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前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極め~

2023/10/26 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り一巡後の底堅さを見極め~ 26日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■売り一巡後の底堅さを見極め ■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円 ■前場の注目材料:THK、25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集 ■売り一巡後の底堅さを見極め 26日の日本株市場は、売り一巡後の底堅さを見極める相場展開になりそうだ。25日の米国市場はNYダウが105ドル安、ナスダックは318ポイント安だった。主要企業の決算発表が本格化するなか、前日の取引終了後に決算を発表したアルファベットは、クラウドの売り上げが予想を下回ったことが嫌気され大幅な下落となるなか、ハイテク株へ売りが波及した。また、9月の米新築住宅販売件数が予想を上回ったことから米長期金利が上昇したことも相場の重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比260円安の30980円。円相場は1ドル150円10銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まりそうだ。昨日の日経平均は一時31500円に迫る場面も見られたが、再び31000円水準での攻防になりそうだ。ボリンジャーバンドの-1σが31170円辺りに位置しているため、これをあっさり割り込んでくるようだと、31000円割れを狙った短期的な売り仕掛けの動きが入りやすいだろう。もっとも、決算発表が本格化するなかでは積極的な売買は手控えられるため、売り一巡後の底堅さを見極めたい。 米国の取引終了後に決算を発表したメタプラットフォームズは、1株利益と売上高が予想を上回ったとして、時間外取引で上昇している。決算に振らされやすい需給状況ではあるが、下支えになりそうだ。米国ではハイテク株を中心に売られた流れから、指数インパクトの大きい値がさハイテク株が軟調推移となる可能性があるため、日経平均の重荷となりそうである。一方で、円相場が1ドル150円台で推移していることもあり、自動車など輸出関連の一角に資金が向かいそうだ。また、米長期金利が再び5%台に接近しているため、金融セクターへの資金流入が意識されそうであり、全体としてはTOPIX型優位になろう。 そのほか、昨日は中国の経済対策への期待から買われた面もあるため、中国市場の動向にらみの展開にもなりそうである。そのほか、SOX指数は4%を超える下落となるなか、ハイテク株への売りが強まるだろうが、足もとの半導体不況は織り込まれている一方で、来期以降の回復をにらんだ中長期的なスタンスでの押し目狙いのタイミングを見極めたい。 ■山崎パン、3Q営業利益 73.9%増 278億円 山崎パン<2212>は発表した2023年12月期第3四半期業績は、売上高が前年同期比6.8%増の8462.25億円、営業利益は同73.9%増の278.68億円だった。主力製品の品質向上をはかるとともに、低価格帯製品や値頃感のある製品の品揃えを充実し、女性製品開発担当者による高付加価値製品の開発に取り組んだ。一部の食パン、菓子パンの価格改定を実施したが、これを下支えする低価格帯製品や値頃感のある製品を充実強化したこともあり、業績は好調に推移した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(31269.92、+207.57) ・1ドル=150.00-10円 ・米原油先物は上昇(85.39、+1.65) ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・THK<6481>25年めど自社開発EVの公道実証、機械要素技術を結集 ・マツダ<7261>中国市場の巻き返し図る、25年にEV投入 ・IHI<7013>15年ぶり最終赤字900億円、航空機エンジンの不具合響く ・三菱電機<6503>防衛装備品で8生産棟新設、220億円投資 ・トヨタ自<7203>来月からEV専用車「bZ4X」一般販売、一部改良も実施 ・出光興産<5019>ビスフェノールA事業から撤退 ・伊藤忠<8001>エジプト社とスエズ運河で船舶向けアンモニア供給拠点開発 ・NTT<9432>日台間でIOWN接続、中華電信と合意 ・日立建機<6305>九電と建設現場の電力供で協業 ・ENEOS<5020>東芝とCO2電解技術活用で合成燃料製造の事業性評価で合意 ・三浦工業<6005>水素専焼小型ボイラ開発、燃料消費量1割低減 ・アズビル<6845>フォレストエナジーと資本提携、再生エネ供給強化 ・三菱重<7011>水素発電向けポンプ開発へ、大容量供給型 ・IHI<7013>東南アで低炭素発電の検討開始 ・東京ガス<9531>CO2資源化サービス、炭酸塩を顧客先で製造 ・旭化成<3407>米NFWに出資、低環境負荷レザーで連携 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 16件
