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前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒した持ち高調整~

2023/10/16 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒した持ち高調整~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■地政学リスクを警戒した持ち高調整 ■ローソン、2Q経常利益 52.4%増 479億円 ■前場の注目材料:AZ丸和HD、M&A加速100億円投資、外食物流参入も視野 ■地政学リスクを警戒した持ち高調整 16日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。13日の米国市場はNYダウが39ドル高、ナスダックは166ポイント安だった。JPモルガンやシティの予想を上回る決算を手掛かりに買い先行で始まった。その後、10月ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化を嫌気した売りに押され、NYダウは上げ幅を縮めた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比365円安の31885円。円相場は1ドル149円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで節目の32000円を割り込んだことから、先週の大幅なリバウンドに対する反動が警戒されそうだ。ミシガン大学消費者信頼感指数では1年先のインフレ期待が予想を上回ったことからインフレ懸念が再燃したほか、中東情勢の緊迫化によってNY原油先物相場が大幅に上昇したことも重荷となった。特にJPモルガンの決算評価も買い一巡後は上げ幅を縮めていたこともあり、中東情勢への警戒が重荷となっているようだ。 そのため地政学リスクを警戒した持ち高調整の流れが継続する可能性があることから、積極的な売買は手控えられそうだ。国内においても先週末には決算や業績修正が多数発表されていた。上方修正などポジティブな内容の企業へは個別での資金流入が見込まれるものの、反対に利益確定に向かわせるようだと、より持ち高圧縮に向かわせる可能性がある。 先週末の取引終了後に決算を発表したところでは、高島屋<8233>、メタリアル<6182>、サーバーワークス<4434>、ローソン<2651>、エーアイ<4388>、良品計画<7453>などが評価されそうだが、反応が限られるようだと持ち高調整の動きが強まりそうだ。また、先週はレーザーテック<6920>が連日で売買代金トップとなるなど資金が集中していた。本日は売りが先行することになろうが、売り一巡後の底堅さを見極め、相場全体のセンチメントを確認することになりそうだ。 ■ローソン、2Q経常利益 52.4%増 479億円 ローソン<2651>が発表した2024年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比11.1%増の5454.92億円、経常利益は同52.4%増の479.09億円だった。国内コンビニエンスストア事業において、前年に本格導入を開始した「無印良品」の導入店舗数は8月末日現在12484店舗となった。人流の増加に伴いカウンターファストフード、ソフトドリンク及び米飯の売上が伸長したほか、店内調理サービス「まちかど厨房」や化粧品などの売上が伸長した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33670.29、+39.15) ・米原油先物は上昇(87.69、+4.78) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・AZ丸和HD<9090>M&A加速100億円投資、外食物流参入も視野 ・トヨタ自<7203>全販売店で統合管理システム運用、生産から納車可視化 ・パナソニックHD<6752>米子会社、英社買収、通販物流システム強化 ・ダイセル<4202>無針注射器の市場開拓、米社と提携・医療機器参入へ新会社 ・トヨタ自<7203>SUV「ライズ」注文取り消し、ダイハツ不正影響 ・ニッケ<3201>反毛繊維増産、古着を再原料化 ・丸紅<8002>タイ化粧品に59億円出資、東南ア需要取り込み ・コスモエネHD<5021>関電と、大阪南部でCCS供給網検討 ・豊田通商<8015>軽油船にバイオ燃料供給、福岡市と実証 ・住友ゴム<5110>RFID搭載市販タイヤ発売、使用状況・走行履歴を分析 ・NTN<6472>0.6mm径の滑り軸受量産へ、超小型ファン用 ・KOA<6999>抵抗検出型電流センサー開発、25年めど投入 ・キヤノン<7751>「ナノインプリント」実用化、半導体露光装置を発売 ・CTC<4739>生成AI環境構築サービス、業務・目的に特化 ・タキロンシーアイ<4215>ポリカ樹脂成形で車部品に参入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・13:30 8月鉱工業生産改定値(速報値:前月比0.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 21件
2651 東証プライム
10,320
5/7 15:00
+5(0.05%)
時価総額 1,035,096百万円
コンビニ大手。傘下に高級スーパーの成城石井や映画館のユナイテッド・シネマなど。親会社は三菱商事。店内調理サービス「まちかど厨房」や一般用医薬品取扱い店舗を拡充。業容好調で、24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/01/27
3201 東証プライム
1,359
5/7 15:00
+4(0.3%)
時価総額 117,525百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材・製品に加え、産業用資材や生活用資材を提供。一般企業制服用素材では交通関係向けが販売増。産業機材事業は売上堅調。23.11期通期は増収、営業増益。 記:2024/01/17
4202 東証プライム
1,464
5/7 15:00
