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前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の底堅さを見極め~

2023/10/11 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~買い一巡後の底堅さを見極め~ 11日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■買い一巡後の底堅さを見極め ■イオンモール、2Q営業利益 7.0%増 244億円 ■前場の注目材料:NTT、主要都市間で低遅延通信、IOWN事業拡大 ■買い一巡後の底堅さを見極め 11日の日本株市場は、買い一巡後は次第にこう着感が強まる相場展開が見込まれる。10日の米国市場はNYダウが134ドル高、ナスダックは78ポイント高だった。中国が景気刺激策を検討しているとの報道を受けた期待感や金利先高観の後退から買い優勢の展開。アトランタ連銀のボスティック総裁は、これ以上の追加利上げが必要になるとは思わないと再表明し、債券利回りが一段と低下すると買いの勢いが強まった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比90円高の31820円。円相場は1ドル148円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで一時31970円まで買われる場面も見られており、節目の32000円が意識されやすいだろう。一方で、昨日の日経平均は750円超の大幅上昇を見せたこともあり、32000円に接近する局面においては、目先的な達成感につながる可能性がありそうだ。そのため、買い一巡後の底堅さを見極めたいところだろう。 また、米高官らのハト派発言から追加の利上げ観測は後退しているが、11日の米国市場では米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が公開されるほか、今週はPPIやCPIの発表を控えていることもあり、内容次第では利上げ観測が再び強まる可能性もあるだろう。そのため、売り方の持ち高調整に伴い買い戻しの動きは入りやすいものの、積極的な買いは入れづらい面はありそうだ。 中東情勢の緊迫については、米国での反応は限られたものの、リスク回避姿勢が強まる可能性もあることから、リバランス以外では持ち高を積極的に傾けてくる動きも期待しづらいところである。そのため、インデックスに絡んだ商いが中心になりやすいだろう。昨日はファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、ソフトバンクG<9984>、アドバンテ<6857>などが日経平均をけん引する格好となった。リバランスの動きが強まるようだと、相対的に出遅れている日経平均型への買い戻しの動きに向かわせよう。 ■イオンモール、2Q営業利益 7.0%増 244億円 イオンモール<8905>が発表した2024年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比8.6%増の2108.07億円、営業利益は同7%増の244.58億円だった。想定客数の未達やコロナ下での新規モールオープンによる空床の影響等もあり、営業収益が想定した水準を下回ったことから、営業利益についても計画には届かなかった。なお、24年2月期業績は、営業収益が前期比12.2%増の4470億円、営業利益は同33%増の585億円とする計画を据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(31746.53、+751.86) ・NYダウは上昇(33739.30、+134.65) ・ナスダック総合指数は上昇(13562.84、+78.60) ・シカゴ日経先物は上昇(31820、大阪比+90) ・SOX指数は上昇(3512.07、+44.72) ・VIX指数は低下(17.03、-0.67) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・NTT<9432>主要都市間で低遅延通信、IOWN事業拡大 ・三菱重<7011>グループの造船、30年度に売上高1000億円、LNG船エンジ拡大 ・NTT<9432>ドコモ、携帯の通信品質改善へ300億円先行投資 ・デンソー<6902>車載用ソフト開発のオーバス合併、CASE対応加速 ・三菱電機<6503>SiC新会社に750億円出資、半導体事業を拡大 ・日本ケミコン<6997>174億円調達、アルミ電解コンデンサーの増産体制など整備 ・住友商事<8053>バイオエタノール輸入拡大で韓・化学品流通と合意 ・ミスミG<9962>海外拠点にAI在庫制御システム導入、欠品防止で失注回避 ・アズビル<6845>外資DCに空調拡販、統合管理機器会社と提携 ・朝日ラバー<5162>丸紅情報と、防塵・防水・耐候のIoTセンサー開発 ・航空電子<6807>RFIDインレイ用フィルムアンテナ開発、森林境界杭を容易に発見 ・野村総研<4307>TOFセンサー非搭載端末でも3辺計測、新技術 ・富士フイルムHD<4901>グループのBI、化学物質の管理時間削減、法規制対応を効率化 ・ENEOS<5020>合成燃料の世界大手と協業 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 18件
4307 東証プライム
3,940
4/26 15:00
-15(-0.38%)
時価総額 2,408,731百万円
大手システムインテグレーター。経営等のコンサルティングやITシステムの開発、運用、サービスを提供。金融や流通に強み。コンサルティングは堅調。DX関連、社会課題案件などが寄与。24.3期2Qは増収増益。 記:2024/01/28
3,328
4/26 15:00
+5(0.15%)
時価総額 4,139,623百万円