2212 東証プライム
3,645
5/17 14:54
+28(0.77%)
時価総額 802,932百万円
国内最大の製パン会社。菓子パンに強み。コンビニの経営も。傘下に洋菓子の不二家。24.12期は菓子パンの増販や子会社の改善を想定。前期に行った値上げ効果の通期化も見込む。最高業績の連続更新を計画。増配予定。 記:2024/02/15
3407 東証プライム
1,036
5/17 14:54
+4.5(0.44%)
時価総額 1,444,114百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
5019 東証プライム
1,005
5/17 14:54
+18(1.82%)
時価総額 1,496,771百万円
石油元売りで国内2位。19年に昭和シェル石油と統合。石化製品や資源・再エネ開発なども。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や電力用石炭の市況軟化で足踏み。マレーシアで独自エンプラ製造装置の商業運転開始。 記:2024/03/09
5020 東証プライム
748.4
5/17 14:54
+3(0.4%)
時価総額 2,417,544百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
6005 東証プライム
2,941.5
5/17 14:54
-16.5(-0.56%)
時価総額 368,543百万円
大手ボイラメーカー。小型貫流ボイラや船舶用ボイラ等を製造、販売する。産業用ボイラに強みを持つ。エアコンプレッサや食品機器、水処理機器、医療機器等も提供。今期3Q累計は国内外でボイラ販売が堅調に推移した。 記:2024/03/07
6305 東証プライム
4,410
5/17 14:49
-21(-0.47%)
時価総額 948,657百万円
総合建設機械メーカー。油圧ショベルなどの建設機械で国内2位。世界でも上位。鉱山機械も。米州事業の拡大等に取り組む。中国は販売伸び悩むが、米州やアジア・大洋州等は販売堅調。24.3期2Qは2桁増収増益。 記:2024/01/16
6481 東証プライム
3,187
5/17 14:49
-70(-2.15%)
時価総額 413,854百万円
機械部品メーカー。直動案内機器で世界シェアトップ。工作機械や産業用ロボット、半導体製造装置等の直動システムを製造、販売する。輸送機器や医療機器、免震装置向けに事業を拡大。23年12月期の産業機器が足踏み。 記:2024/03/08
6503 東証プライム
2,818.5
5/17 14:49
-4(-0.14%)
時価総額 6,051,889百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6845 東証プライム
4,440
5/17 14:49
+8(0.18%)
時価総額 638,032百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
7011 東証プライム
1,366.5
5/17 14:49
+20.5(1.52%)
時価総額 4,610,090百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
7013 東証プライム
3,982
5/17 14:49
-7(-0.18%)
時価総額 615,936百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,426
5/17 14:49
+74(2.21%)
時価総額 55,895,145百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7261 東証プライム
1,574
5/17 14:49
-0.5(-0.03%)
時価総額 994,459百万円
自動車メーカー。世界初の圧縮着火ガソリンエンジン「スカイアクティブx」など独自技術を保有。デザイン力にも定評。車載用円筒形リチウムイオン電池の供給でパナソニックエナジーと連携強化。3Q累計は利益急伸。 記:2024/03/31
8001 東証プライム
7,212
5/17 14:49
-53(-0.73%)
時価総額 11,430,227百万円
大手総合商社。繊維や機械、金属、エネルギー、化学、食料、住生活など、8カンパニー制で事業展開。ビッグモーターの事業を継承。今期3Q累計はエネルギーや化学品、金属が足踏みも、食料が回復、住生活が堅調だった。 記:2024/03/31
9432 東証プライム
151.7
5/17 14:49
-2.3(-1.49%)
時価総額 13,736,483百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9531 東証プライム
3,387
5/17 14:49
+14(0.42%)
時価総額 1,472,922百万円
首都圏を中心に関東1都6県に都市ガスを供給。新電力としては国内最大級の発電能力も有す。水素・アンモニアなどの次世代エネ開発を強化へ。24.3期3Q累計は暖冬の影響などでガス販売量が伸びず。期末増配を予定。 記:2024/02/07