マーケット
5/2 15:15
38,236.07
-37.98
38,675.68
+450.02
暗号資産
FISCO BTC Index
5/6 18:20:09
10,022,429
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~積極的な売買は手控えられるものの、買い戻しの動きも入りやすいところ~

2022/8/24 8:35 FISCO
*08:35JST 前場に注目すべき3つのポイント~積極的な売買は手控えられるものの、買い戻しの動きも入りやすいところ~ 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:積極的な売買は手控えられるものの、買い戻しの動きも入りやすいところ ■日本調理機、22/9下方修正 営業利益2.70億円←5.05億円 ■前場の注目材料:東洋炭素<5310>銅グラファイト新複合材開発、放電加工の安定性向上 ■積極的な売買は手控えられるものの、買い戻しの動きも入りやすいところ 24日の日本株市場は、こう着ながらも底堅い相場展開になりそうだ。23日の米国市場はNYダウが154ドル安だった。8月製造業・サービス業PMIが予想以上に悪化したため景気減速懸念が高まり売り優勢の展開。7月新築住宅販売件数も2016年来で最低となる低調な経済指標がさらなる売り圧力となった。ただし、原油相場の上昇からエネルギー株が買われたほか、長期金利が一時低下するなかでハイテク株を買い戻す動きも見られており、下げ渋る動きだった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円高の28460円。円相場は1ドル136円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、小じっかりで始まりそうである。NYダウは続落ながらも25日線までの調整で、いったんは一巡したとの見方に向わせそうである。日経平均は前日までの下げで節目の28500円を割り込んだことから、こちらも売りは一巡したとの見方に向わせそうである。ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を前に積極的な売買は手控えられるものの、買い戻しの動きも入りやすいところであろう。 また、ナスダックは小幅な下げだったほか、SOX指数は小幅ながら上昇していることもあり、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などへの買い直す動きに向わせることが期待されよう。もっとも、エヌビディアの決算を控えていることもあり、積極的な上値追いの動きは期待しづらく、押し目狙いのスタンスといったところだ。また、VIX指数は前日の高値水準で推移しており、リスクオフとはいかないまでも、神経質にさせるだろう。 先物主導での仕掛け的な動きも入りづらいと考えられるが、短期的に仕掛けてくる局面においてはその後の反動を狙ったスタンス。物色としては米国市場の流れを受けてエネルギーやハイテク株などの短期的なリバウンド狙いのほかは、個別の材料株での値幅取り狙いの動きにとどまりそうである。また、マザーズ指数は25日線水準まで調整したこともあり、中小型株の一角には短期的なリバウンドを狙った資金が向かいやすいだろう。 ■日本調理機、22/9下方修正 営業利益2.70億円←5.05億円 日本調理機<2961>は2022年9月期業績予想の修正を発表。売上高は170億円から155億円、営業利益を5.05億円から2.70億円に下方修正した。官公庁を主とした学校給食等の大型施設について2021年9月期と比して減少することが期初より想定されており、2022年9月期においては民間の社員食堂等の事業所給食分野での案件獲得に注力した活動を実施してきた。新型コロナウイルス感染症による販売活動への影響が期初の想定以上に長期化し、事業所給食分野において厨房予算の縮小化や施工時期の先送り等が顕著となった。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経先物は上昇(28460、大阪比+70) ・SOX指数は上昇(2864.31、+20.95) ・米原油先物は上昇(93.74、+3.38) ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・東洋炭素<5310>銅グラファイト新複合材開発、放電加工の安定性向上 ・武田薬<4502>インドネシアでデング熱ワクチン承認取得 ・日機装<6376>米韓で水素ステーション10カ所超受注、80億円規模 ・リコー<7752>来月1日にPFU子会社化、公取委の審査終了 ・日立<6501>「建機株」の一部売却完了、持ち分法適用会社に ・オリンパス<7733>科学事業売却へ、ベインキャピタル軸に調整 4000億円規模 ・豊田通商<8015>トーカイとインドで病院向けリネンサプライ事業、来月合弁設立 ・丸紅<8002>ヘルスケア関連のアフリカ企業に出資、ファンド参画 ・双日<2768>米ボーイングと航空分野のサステナビリティーなどで覚書 ・横浜ゴム<5101>インドに農機タイヤの新工場、需要増で稼働前倒し ・サイバーダイン<7779>リハビリロボ「HAL」機能拡充、ベンチャー2社と提携 ・パナHD<6752>低炭素特許を無償開放、人工光合成など19件 ・旭化成<3407>米ABFと提携、電池用セパレーターを全量供給 ・東レ<3402>真球ポリアミド粒子量産、3Dプリンター向け ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
