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前場に注目すべき3つのポイント~半導体株がけん引する展開が期待される~

2021/2/2 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~半導体株がけん引する展開が期待される~ 2日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:半導体株がけん引する展開が期待される ■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円 ■前場の注目材料:NTT、サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修 ■半導体株がけん引する展開が期待される 2日の日本株市場は堅調な相場展開が見込まれる。1日の米国市場ではNYダウが229ドル高だった。前週に相場の混乱を招いた個人投資家による投機的売買や投資家による空売りの手仕舞いも一巡したほか、金融システムに与える影響は限定的との見方が広がり安心感からリスクオフムードも和らぎ終日堅調に推移した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比155円高の28295円。円相場は1ドル104円90銭台と円安に振れて推移している。 米国市場の流れを受けて買い先行の展開になりそうである。特にナスダックの上昇率は2%を超えているほか、セクターでは半導体株がけん引していることもあり、指数インパクトの大きいコア銘柄にインデックスに絡んだ資金が向かいやすいだろう。昨日の日経平均は大幅反発で25日線をクリアしたほか、節目の28000円を回復していた。自律反発の流れではあったが、シカゴ先物にサヤ寄せする格好から5日線を捉えてくるほか、先週末の下落部分を完全に埋めてくることになるため、センチメントを明るくさせてくることが期待される。 一方で米国では金融システムに与える影響は限定的との見方が広がったが、個人投資家による投機的な資金は空売り銘柄の踏み上げを狙った流れから、今度は銀に向かっているとみられているようである。CTA経由売買にも影響を与えてくる可能性も意識されやすく、非鉄セクターへの動向にも市場の関心が集まりやすいだろう。その他、指数寄与度の大きい銘柄などについては、東エレク<8035>など戻りの鈍さが意識される銘柄も目立っている。決算発表が本格化するなかで決算を手掛かりとした日替わり的な物色ではあるが、調整部分を早い段階で吸収する動きもみせられないと、物色の方向性も掴みづらくさせてくるだろう。 商いも膨らみづらいところであり、買い一巡後は次第にこう着感が強まる可能性もある。資金回転が早くなりやすいため、物色対象についても見極めが必要になるだろう。なお、昨日の決算では任天堂<7974>、レーザーテック<6920>、ローム<6963>辺りに関心が集まりそうである。 ■任天堂、21/3上方修正 営業利益5600億円←4500億円 任天堂<7974>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益を前回の4500億円から5600億円に上方修正している。コンセンサス(5530億円程度)を上回る。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が増えてゲーム消費が拡大。家庭用ゲーム機「ニンテンドースイッチ」やソフトの販売計画を引き上げており、ニンテンドースイッチが2400万台から2650万台、ソフトは1.7憶本から2.05万本へ、いずれも上方修正した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(28091.05、+427.66) ・NYダウは上昇(30211.91、+229.29) ・ナスダック総合指数は上昇(13403.39、+332.70) ・シカゴ日経225先物は上昇(28295、大阪比+155) ・1ドル104円90-00銭 ・SOX指数は上昇(2999.99、+112.91) ・VIX指数は低下(30.24、-2.85) ・米原油先物は上昇(53.55、+1.35) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・海外コロナ向けワクチン接種の進展 ・世界的金融緩和の長期化 ・NTT<9432>サイバー対策底上げ、グループ全社員18万人に研修 ・スター精密<7718>スピンドル6割増産、新棟建設・DX推進し月800本 ・関西電力<9503>高浜原発1、2号機、地元町長が再稼働同意 ・JUKI<6440>産業装置攻勢、来年度の売上高1.8倍に ・シャープ<6753>白山工場稼働、JDIから取得 ・パナソニック<6752>太陽電池の生産撤退 ・タカラバイオ<4974>PCR試薬8倍増産 ・シスメックス<6869>ヤマトロジと、遺伝子検査用試薬、超低温で混載輸送 ・電通グループ<4324>世界広告、今年5.8%増、デジタル広告が2ケタ成長、電通予測 ・京セラ<6971>共同出資社を吸収合併、宇部興産とのセラフィルター事業 ・河西工業<7256>固定費20%削減、国内・北米で工場間連携を推進 ・ブリヂストン<5108>日野自の子会社に出資、タイヤ物流効率化 ・日産自<7201>「ノート」、受注2万台超え、月販目標の2.5倍 ・帝人<3401>英製水素燃料電池を販売、IEと代理契約 ・エーザイ<4523>アルツハイマー病治療薬、FDAが審査期間延長 ・日本製鉄<5401>日本製鉄など、中国・広州のブリキ事業撤退 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 1月マネタリーベース(12月:前年比+18.3%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 20件
3401 東証プライム
1,533.5
5/2 13:59
-9(-0.58%)
時価総額 303,562百万円
大手総合化学メーカー。自動車向け成形材料やアラミド繊維、炭素繊維等の高機能繊維や材料、繊維や、医薬品等を手掛ける。今期3Q累計の売上高は前年並みも、医薬品導入一時金や後発品参入等が利益に影響した。 記:2024/04/10
4324 東証プライム
4,186
5/2 13:59
+9(0.22%)
時価総額 1,207,284百万円
国内最大の広告代理店。メディア確保力や広告企画力、コンサルティングなどに強み。配当性向は35%目標。日本はCT&T領域が引き続き好調。米州はM&Aや円安効果などで収益堅調。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