+4(0.27%)
時価総額 443,509百万円
化学中堅。世界首位の自動車エアバッグ用ガス発生装置や液晶フィルム材料に強み。自動車生産の回復で自動車エアバッグ用インフレータは販売数量増。コスメ・健康食品事業は売上増。24.3期3Q累計は2桁増益。 記:2024/03/31
4215 東証プライム
659
5/7 15:00
+8(1.23%)
時価総額 64,288百万円
合成樹脂製品メーカー。建築資材や環境資材、高機能材、機能フィルムを製造、販売。伊藤忠商事傘下。シュリンクフィルムなどは伸び悩む。24.3期3Qは建築資材事業が増益。値上げ効果などで床材の販売が堅調。 記:2024/04/08
4388 東証グロース
800
5/7 15:00
+12(1.52%)
時価総額 4,134百万円
読み上げ用音声合成ソフトを法人、個人向けに提供。独自の音声合成技術に強み。24.3期3Q累計は防災分野での補助金を背景に法人向け製品が堅調。個人向け新製品も貢献して二桁増収・黒字転換。通期計画を上方修正。 記:2024/02/07
4434 東証スタンダード
2,874
5/7 15:00
+179(6.64%)
時価総額 22,253百万円
米アマゾン社が提供するクラウド基盤「AWS」の課金代行サービスが柱。AWS構築・移行支援も。24.2期3Q累計は課金代行が順調増。構築・移行支援も好伸して大幅増収増益に。4Qに来期に向けた戦略投資を予定。 記:2024/02/06
4,315
11/30 15:00
±0(0%)
時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
7,475
5/7 15:00
-8(-0.11%)
時価総額 633,663百万円
石油元売りで国内3位。石化、石油開発、再エネも。昨年12月に投資ファンドから当社株取得の岩谷産業が筆頭株主に。岩谷とは水素事業で関係強化へ。24.3期3Q累計は在庫評価影響の縮小や石化の市況軟化で足踏み。 記:2024/03/09
5110 東証プライム
1,868.5
5/7 15:00
-19(-1.01%)
時価総額 491,496百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6182 東証グロース
1,074
5/7 15:00
+64(6.34%)
時価総額 11,479百万円
AI活用の機械翻訳サービスを提供。人による従来型翻訳・通訳、メタバース事業なども手掛ける。導入企業数は6000社超。費用最適化による利益率の改善等で、AI事業は収益好調。24.2期3Q累計は大幅増益。 記:2024/03/05
6472 東証プライム
310.4
5/7 15:00
+3.1(1.01%)
時価総額 165,277百万円
大手ベアリングメーカー。自動車向けのハブベアリングやドライブシャフトで世界シェアトップクラス。アフターマーケット向けにも強み。「H3ロケット」試験機2号機に軸受を供給。半導体不足解消し3Q累計は利益急伸。 記:2024/02/22
1,382
5/7 15:00
-5.5(-0.4%)
時価総額 3,391,507百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6920 東証プライム
42,390
5/7 15:00
+1,720(4.23%)
時価総額 3,996,784百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6999 東証プライム
1,593
5/7 15:00
-24(-1.48%)
時価総額 64,485百万円
抵抗器中心の電子部品メーカー。サーミスター、集積回路、磁気ディスクなどを手掛ける。固定抵抗器で世界トップシェア。日本、中国は家電向け等が伸び悩む。24.3期3Qはヨーロッパが増収。自動車向けが販売増。 記:2024/04/07
7203 東証プライム
3,599
5/7 15:00
+18(0.5%)
時価総額 58,717,638百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7453 東証プライム
2,441
5/7 15:00
-59(-2.36%)
時価総額 685,384百万円
大手雑貨店チェーン。生活雑貨や衣服、食品等を販売する「無印良品」を国内で展開。海外では「MUJI」を展開。国内外で1230店舗展開。国内は28店舗を新規出店。国内事業は収益伸長。24.8期1Qは大幅増益。 記:2024/02/02
7751 東証プライム
4,328
5/7 15:00
+51(1.19%)
時価総額 5,772,526百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
8002 東証プライム
2,914
5/7 15:00
+13.5(0.47%)
時価総額 5,006,870百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
10,130
5/7 15:00
+105(1.05%)
時価総額 3,586,597百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09
8233 東証プライム
2,332
5/7 15:00
+40.5(1.77%)
時価総額 414,534百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、新宿、大阪、京都などに大型店を有し、海外ではシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。子会社の東神開発と「まちづくり」を推進。国内顧客とインバウンド好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/01/26
1,175
5/7 15:00
+20(1.73%)
時価総額 151,419百万円
小売業向け3PLが柱の物流会社。低温食品物流に強み。個人事業主を束ねて行う宅配「桃太郎便」も。全国向け幹線輸送の増加でEC常温輸配送事業は増収。EC常温3PL事業は売上好調。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/03/30