マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
37,903.29
+87.37
暗号資産
FISCO BTC Index
5/3 4:21:25
9,078,989
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~中小型株の良好な決算へは個人投資家主体の資金が集中~

2022/11/8 8:40 FISCO
*08:40JST 前場に注目すべき3つのポイント~中小型株の良好な決算へは個人投資家主体の資金が集中~ 8日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:中小型株の良好な決算へは個人投資家主体の資金が集中 ■ヤマハ発、22/12上方修正 営業利益 2200億円←2000億円 ■前場の注目材料:東芝、「滑る超音波透過シート」開発、非接触検査効率を向上 ■中小型株の良好な決算へは個人投資家主体の資金が集中 8日の日本株市場は、買い先行後はこう着感の強い相場展開が見込まれよう。7日の米国市場ではNYダウが423ドル高だった。8日に米中間選挙を控えるなか、下院で共和党優勢の思惑から、株式市場への逆風となる増税などの法案成立が難しくなるといった見方から、先回り的な買いが優勢だった。長期金利の上昇から朝方伸び悩んでいたハイテク株は引けにかけて買われる格好。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の27620円。円相場は1ドル146円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや買い先行で始まることになりそうだ。NYダウは75日線を支持線にリバウンドを見せており、11月2日につけた高値水準を捉えるなど、理想的なリバウンドの動きを見せている。VIX指数は低下傾向を継続しており、リスク選好に向かわせやすいだろう。とはいえ、米中間選挙の結果を受けた市場の反応を見極めたいとの見方や決算発表が本格化するなかで積極的な売買は手控えられやすく、買い一巡後は次第にこう着感が強まりやすい。 ただし、日経225先物はナイトセッションで75日線をサポートとした値動きだったこともあり、日経平均についても前日に上値を抑えられていた75日線を捉えてくる可能性はありそうだ。同線を上回ってくるようだと、リバランスに伴うショートカバーの動きは強まりやすいだろう。昨日は指数インパクトの大きい東エレク<8035>がリバウンドの動きを見せていたが、決算を控えるなかでアク抜け期待というよりは、ショートカバーの動きであろう。相対的に出遅れているハイテク株への修正リバウンドとなれば、こう着ながらもセンチメントを明るくさせそうだ。 物色の流れとしては引き続き決算を手掛かりとした物色は強まりやすく、特に中小型株の良好な決算へは個人投資家主体の資金が集中することによって強いリバウンドにつながっている。なお、昨夕に発表した決算では、三谷商<8066>、アイペットHD<7339>、ニチアス<5393>、JCU<4975>、宮入バル<6495>、マルハニチロ<1333>、いであ<9768>、三信電気<8150>、GMOTECH<6026>、GMOリサーチ<3695>、SANKYO<6417>、ニチコン<6996>、住友精化<4008>、ポート<7047>、ヤマハ発<7272>などが注目されそうだ。 ■ヤマハ発、22/12上方修正 営業利益 2200億円←2000億円 ヤマハ発<7272>は2022年12月期業績予想の修正を発表。売上高は2兆2000億円から2兆2700億円、営業利益を2000億円から2200億円に上方修正した。損益分岐点経営により、想定よりも経費削減やコストダウン活動が進捗し、コストアップ影響も小さくなる見通し。加えて、前提となる為替レートの変更(1ドル127円から132円、1ユーロ134円から137円)により、売上高・各利益を修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(27527.64、+327.90) ・NYダウは上昇(32827.00、+423.78) ・ナスダック総合指数は上昇(10564.52、+89.27) ・シカゴ日経先物は上昇(27620、大阪比+70) ・SOX指数は上昇(2450.62、+52.39) ・VIX指数は低下(24.35、-0.20) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・東芝<6502>「滑る超音波透過シート」開発、非接触検査効率を向上 ・第一生命HD<8750>アイペットをTOB、390億円投じ完全子会社化 ・大阪ソーダ<4046>医薬品原薬・中間体増産、松山に新設備、来春に能力2倍 ・住友化学<4005>京大・鳥取大、加圧部品不要の“柔固体”電池開発、コスト大幅減 ・ホンダ<7267>中国にEV第2弾、最新の車載通信モジュール搭載 ・日産自<7201>中国でロボタクシー、自動運転「レベル4」搭載 ・島津製<7701>航空機器事業の再編「次期中計も踏襲」、山本社長が方針 ・村田製作所<6981>MLCC部材増産で中国に新棟、445億円投資 ・太陽誘電<6976>下期のコンデンサー工場稼働率70% ・旭化成<3407>川崎に水素製造用の水電解試験設備、25年めど大型商用化 ・KHネオケム<4189>糖鎖ベンチャーに出資、新事業創出を加速 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 9月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+1.7%、8月:+1.7%) ・08:30 9月家計支出(前年比予想:+2.6%、8月:+5.1%) ・08:50 財務省外国為替平衡操作の実施状況(7-9月、日次ベース) ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(10月27-28日開催分) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 27件
1333 東証プライム
3,145
5/2 15:00
+62(2.01%)
時価総額 165,606百万円
水産食品最大手。魚介類の漁獲や養殖、販売に加え、家庭用や業務用の冷凍食品、加工食品等を提供する。加工食品にも強い。畜産や物流も行う。今期3Q累計は家庭用、業務用の加工食品が好調も、水産が足踏みとなった。 記:2024/02/10
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
3695 東証グロース
2,823
5/2 13:18
+43(1.55%)
時価総額 4,734百万円
マーケティングリサーチ会社。インターネットを活用した市場活動での調査、集計、分析業務の受託を手掛け、アジア最大級のパネルネットワークに強み。販売先フォーカスの変更が寄与し、23.12期実績は営業増益。 記:2024/03/28
4005 東証プライム
335.8
5/2 15:00
-9.8(-2.84%)
時価総額 556,038百万円
大手総合化学会社。エッセンシャルケミカルズやエネルギー、機能材料、情報電子化学、健康、農業、医薬品の分野で事業展開する。今期3Q累計はエッセンシャルケミカルズや機能材料、情報電子化学等が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4008 東証プライム
5,000
5/2 15:00
-30(-0.6%)
時価総額 69,865百万円
機能化学品メーカー。紙おむつの高吸水性樹脂に強み。化粧品向けポリマーやエレクトロニクスガス、工業薬品等を製造、販売する。今期3Q累計は吸水性樹脂の販売価格が低下。エレクトロニクスガス等の販売が伸び悩んだ。 記:2024/04/12
4046 東証プライム
9,500
5/2 15:00
+190(2.04%)
時価総額 253,954百万円
エポキシ樹脂原料で国内トップ。特殊合成ゴムや熱硬化性樹脂、医薬品製剤材料なども。24.3期3Q累計はアクリルゴムや医薬品製剤材料が好調。だが需要低下や設備トラブル影響で基礎化学品が低調。合成樹脂も足踏み。 記:2024/02/15
4189 東証プライム
2,376
5/2 15:00
+1(0.04%)
時価総額 88,266百万円
機能化学品メーカー。エアコン向け冷凍機油原料に強み。化粧品原料や半導体フォトレジスト原料なども。24.12期は冷凍機油原料の拡販を想定。海外向け化粧品原料や半導体関連も回復の見通し。増収・利益反発を計画。 記:2024/02/07
4975 東証プライム
3,690
5/2 15:00
-55(-1.47%)
時価総額 101,648百万円
プリント基板用や電子部品・半導体用、自動車部品用のめっき薬品・装置を製造・販売。表面処理技術に強み。24.3期3Q累計は自動車分野向けが堅調。だが電子分野向けの需要が冴えず。ワイン用葡萄農園子会社は譲渡。 記:2024/04/12
5393 東証プライム
4,250
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 288,201百万円
産業資材メーカー。断熱技術に強みを持ち、シール材や断熱材、フッ素樹脂製品等を製造、販売する。プラント向け工事・販売は石油精製、石油化学向けなどで需要増。工業製品は収益堅調。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/03/04
6026 東証グロース
5,730
5/2 14:59
+20(0.35%)
時価総額 6,309百万円
ネット広告サービス会社。検索エンジン対策、GoogleMap対策、アフィリエイト、SNS広告などを展開。顧客増等で不動産テック事業は売上伸長。23.12期通期は最終黒字転換。24.12期は2桁増益計画。 記:2024/02/23
6417 東証プライム
1,623
5/2 15:00
+1.5(0.09%)
時価総額 421,980百万円
パチンコ機・パチスロ機メーカー大手。関連装置も。パチンコ機ではエヴァンゲリオンシリーズの最新作を23年12月に投入。パチンコ機関連事業は堅調。販売台数が26万台と増加。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/11
6495 東証スタンダード
120
5/2 15:00
+1(0.84%)
