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前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性~

2022/2/28 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性~ 28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性 ■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円 ■前場の注目材料:塩野義、コロナ飲み薬申請、国内企業初 ■値がさハイテク株などが日経平均を押し上げ27000円を捉えてくる可能性 28日の日本株市場は、米株高を手掛かりにギャップスタートとなろう。25日の米国市場はNYダウが834ドル高だった。ロシアのプーチン大統領がウクライナと高官レベルの協議に前向きだとの報道を受け投資家心理が改善し、停戦交渉への期待から買い優勢の展開。さらに、1月耐久財受注や個人消費支出(PCE)、2月ミシガン大学消費者信頼感指数確報値が予想を上回る経済指標の強い結果だったことも支援材料になった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比480円高の26980円。円相場は1ドル115円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、ギャップスタートとなり、日経平均は節目の27000円を意識したトレンドが期待されそうだ。ロシアとウクライナ代表団との停戦交渉を行うことで合意したと報じられるなか、これまでウクライナ情勢の緊迫化から弱気に傾いていた需給の修正リバウンドが意識されよう。朝方はインデックス買いが集中しやすく、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均を押し上げてくる可能性が高いため、節目の27000円を一気に捉えてくる可能性はありそうだ。 ただし、停戦合意に繋がるかは不透明であることから、合意できなければ再び攻撃が激化する動きとなることから、積極的には上値を買いづらいところ。とはいえ、結果待ちのなか、新たに売り込む流れには向かいづらいと考えられ、全体としては底堅さが意識されやすいだろう。これまで弱い値動きが目立っていたハイテク株などへはリバウンドを狙った動きが向かいやすい一方で、市況上昇などで買われていた銘柄などへは利益確定の動きが意識されやすいところだ。 そのほか、ひとまず地政学リスクは和らぐ格好となるため、個人投資家のセンチメントも改善すると見られる。依然として短期的な値幅取り狙いの動きが中心とは見られるものの、下落基調が継続していたマザーズ銘柄などには、自律反発狙いの動きが強まりそうだ。特に、需給調整が一巡していると見られる直近IPO銘柄へは見直しの動きが意識されやすいと考えられる。 ■近鉄GHD、下方修正 営業損益▲50億円←30億円 近鉄GHD<9041>は2022年3月期業績予想の修正を発表。営業損益は30億円から50億円の赤字に下方修正した。オミクロン株による感染症が急拡大しており、運輸業のうち鉄軌道部門で旅客収入が想定を下回っているほか、流通業で来店客数が減少し、ホテル・レジャー業でもホテル部門で稼働率が低下している。一方で、営業外収益で近鉄エクスプレスの業績が堅調に推移しており、経常利益、当期純利益は据え置いている。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26476.50、+505.68) ・NYダウは上昇(34058.75、+834.92) ・ナスダック総合指数は上昇(13694.62、+221.04) ・1ドル115.50-60円 ・シカゴ日経先物は上昇(26980、大阪比+480) ・SOX指数は上昇(3452.67、+53.52) ・VIX指数は低下(27.59、-2.73) ・米長期金利は低下 ・米国景気の拡大 ・海外のコロナ感染沈静化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・塩野義<4507>コロナ飲み薬申請、国内企業初 ・河西工業<7256>25年3月期めど米1工場閉鎖、車内装品生産見直し ・冨士ダイス<6167>離型容易なガラス成形金型、医療用分析デバイス向け ・日本精工<6471>ロボ用アクチュエーター開発、高精度に衝突察知 ・ダイヘン<6622>産ロボ世界シェア10%、24年3月期めど現状比倍増 ・エプソン<6724>スカラロボ「基盤」開発、コア部品を共通化 ・三菱電機<6503>米社買収でUPS事業を強化 ・三菱ガス<4182>新素材探索を効率化、日立と協力、時間半減 ・浜松ホトニクス<6965>京大と冷却不要の磁気センサー開発、光学的に磁場計測 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月鉱工業生産速報値(前月比予想:-0.7%、12月:-1.0%) <海外> ・特になし 《ST》
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化学材料メーカー。半導体用BT材料や超純過酸化水素、光学樹脂を製造、販売する。半導体向けに強い。ガス田開発やメタノールも提供。今期3Q累計は新規連結化や円安が寄与も、芳香族化学品や有機化学品が伸び悩んだ。 記:2024/04/14
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時価総額 16,420百万円
超硬耐摩耗工具メーカー。超硬耐摩耗工具市場で国内トップシェア。創業来黒字経営。輸送用機械業界など取引先は約3000社。DOE4%目途。車載用モーターコアの抜き金型向け新素材(VG48)の販売拡大等に注力。 記:2024/07/02
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時価総額 401,874百万円
独立系ベアリングメーカー。1916年設立。ベアリングで国内トップシェア、世界シェアは3位。産業機械事業、自動車事業が柱。配当性向は30~50%目標。25.3期は産業機械事業における拡販などを見込む。 記:2024/07/26
6503 東証プライム
2,415.5
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時価総額 5,186,566百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
6622 東証プライム
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時価総額 185,656百万円
変圧器等の電力機器、産業用ロボット、自動搬送台車、高周波電源等を手掛ける。アーク溶接ロボットで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。EV充電システム等は販売順調。27.3期売上高2500億円以上目標。 記:2024/06/15
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時価総額 1,102,993百万円
インクジェットプリンター大手。プロジェクターやウエアラブル機器も手掛ける。超微細・精密加工技術に定評。24.3期3Qはプリンティングソリューションズ事業が堅調。オフィス共有IJPのインク売上等が伸びる。 記:2024/04/16
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時価総額 658,025百万円
光電子増倍管などの電子管事業、光半導体素子などの光半導体事業が柱。光電子増倍管は世界トップシェア。小惑星探査機「はやぶさ」などで納入実績。海外売上高比率は70%超。学術向け光電子増倍管は売上順調。 記:2024/07/07
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時価総額 6,638百万円
自動車部品メーカー。キャビントリムやラゲッジトリム等の内装部品に加え、防音部品も製造、販売。得意先の堅調な生産等で日本は収益伸長。得意先の生産台数増などで北米は損益改善。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/14
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時価総額 704,877百万円
近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄エクスプレスなどを傘下に収める持株会社。運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー等で事業展開。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー業等でインバウンド需要の回復見込む。 記:2024/07/04