENEOSと、バイオエタノール開発契約、古紙原料を検証 ・JR西日本<9021>25年度採用計画、3.5%減の1370人に ・ブリヂストン<5108>新中計、3年で設備投資1.4兆円 ・コマツ<6301>部品供給網を強化、建設・鉱山機械向け、豪・インドネシアに施設 ・安川電機<6506>キュウリ葉かきなど農業ロボ活用本格化、JA全農と連携 ・日本精工<6471>風力軸受長寿命化、負荷容量25%向上 ・横河電機<6841>インド流量計買収、グローバル品質で現地生産 ・ルネサス<6723>インドに合弁、半導体後工程工場を建設 ・三井化学<4183>EV素材開拓、樹脂化、設計含め提案 ・三菱瓦斯化学<4182>標高1130メートル、岩手で地熱発電所稼働、三菱マテなど3社出資 ・エア・ウォーター<4088>2子会社統合、炭酸ガスと水素、脱炭素に知見結集 ・日本ピグメント<4119>住友化学傘下の着色剤子会社を子会社化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 10-12月期法人企業統計調査・全産業設備投資(前年比予想:+3.0%) ・08:50 2月マネタリーベース(1月:前年比+4.8%) <海外> ・特になし 《FA》
関連銘柄 20件
2593 東証プライム
3,689
4/26 15:00
-7(-0.19%)
時価総額 329,103百万円
清涼飲料メーカー。国内トップの茶葉製品・茶系飲料に強み。傘下にタリーズコーヒー。24.4期上期は飲料の値上げ効果が大。ラリーズも堅調。原材料高や人件費増こなして増収・大幅増益に。通期最高業績・増配を計画。 記:2024/02/05
4088 東証プライム
2,339.5
4/26 15:00
+36(1.56%)
時価総額 537,512百万円
産業ガス大手。化学品、医療、LPガス、飲料、食品、物流などに多角化。高純度薬品や特殊ケミカル供給機器などは販売拡大。アグリ&フーズ部門は価格改定やM&A効果などで堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4119 東証スタンダード
2,833
4/26 15:00
-12(-0.42%)
時価総額 4,465百万円
樹脂コンパウンドや着色剤などを製造・販売。樹脂メーカーからのOEM生産が多い。日本は損益改善。樹脂用着色剤部門は化粧品・トイレタリー向けなどが回復。売上原価の減少等により、24.3期3Qは営業増益。 記:2024/02/11
4182 東証プライム
2,755.5
4/26 15:00
+56(2.07%)
時価総額 612,380百万円
化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
4183 東証プライム
4,383
4/26 15:00
+84(1.95%)
時価総額 897,481百万円
大手総合化学メーカー。ライフ&ヘルスケア、モビリティ、ICTなど4事業を展開する。ケメガネレンズ材料やフォトマスク防塵カバーで世界シェアトップ。今期3Q累計は需要低迷が販売に影響した。子会社も売却した。 記:2024/04/14
4185 東証プライム
4,331
4/26 15:00
-3(-0.07%)
時価総額 902,580百万円
大手化学メーカー。半導体材料やディスプレイ材料に加え、バイオプロセス材料や診断薬材料、ABS樹脂等を提供。合成樹脂事業は足踏み。24.3期3Qはライフサイエンス事業が増収。CDMO事業の新工場稼働が寄与。 記:2024/03/04
5020 東証プライム
711.9
4/26 15:00
+8.5(1.21%)
時価総額 2,299,639百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5108 東証プライム
6,725
4/26 15:00
+14(0.21%)
時価総額 4,799,619百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
6301 東証プライム
4,264
4/26 15:00
-73(-1.68%)
時価総額 4,149,495百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
6471 東証プライム
851.8
4/26 15:00
-12.9(-1.49%)
時価総額 469,570百万円
国内最大のベアリングメーカー。産業機械軸受と精密位置決め用部品を手掛ける。自動車軸受や自動車部品等も。24.3期3Qは増収。自動車事業が売上下支え。自動車生産台数の増加で日本、米州などで売上が増加。 記:2024/02/26
6506 東証プライム
6,360
4/26 15:00
+147(2.37%)
時価総額 1,696,148百万円
メカトロニクス・ロボットメーカー。サーボモータとインバータは世界シェアトップ。産業用、半導体製造装置用ロボット等も。モーションコントロール部門は堅調。インバータ事業が牽引。24.2期3Q累計は増収。 記:2024/01/27
2,539.5
4/26 15:00
+5.5(0.22%)
時価総額 4,968,349百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6841 東証プライム
3,444
4/26 15:00
+33(0.97%)
時価総額 925,144百万円
大手制御機器・計測器メーカー。プラント生産設備の制御・運転監視を行う分散型制御システム等の提供が主力。制御事業は値上げ効果や大型案件の寄与などで好調。特別利益を計上。24.3期3Q累計は収益伸長。 記:2024/04/14
7013 東証プライム
3,564
4/26 15:00
+25(0.71%)
時価総額 551,280百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7182 東証プライム
1,593
4/26 15:00
+8(0.5%)
時価総額 5,973,025百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局などを通じてサービス提供を行う。貯金等は日本国債、外国社債等で運用。総資産は229兆1481億円。有価証券利息配当金、その他経常収益は増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/04/08
7203 東証プライム
3,510
4/26 15:00
+13(0.37%)
時価総額 57,265,604百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7911 東証プライム
3,637
4/26 15:00
+5(0.14%)
時価総額 1,271,881百万円
大手印刷会社。印刷で2強。マーケティングやコンテンツ等の情報関連、包装資材や建装材、ディスプレイ、半導体関連も手掛ける。今期3Q累計はDXや半導体関連が堅調も、海外のパッケージや建装材が足踏みとなった。 記:2024/03/11
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8338 東証プライム
305
4/26 15:00
+5(1.67%)
時価総額 25,179百万円
茨城県が地盤の地銀。関東つくば銀行と茨城銀行の合併により設立。中小企業支援、サステナブル経営に注力。総資産は2兆8480億円。預金は公金預金、個人預金が増加。役務取引等収益は堅調。24.3期3Qは増収。 記:2024/02/22
9021 東証プライム
2,963.5
4/26 15:00
-11.5(-0.39%)
時価総額 1,446,197百万円
大手鉄道会社。近畿や北陸、中国、九州北部を営業エリアに、山陽新幹線や北陸新幹線、東海道本線等の路線を運営する。今期3Q累計はインバウンド需要の増加や利用の回復、構造改革の進展により、3期連続で増収、増益。 記:2024/03/03