時価総額 5,862百万円
LPG容器バルブメーカー。エネルギーガス中心のガス制御バルブや機器類を手掛け、高圧ガス取扱技術と超低温素材技術に定評。低温弁事業に注力。バルク付属機器や車載用の好調と原価改善効果で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/23
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6976 東証プライム
3,604
5/2 15:00
-103(-2.78%)
時価総額 469,306百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,798
5/2 15:00
-77.5(-2.7%)
時価総額 5,672,786百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
6996 東証プライム
1,343
5/2 15:00
-7(-0.52%)
時価総額 104,754百万円
電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサを主軸に蓄電システムも。24.3期3Q累計は家庭用蓄電システムやEV充電器が好調。だが家電用・産業用コンデンサが冴えず。販管費増も利益の重石に。独禁法関連特損は解消。 記:2024/04/15
7047 東証グロース
1,980
5/2 15:00
+3(0.15%)
時価総額 23,873百万円
就活情報サイト「キャリアパーク!」、就活生向け企業口コミサイト「就活会議」を運営。外壁塗装専門サイト等も。成約件数の増加等で人材支援サービスは好調。24.3期3Qは2桁増収増益。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/05
7201 東証プライム
580
5/2 15:00
+0.7(0.12%)
時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7267 東証プライム
1,783
5/2 15:00
-4.5(-0.25%)
時価総額 9,689,330百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。日本、北米を中心に販売台数が増加。二輪は欧州販売台数が大幅増。24.3期3Qは2桁増収増益。 記:2024/02/25
7272 東証プライム
1,427
5/2 15:00
-17.5(-1.21%)
時価総額 1,499,280百万円
輸送機器大手。二輪で世界2位、船外機やウォータービークルでは世界トップ級。産業用ロボット、ゴルフカー、発電機なども事業領域。水素エンジン搭載ゴルフカーを開発。出荷増で23.12期営業利益は過去最高益更新。 記:2024/02/23
3,540
2/28 14:59
±0(0%)
時価総額 38,551百万円
アイペット損害保険を中核とする持株会社。ペット保険市場シェア国内2位。契約継続率は約90%。ペットの困りごと相談サイトも運営。業容好調で、3Q累計は利益急伸。第一生命HDのTOBで、3月1日上場廃止へ。 記:2023/02/07
7701 東証プライム
4,317
5/2 15:00
+24(0.56%)
時価総額 1,278,134百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
8035 東証プライム
35,010
5/2 15:00
+70(0.2%)
時価総額 16,511,871百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8066 東証スタンダード
1,680
5/2 15:00
-8(-0.47%)
時価総額 201,615百万円
北陸地盤の独立系商社。販売量国内首位の生コンに強み。ガソリンスタンドの運営、石油化学製品の販売等も。画像認識の自社パッケージシステムは販売堅調。24.3期3Q累計は2桁増益。通期利益予想を上方修正。 記:2024/02/24
8150 東証プライム
2,178
5/2 15:00
-10(-0.46%)
時価総額 35,460百万円
エレクトロニクス商社。半導体や電子部品の販売に加え、ソフト開発やモジュール開発、ネットワーク機器等を提供。デバイス事業は足踏み。24.3期3Qはソリューション事業が堅調。旺盛なDXニーズなどが寄与。 記:2024/02/22
3,666
5/2 15:00
+19(0.52%)
時価総額 3,780,925百万円
大手生命保険会社。個人生命保険や団体保険、年金保険、海外生命保険、損害保険、がん保険等の引受業務を行う。金融商品販売や資産運用も行う。今期3Q累計はドル建てと円建て商品が堅調だった。海外は想定通りに進捗。 記:2024/04/01
9768 東証スタンダード
2,559
5/2 15:00
+117(4.79%)
時価総額 19,190百万円
環境コンサルタント会社。社会基盤に関連する計画や設計、調査等のコンサルティングを行う。建設環境分野で売上高トップ。建設コンサルティングや情報システムも提供する。23年12月期は建設コンサルタントが足踏み。 記:2024/03/05