4523 東証プライム
6,540
5/2 13:59
-9(-0.14%)
時価総額 1,939,548百万円
国内製薬大手。神経領域、がん領域が重点領域。抗がん剤「レンビマ」が主力製品。一般用医薬品でチョコラBBなど。アメリカス医薬品事業は堅調。レンビマの売上が伸びる。販管費減。24.3期2Qは大幅営業増益。 記:2024/01/16
4974 東証プライム
1,011
5/2 13:51
-4(-0.39%)
時価総額 121,741百万円
バイオ産業支援会社。研究開発用試薬や診断薬、理化学機器に加え、医薬品受託サービスを提供する。創薬基盤技術の開発、がん治療薬も提供する。今期3Q累計は検査関連製品やライフサイエンス関連が足踏みとなった。 記:2024/02/24
5108 東証プライム
6,911
5/2 13:59
-29(-0.42%)
時価総額 4,932,367百万円
世界最大のタイヤメーカー。スポーツ用品なども。24.12期は高付加価値タイヤの増販を想定。調整営業益は前期比10%増の5300億円を見込む。増配予定。中計では26.12期に調整営業益6400億円を目指す。 記:2024/03/09
5401 東証プライム
3,479
5/2 13:59
+3(0.09%)
時価総額 3,306,167百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
6440 東証プライム
539
5/2 13:56
+1(0.19%)
時価総額 16,102百万円
ミシン大手。工業用ミシンで世界トップシェア。アジアのアパレル向け高級品に強み。チップマウンタや検査機など産業装置にも注力。三菱電機との合弁でノンアパレル分野を拡大。中国停滞の影響で、23.12期は足踏み。 記:2024/02/23
1,384.5
5/2 13:59
+9(0.65%)
時価総額 3,397,642百万円
総合家電大手。家電、住設設備、FA機器、電池も。くらし事業では北米コールドチェーン、国内電材が増収。北米車載電池の増販、米国IRA補助金の計上等でエナジー部門は収益伸長。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/07
6753 東証プライム
830.4
5/2 13:59
+2.4(0.29%)
時価総額 540,098百万円
大手電気機器メーカー。台湾の鴻海精密工業グループ。液晶パネルやテレビ、スマホ、白物家電等を製造、販売する。液晶パネルが主力事業。今期3Q累計はPCやタブレット、スマホ向け液晶ディスプレイが足踏みとなった。 記:2024/02/29
6869 東証プライム
2,662.5
5/2 13:58
+21(0.8%)
時価総額 1,675,445百万円
検体検査機器・試薬メーカー。血球計数検査や血液凝固検査、尿検査分野で世界首位。臨床検査機器も手掛ける。海外売上は2桁増。ヘマトロジー分野の機器、保守サービスの売上などが増加。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/25
6920 東証プライム
40,510
5/2 13:54
+760(1.91%)
時価総額 3,819,526百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。24.6期上期は半導体市況軟化の影響で受注足踏み。だが受注残の消化を進めて大幅増収増益に。最高業績を見込む通期計画を上方修正。増配予定。 記:2024/02/08
6963 東証プライム
2,232
5/2 13:54
-73.5(-3.19%)
時価総額 919,584百万円
カスタムLSI首位。小信号トランジスタやダイオードも首位級。パワーマネジメント系アナログ技術に実績。発光ダイオードや半導体レーザーは民生機器市場向け中心に伸び悩む。販管費増。24.3期2Qは業績足踏み。 記:2024/01/16
6971 東証プライム
1,900
5/2 13:54
-8(-0.42%)
時価総額 2,869,901百万円
電子部品大手。セラミック技術に強み。セラミックパッケージや半導体製造装置向けセラミック部品等で高シェア商品多数。電子部品は情報通信市場向けコンデンサ、水晶部品等の需要が減少。24.3期2Qは業績伸び悩む。 記:2024/01/16
7201 東証プライム
579.5
5/2 13:54
+0.2(0.03%)
時価総額 2,445,904百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7256 東証スタンダード
238
5/2 13:50
+5(2.15%)
時価総額 9,404百万円
自動車部品メーカー。キャビントリムやラゲッジトリム等の内装部品に加え、防音部品も製造、販売。得意先の堅調な生産等で日本は収益伸長。得意先の生産台数増などで北米は損益改善。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/14
7718 東証プライム
1,854
5/2 13:51
-6(-0.32%)
時価総額 78,730百万円
CNC自動旋盤などの工作機械メーカー。小型プリンタや腕時計部品も。24.12期は海外の回復遅れを想定。総還元性向5割以上目安。今夏にインドに販社を設立へ。25年11月稼働を目指して静岡県に新工場を建設へ。 記:2024/03/11
7974 東証プライム
7,591
5/2 13:54
-46(-0.6%)
時価総額 9,858,356百万円
世界的ゲームメーカー。コンソールゲーム機を展開するグローバル3強の一角。資産の多くをドル建てで保有。当期ミリオンセラータイトル数は自社17、他社7の計24本。新作タイトル好調や円安で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/27
8035 東証プライム
35,060
5/2 13:54
+120(0.34%)
時価総額 16,535,453百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
9432 東証プライム
170.2
5/2 13:54
-0.3(-0.18%)
時価総額 15,411,664百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9503 東証プライム
2,525
5/2 13:54
+134(5.6%)
時価総額 2,370,301百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10