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前場に注目すべき3つのポイント~先高期待が一段と強まる~

2024/2/16 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~先高期待が一段と強まる~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■先高期待が一段と強まる ■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円 ■前場の注目材料:京セラ、米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産 ■先高期待が一段と強まる 16日の日本株市場は、買い優勢の相場展開になりそうだ。15日の米国市場は、NYダウが348ドル高、ナスダックは47ポイント高だった。1月の米小売売上高が予想を下回り、利下げ期待が強まった。一方、アップルは、著名投資家バフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイが保有している同社株のうち一部を前四半期に売却したことが当局への報告で明らかになり、ハイテク株への重荷となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比435円高の38575円、円相場は1ドル149円90銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。米国市場ではハイテク株の一角が利食いに押される格好となったが、利下げ期待から景気敏感株などが買われた。また、取引終了後に決算を発表したアプライド・マテリアルズは、予想を上回る内容が材料視され時間外取引で買われており、安心感につながろう。 日経225先物はナイトセッションで一時38590円まで買われるなど、強いトレンドを継続している。過熱感が警戒されやすいものの、シティグループ証券は、日経平均株価の2024年の高値予想を従来の3万9000円から4万5000円に引き上げたと報じられている。年初からの急ピッチの上昇によって買い遅れている投資家において、買いを促すことが見込まれる。もっとも、インデックスに絡んだ売買が中心であるため、主力大型株主導となる。出遅れ感があるとしても、中小型株には資金が向かいづらい需給状況だろう。 また、決算発表が一巡したことから、手掛けづらさも意識されてきそうだ。好業績銘柄を見直す流れのなか、強い基調をみせてくる銘柄などへは、短期的な値幅取り狙いの資金が集中しやすい。そのほか、「ChatGPT」を開発したオープンAIは、新しいAIシステムを発表したと報じられている。ユーザーの入力したテキストのプロンプトに基づいて現実世界のような動画を作成することが可能になるようであり、生成AI関連などへの物色も意識されそうだ。 ■トレンド、23/12営業利益 4.0%増 326億円、24/12予想 62.3%増 529億円 トレンド<4704>が発表した2023年12月期業績は、売上高が前期比11.1%増の2486億9100万円、営業利益は同4%増の326億200万円だった。2024年12月期業績は、売上高が前期比9%増の2710億円、営業利益は同62.3%増の529億円を計画。日本や欧州、アジアなどで売り上げ増加を見込む。あわせて最大400億円、発行済み株式総数(自己株式を除く)の4.64%にあたる630万株を上限とする自社株買いを実施すると発表。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(38157.94、+454.62) ・NYダウは上昇(38773.12、+348.85) ・ナスダック総合指数は上昇(15906.18、+47.03) ・シカゴ日経先物は上昇(38575、大阪比+435) ・VIX指数は低下(14.01、-0.37) ・米原油先物は上昇(77.59、+1.23) ・米長期金利は低下 ・米国のインフレ沈静化観測 ・京セラ<6971>米に新工場、衛星向け水晶発振器を量産 ・岩谷産業<8088>「グリーンLPG」25年度実証、バイオ燃料で合成 ・ルネサス<6723>8879億円で米社買収、電子機器の設計効率化 ・北越コーポ<3865>社長、大王製紙との提携「合併超す効果出せる」 ・オリックス<8591>三徳船舶を完全子会社化、3000億円規模 ・三菱自<7211>三菱商事などと、低価格時間に電動車充電実証 ・リケンNPR<6209>営業益30億円の効果創出、国内営業を1年内に統合 ・日本ガイシ<5333>要素技術の活用先探索にAI提案、年内に100候補出力 ・三菱重<7011>ウズベキスタンでGTCC受注、60万kW級 ・三菱電機<6503>空調・低温機器を一括管理、システム試作 ・富士通<6702>3Dツール・VRシステム刷新、よりリアルに製造現場検証 ・KDDI<9433>サブ6対応エリア2倍に、衛星通信の干渉回避、基地局出力を増強 ・シャープ<6753>V2H参入、太陽光・蓄電池・EVを連携 ・出光興産<5019>ソーラーフロンティアと、宮崎大に太陽光発電、学内設置で国内最大級 ・中部電力<9502>グループのJERA、インドネシア社と協業、LNG調達・運用最適化 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・09:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演 ・中国休場(春節、17日まで) 《ST》