富士フイルムグループの持株会社。デジカメや写真関連、医薬品製造開発受託、高機能材料、オフィス関連等を手掛ける。イメージング部門は堅調。デジタルカメラなどの販売が伸びる。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/02/25
5020 東証プライム
711.9
4/26 15:00
+8.5(1.21%)
時価総額 2,299,639百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5162 東証スタンダード
551
4/26 15:00
-3(-0.54%)
時価総額 2,545百万円
工業用や医療・衛生用のゴム製品を製造・販売。自動車内装照明向けゴムや卓球ラケット用ラバーに強み。24.3期3Q累計は医療・衛生用の拡大で工業用の苦戦を補えず。26年4月稼働を目標に第二福島工場を増築予定。 記:2024/04/12
6503 東証プライム
2,393
4/26 15:00
-4(-0.17%)
時価総額 5,138,254百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6807 東証プライム
2,487
4/26 15:00
-23(-0.92%)
時価総額 229,558百万円
大手コネクタメーカー。スマホや自動車向けコネクタに強み。車載用静電タッチパネル、航空機用ジャイロセンサ、油田掘削用センサも事業領域。内製能力の高さが強み。工場稼働低下の影響もあり、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/03/30
6845 東証プライム
4,340
4/26 15:00
+48(1.12%)
時価総額 623,662百万円
計測制御機器大手。ビル空調自動化や工場省エネ化に強み。ガス機器や水道機器、医薬品製造向けソリューション等も。ビルディングオートメーション事業は収益好調。既設建物向け分野等が堅調。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/16
6857 東証プライム
5,389
4/26 15:00
+47(0.88%)
時価総額 4,128,885百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6902 東証プライム
2,757
4/26 15:00
-29.5(-1.06%)
時価総額 8,689,457百万円
自動車部品で国内最大。カーエアコンや燃焼噴射装置に強み。トヨタ系列も系列外への販売も多い。24.3期3Q累計は客先の増産を受けて販売伸長。だが燃料ポンプのリコール費用が利益の重石に。政策保有株縮減の意向。 記:2024/04/12
6997 東証プライム
1,545
4/26 15:00
+14(0.91%)
時価総額 31,387百万円
大手コンデンサメーカー。アルミ電解コンデンサと材料のアルミニウム電極箔で世界トップシェア。チョークコイル等も。車載・産機関連の需要減などにより、コンデンサは足踏み。24.3期3Q累計は業績伸び悩む。 記:2024/02/22
7011 東証プライム
1,345.5
4/26 15:00
+17.5(1.32%)
時価総額 4,539,243百万円
国内最大の総合重機械メーカー。火力発電プラントで世界トップクラス。造船事業や米ボーイング向け機体製造等も。エナジー部門は受注好調。原子力発電システムの受注増などが寄与。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/04/08
8035 東証プライム
34,230
4/26 15:00
+630(1.88%)
時価総額 16,143,998百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8053 東証プライム
3,909
4/26 15:00
+52(1.35%)
時価総額 4,892,395百万円
総合商社大手。鋼管、メディアなどの非資源に強み。資源は非鉄金属が柱。24.3期3Q累計は自動車や建機が堅調。だが非鉄・化学品の市況が軟化。人件費増も利益の重石に。通期最終益反落を計画も連続増配を継続予定。 記:2024/02/07
8905 東証プライム
1,800
4/26 15:00
+13.5(0.76%)
時価総額 409,603百万円
商業施設デベロッパー最大手。イオンのショッピングセンターや商業施設の開発に加え、店舗の賃貸や運営・管理を行う。海外でのモール開発にも実績。今期3Q累計の売上高は過去最高を更新した。国内外ともに増加した。 記:2024/01/31
9432 東証プライム
168.2
4/26 15:00
-1.2(-0.71%)
時価総額 15,230,563百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9962 東証プライム
2,407.5
4/26 15:00
+59.5(2.53%)
時価総額 684,982百万円
機械部品商社。FA用部品や金型用部品、製造副資材、消耗品を提供。取扱メーカーは3000社以上。FA事業は海外が伸び悩む。VONA事業はアジア等における需要低迷が響く。24.3期3Q累計は業績足踏み。 記:2024/02/04
9983 東証プライム
41,390
4/26 15:00
-150(-0.36%)
時価総額 13,171,167百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。24.8期1Qは2桁増収増益。海外ユニクロ事業は堅調。マーケティング強化等が奏功し、中国大陸は販売好調。 記:2024/01/27
9984 東証プライム
7,782
4/26 15:00
+179(2.35%)
時価総額 13,408,028百万円
大手投資会社。傘下にビジョンファンドや通信会社、LINEヤフー等を持ち、AIやインターネット等の分野の企業に投資。今期3Q累計は増収、利益は改善傾向となった。デリバティブ関連や公開投資先の株価上昇が寄与。 記:2024/02/10