2768 東証プライム
4,325
5/2 15:00
+46(1.08%)
時価総額 1,082,548百万円
総合商社。航空機関連、自動車関連に強み。24.3期3Q累計は自動車関連の利益が後退。航空機関連も足踏み。不動産売却益、のれん益を計上も及ばず。ただ石炭市況悪化が想定内に。通期純益計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/09
2961 東証スタンダード
2,919
5/2 13:43
±0(0%)
時価総額 3,316百万円
業務用総合厨房機器メーカー。学校給食市場が主要ターゲット。開発、生産、アフターサービスまで一貫体制を構築。売上高は2Q、4Qに偏重する傾向。学校給食以外の集団給食分野の拡大図る。24.9期1Qは2桁増収。 記:2024/03/30
3402 東証プライム
715.2
5/2 15:00
-5(-0.69%)
時価総額 1,166,835百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
3407 東証プライム
1,101
5/2 15:00
-4.5(-0.41%)
時価総額 1,534,719百万円
総合化学大手。マテリアル、住宅、ヘルスケアの領域で事業展開。住宅部門は堅調。建築請負部門は伸び悩むが、不動産部門等がカバー。クリティカルケア事業ではAEDの販売量が増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/11
4502 東証プライム
4,125
5/2 15:00
-18(-0.43%)
時価総額 6,526,884百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
5101 東証プライム
4,058
5/2 15:00
-14(-0.34%)
時価総額 688,030百万円
タイヤ国内3位。ホース配管や工業資材等も手掛ける。欧州の農機・産業車両用タイヤメーカーを買収。タイヤ部門は堅調。新車用タイヤは国内、北米で販売好調。市販用タイヤも売上増。23.12期3Q累計は増収増益。 記:2024/01/27
5310 東証プライム
7,780
5/2 15:00
-40(-0.51%)
時価総額 163,326百万円
カーボンメーカー国内最大手。業界に先掛けて等方黒鉛を開発。原子力や放電加工、半導体分野等に黒鉛製品を提供。日本は機械用カーボン分野等が堅調。23.12期通期は2桁増収増益。24.12期は増収増益計画。 記:2024/03/04
6376 東証プライム
1,261
5/2 15:00
±0(0%)
時価総額 93,675百万円
産業機械メーカー。化学用精密ポンプや人工肝臓で国内首位。世界初の炭素繊維強化プラスチック化に成功。産業用ポンプ・システムは生産数量が増加。23.12期通期は増収。24.12期は大幅営業増益を見込む。 記:2024/02/26
6501 東証プライム
14,455
5/2 15:00
-35(-0.24%)
時価総額 14,000,708百万円
総合電機大手。ITサービスやエネルギーソリューション、鉄道システム、家電・空調システム等を手掛ける。鉄道システムは大口案件の進展で増収。水・環境部門は空調システム事業が拡大。24.3期3Qは2桁最終増益。 記:2024/02/10
1,387.5
5/2 15:00
+12(0.87%)
時価総額 3,405,004百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
7733 東証プライム
2,256
5/2 15:00
+65(2.97%)
時価総額 2,900,972百万円
内視鏡世界首位。消化器内視鏡で世界シェア7割。外科用も手掛け、顕微鏡、非破壊検装置も展開。ソニーと医療分野での協業を強化。キヤノンメディカルシステムズとは超音波内視鏡システムで協業。3Q累計は増収確保。 記:2024/02/14
7752 東証プライム
1,356.5
5/2 15:00
+7.5(0.56%)
時価総額 864,725百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
7779 東証グロース
201
5/2 15:00
-1(-0.5%)
時価総額 27,627百万円
医療・介護用装着型ロボを開発するベンチャー。医療機関向けレンタルが柱。販売も。海外は欧米を開拓。医療用HAL下肢タイプは465台が稼働中。米国における治療サービス売上は増加。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/07
8002 東証プライム
2,900.5
5/2 15:00
+53(1.86%)
時価総額 4,983,674百万円
大手総合商社。穀物と発電に強みを持つ。ライフスタイルや情報・物流、アグリに加え、化学品や金属、エナジー、資源開発、航空、船舶、金融等の事業を展開する。今期3Q累計はアグリや化学品、原料炭が足踏みとなった。 記:2024/03/31
8015 東証プライム
10,025
5/2 15:00
+237(2.42%)
時価総額 3,549,421百万円
トヨタ系の総合商社。自動車関連やアフリカビジネスに強み。24.3期3Q累計は金属が市況軟化で振るわず。だが自動車生産回復で自動車部品の取扱拡大。海外自動車販売も好調で増収増益に。通期最高純益・増配を計画。 記:2024/02/09