マーケット
10/31 15:15
39,081.25
-196.14
41,763.46
-378.08
暗号資産
FISCO BTC Index
11/1 15:32:29
10,569,702
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~基本的にはこう着も底堅さは意識されやすい~

2021/3/17 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~基本的にはこう着も底堅さは意識されやすい~ 17日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:基本的にはこう着も底堅さは意識されやすい ■ツルハHD、3Q営業利益8.7%増397億円、進捗率81% ■前場の注目材料:新明和工業、VBに出資、月極駐車場オンライン管理 ■基本的にはこう着も底堅さは意識されやすい 17日の日本株市場は、引き続きこう着感の強い相場展開ながらも底堅さは意識されやすいだろう。16日の米国市場はNYダウが127ドル安の一方で、ナスダックは小幅に上昇した。2月小売売上高や鉱工業生産、住宅市場指数が軒並み予想を下回ったことが嫌気されたほか、連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えていることから利益確定の流れが優勢だった。そのなかで、長期金利の低下を好感し、ハイテク株は上昇したことから、ナスダックの上昇につながっている。 シカゴ先物にサヤ寄せする形からやや利食い優勢の展開になりそうだが、ハイテクなどグロース株が底堅い値動きをみせてくる可能性はありそうだ。基本的にはFOMCの結果待ちから大きなトレンドは出難いと考えられ、こう着感の強い相場展開が意識されやすいものの、ハイテクの底堅さが安心感につながりやすい。また、VIX指数は2月半ば以来となる終値で20を下回ってきており、売り方は仕掛けづらいと考えられる。 もっとも日経平均は前日の3万円回復で短期的なリバウンドに一巡感はあるほか、戻り待ちの売り圧力は意識されやすい。一方で、TOPIXは昨年来高値を更新してきており、TOPIX型への買いは意識されやすいだろう。これによりNT倍率は低下傾向にむかいやすく、これ伴って先物主導によるNTショートの動きも出やすいとみられる。 物色の流れとしてはFOMCの結果待ちから個人主体の資金はマザーズなど中小型株に向かいやすいだろう。マザーズ指数は昨日の上昇で再び75日線を捉えてきている。抵抗線として意識されている75日線を捉えてくるようだと、足元で調整が続いていた銘柄などへのリバウンド機運が高まりやすく、短期的な値幅取り狙いの資金も集中しやすいとみておきたい。 ■ツルハHD、3Q営業利益8.7%増397億円、進捗率81% ツルハHD<3391>が発表した第3四半期業績は、売上高が前年同期比9.3%増の6839.14億円、営業利益は同8.7%増の397.10億円だった。通期計画に対する営業利益の進捗率は81%となる。化粧品が6%減にとどまった一方、日用雑貨は15%増、食品は13%増で好調だった。マスクなど新型コロナ関連の商品は原価率の高騰などで粗利率が低下した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(29921.09、+154.12) ・ナスダック総合指数は上昇(13471.57、+11.86) ・SOX指数は上昇(3070.32、+38.27) ・VIX指数は低下(19.79、-0.24) ・日銀のETF購入 ・海外コロナワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・新明和工業<7224>VBに出資、月極駐車場オンライン管理 ・SCREEN<7735>100億円調達、ESG達成の金利優遇融資で ・日ペHD<4612>マレーシア社買収、塗料周辺製品で東南ア市場に照準 ・トヨタ<7203>SUV型EVを上海国際車ショーで公開 ・ホンダ<7267>新エンジン搭載のフォルツァ投入 ・日立建機<6305>土工用ローラー参入、来月レンタル開始 ・パナソニック<6752>中南米工場を拡張、単3・4電池倍増 ・楽天<4755>中国戦略を数カ月内に公表 ・コンテック<6639>産業用コンピューター拡販、高付加価値品に重点 ・日本ユニシス<8056>金融サービス企業連合を設立 ・武田薬<4502>J&J製ワクチン製造、3カ月間、独の施設活用 ・DOWA<5714>中国伸銅品拠点、リフローすずメッキ加工稼働 ・三菱ケミHD<4188>ポリビニルアルコール製品、22日出荷分から値上げ ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 2月貿易収支(予想:+4200億円、1月:-3254億円) <海外> ・06:45 NZ・10-12月期経常収支(予想:-26.75億NZドル、7-9月期:-35.21億NZドル) 《ST》
関連銘柄 14件
3391 東証プライム
8,540
10/31 15:00
+66(0.78%)
時価総額 422,320百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
4188 東証プライム
830.8
10/31 15:00
-1(-0.12%)
時価総額 1,251,424百万円
総合化学国内最大手の三菱ケミカル、田辺三菱製薬、日本酸素ホールディングスを傘下に収める持株会社。MMAモノマーで世界トップシェア。25.3期はスペシャリティマテリアルズ、石化製品等の需要回復を見込む。 記:2024/06/24
4502 東証プライム
4,264
10/31 15:00
+13(0.31%)
時価総額 6,783,760百万円
国内製薬最大手。1781年創業。潰瘍性大腸炎・クローン病治療剤など消化器系疾患領域が柱。アイルランドの製薬大手「シャイアー」等を傘下に持つ。25.3期はENTYVIO、免疫グロブリン製剤などの拡大見込む。 記:2024/06/15
1,174
10/31 15:00
-6(-0.51%)
時価総額 2,782,981百万円
塗料世界大手。日本ペイントを中核とする持株会社。シンガポール塗料大手のウットラムグループ傘下。47の国・地域で事業展開。配当性向は30%目途。日本では高機能・サステナビリティ製品の拡充等に取り組む。 記:2024/05/08
4755 東証プライム
922.7
10/31 15:00
±0(0%)
時価総額 1,901,694百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
5,253
10/31 15:00
+38(0.73%)
時価総額 325,628百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
6305 東証プライム
3,355
10/31 15:00
-19(-0.56%)
時価総額 721,711百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。純国産技術による機械式ショベルを国内で初めて開発。超大型油圧ショベルの拡販など米州事業の拡大図る。 記:2024/04/30
6639 東証スタンダード
2,695
4/27 15:00
±0(0%)
時価総額 17,787百万円
FA環境対応の産業用コンピュータ、IoT機器等を手掛ける。IoTソリューションビジネス、環境計測ソリューション等も。22.3期3Qは2桁増益。親会社のダイフクがTOB実施。成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2022/03/02
1,238
10/31 15:00
-13(-1.04%)
時価総額 3,038,604百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,682.5
10/31 15:00
-29(-1.07%)
時価総額 43,764,953百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7224 東証プライム
1,364
10/31 15:00
+15(1.11%)
時価総額 95,480百万円
大手特装車メーカー。ダンプトラック、塵芥車などで国内トップシェア。パーキングシステムや産機・環境システム、水中ポンプ等も。機械式駐車設備、航空旅客搭乗橋は受注順調。27.3期売上高3200億円目指す。 記:2024/06/17
7267 東証プライム
1,557.5
10/31 15:00
-20(-1.27%)
時価総額 8,463,899百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
10,030
10/31 15:00
-175(-1.71%)
時価総額 1,018,948百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
8056 東証プライム
4,848
10/31 15:00
+76(1.59%)
時価総額 531,651百万円
大手システムインテグレーター。旧社名は日本ユニシス。大日本印刷の持分法適用会社。金融向けに強み。配当性向40%目処。金融分野はフルバンキングシステム等の売上が拡大。27.3期売上高4200億円目標。 記:2024/06/13