関連銘柄 16件
3865 東証プライム
1,345
5/9 13:09
-36(-2.61%)
時価総額 252,931百万円
製紙会社。新潟県を地盤とする。印刷紙や情報紙の洋紙の製造、販売を主力に、白板紙や特殊紙、パッケージを提供する。今期3Q累計は紙パルプやパッケージの価格改定が収益に寄与した。販売数量も堅調に推移した。 記:2024/04/12
4704 東証プライム
7,800
5/9 13:09
-167(-2.1%)
時価総額 1,098,217百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
5019 東証プライム
1,031.5
5/9 13:09
+8.5(0.83%)
時価総額 1,536,238百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5333 東証プライム
2,118
5/9 13:09
+11.5(0.55%)
時価総額 672,105百万円
ガイシで世界首位。自動車排ガス浄化用セラミックスやNAS電池なども。24.3期3Q累計は自動車関連が堅調も半導体装置関連が足踏み。30年度迄にパワー半導体向け絶縁放熱回路基板の生産能力を2.5倍に増強へ。 記:2024/03/11
6209 東証プライム
2,984
5/9 13:09
+50(1.7%)
時価総額 83,645百万円
リケンと日本ピストンリングが経営統合して発足。自動車エンジン部品などの自動車関連製品や船舶・産業用製品等を手掛ける。自動車生産台数の回復や円安効果等で、24.3期3Qは売上堅調。通期業績予想を上方修正。 記:2024/04/16
6503 東証プライム
2,785
5/9 13:09
-31.5(-1.12%)
時価総額 5,979,958百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6702 東証プライム
2,390.5
5/9 13:09
+60.5(2.6%)
時価総額 4,950,984百万円
国内最大、世界有数のITサービス企業。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。24.3期2Qは小幅増収。サービスソリューションが売上下支え。コンサル等の需要が拡大。 記:2024/01/16
2,522
5/9 13:09
+0.5(0.02%)
時価総額 4,934,111百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
6753 東証プライム
856.3
5/9 13:09
+3.7(0.43%)
時価総額 556,944百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6971 東証プライム
1,905
5/9 13:09
+11.5(0.61%)
時価総額 2,877,453百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7011 東証プライム
1,240.5
5/9 13:09
-87(-6.55%)
時価総額 4,185,010百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7211 東証プライム
453.5
5/9 13:09
-20(-4.22%)
時価総額 675,843百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10
8088 東証プライム
8,946
5/9 13:04
+26(0.29%)
時価総額 523,896百万円
ガス販売会社。LPガスやLNG、都市ガスの供給に加え、水素や酸素等の産業ガス、溶接機器やロボットも手掛ける。水素事業を育成。今期3Q累計は産業ガスや機械等の工業分野向けが堅調だった。過去最高益を更新した。 記:2024/02/08
8591 東証プライム
3,480
5/9 13:09
+257(7.97%)
時価総額 4,378,804百万円
大手金融サービス。リースやローン、投資、生保、銀行、不動産開発・賃貸、再生可能エネルギーなど事業領域多岐。不動産は運営施設のサービス収入が増加。事業投資・コンセッションは伸長。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/24
9433 東証プライム
4,317
5/9 13:08
+39(0.91%)
時価総額 9,947,145百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。子会社に沖縄セルラーやJCOMなど。1409次元の次世代暗号を世界で初めて解読し、耐量子暗号実用化に向け前進。業容好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/04
9502 東証プライム
1,983
5/9 13:09
-1.5(-0.08%)
時価総額 1,503,114百万円
東海4県と長野県を管轄する電力会社。ガス小売も。再エネや海外M&Aを推進。火力発電は東電と合弁で行う。24.3期3Q累計は電源調達価格低下で期ズレ差益が拡大。持分法損益も急改善。通期大幅増益・増配を計画。 記:2024/02/07