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前場に注目すべき3つのポイント~ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に

2019/8/1 8:44 FISCO
*08:44JST 前場に注目すべき3つのポイント~ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に 1日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に ■前場の注目材料:村田製、1Q営業利益30%増、コンセンサス上回る ■楽天、楽天銀行、台湾で認可、来年度開業 ■ギャップダウン後は個別の決算を手掛かりとした物色に 1日の日本株市場は、米株安の流れを受けて売り優勢の相場展開になりそうだ。7月31日の米国市場ではNYダウが333ドル安と大幅な下落となった。注目のFOMCでは大方の予想通り、政策金利が引き下げられた。パウエルFRB議長は、世界情勢の不透明感やインフレ圧力の緩和を背景に利下げを実施したものの、今回の利下げは下方リスクに対する保険であり、長期にわたる利下げ開始を意味するものではないとの認識を示したことが売りにつながっている。 また、半導体大手アドバンスド・マイクロ・デバイシズ(AMD)の7-9月期見通しが予想を下回ったことから、マイクロン・テクノロジーなど他の半導体株への売りを誘った。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比180円安の21370円。円相場は1ドル108円70銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、先物主導によるインデックス売買に振らされる格好から、ギャップダウンからのスタートになりそうだ。参加者が限られている需給状況のため指値は薄く、よりインデックス売買の影響を受けやすいだろう。ただし、FOMCを前に波乱警戒の中でポジションを傾けている参加者はなく、売り一巡後は次第に底堅さが意識されてきそうである。 また、決算ラッシュの中で、物色は個別の決算を手掛かりとした物色に向かいやすく、コンセンサスを上回る決算を発表している村田製<6981>、TDK<6762>、武田薬<4502>、リコー<7752>などに関心が集まりやすいと考えられる。そのため、日経平均は弱含みながらも、決算評価の流れによって、それ程センチメントを悪化させることにはならないだろう。また、円相場は1ドル108円70銭台と横ばいで推移していることも、売り込みづらくさせてくる。 その他、前日の下落はインデックスイベントによる需給面での影響があったため、売り一巡後の底堅さはより意識されやすいところ。テクニカル面では25日線を割り込んでくるだろうが、一目均衡表の雲上限が21330円近辺に位置しているため、これが心理的な支持線として意識されやすいところでもある。 ■村田製、1Q営業利益30%増、コンセンサス上回る 村田製<6981>は第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比29.9%増の625億円だった。コンセンサス(530億円程度)を上回る。自動運転など車載システム向け電子部品が伸びたほか、高級スマートフォン向け基板も好調。積層セラミックコンデンサー(MLCC)は、高付加価値の車載向けが業績をけん引した。 ■前場の注目材料 ・1ドル108円70-80銭 ・米原油先物は上昇(58.58、+0.53) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・楽天<4755>楽天銀行、台湾で認可、来年度開業 ・トピー<7231>購買・営業グループ連携、収益力向上目指す ・椿本チ<6371>天井搬送システム投入、部品や製品を無人搬送 ・NTTドコモ<9437>訪日外国人もdポイント会員に登録可能に ・東レ<3402>透水性能3倍向上のナノ濾過膜を開発 ・清水建<1803>「余掘り」4割低減の山岳トンネル工事システムを共同開発 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・10:30 雨宮日銀副総裁あいさつ(鹿児島市) <海外> ・10:45 中・7月財新製造業PMI(予想:49.5、6月:49.4) 《SF》
関連銘柄 10件
1803 東証プライム
879.8
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-0.9(-0.1%)
時価総額 693,735百万円
ゼネコン大手。不動産開発やインフラ運営、再エネなどの非建設分野にも力注ぐ。24.3期3Q累計は複数の大型工事で損失が生じて利益水面下に。受注は堅調。昨年末単体受注残は22年末比9%増の2兆1699億円に。 記:2024/04/15
3402 東証プライム
787
5/17 15:00
+4.2(0.54%)
時価総額 1,283,976百万円
合繊大手。世界トップの炭素繊維は航空機向けに強み。有機EL関連材料、水処理事業等も手掛ける。24.3期3Qは環境・エンジニアリング事業が堅調。水処理事業は米国、中国で出荷堅調。繊維事業はEV向けが拡大。 記:2024/02/11
4502 東証プライム
4,130
5/17 15:00
-8(-0.19%)
時価総額 6,534,796百万円
製薬最大手。糖尿病治療薬のピオグリタゾン、消化性潰瘍治療剤のランソプラゾールなどを展開。希少疾患部門は売上増。フォン・ヴィレブランド病治療剤「ボンベンディ」は米国で需要増。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/10
4755 東証プライム
795.6
5/17 15:00
+5.6(0.71%)
時価総額 1,639,740百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」を中心に、クレジットカード、銀行、証券、モバイルをグループ展開。インターネットサービスは堅調。販促奏功で国内ECは取扱高が拡大。23.12期通期は増収。 記:2024/02/25
6371 東証プライム
5,920
5/17 15:00
+10(0.17%)
時価総額 226,624百万円
世界トップの産業用スチールチェーンや自動車エンジン用チェーンに強み。減速機や搬送システムも。24.3期3Q累計は産業用チェーンや減速機が足踏み。だが自動車用チェーンが伸びて増収増益に。配当性向は3割目安。 記:2024/04/12
6762 東証プライム
7,262
5/17 15:00
-4(-0.06%)
時価総額 2,823,262百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6981 東証プライム
2,860
5/17 15:00
+43(1.53%)
時価総額 5,798,487百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7231 東証プライム
2,410
5/17 15:00
-7(-0.29%)
時価総額 58,028百万円
金属加工メーカー。鉄スクラップから鉄鋼を生産し、自動車や産業機械の部品を製造。商用車用ホイールなどに強み。自動車・産業機械部品は大幅増益。乗用車用アルミホイールが販売増。24.3期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/22
7752 東証プライム
1,271
5/17 15:00
-31.5(-2.42%)
時価総額 810,222百万円
事務機器大手。商業印刷機も。エッジデバイスの技術力等が強み。海外売上比率は6割超。デジタルサービス部門は売上堅調。国内はインボイス制度対応等の業務パッケージの販売が増加。24.3期3Q累計は2桁増収。 記:2024/02/11
9437 東証1部
3,880
12/24 15:00
±0(0%)
時価総額 12,527,081百万円
NTTグループの中核を担う国内最大の携帯キャリア。金融・決済など非通信領域の強化に力注ぐ。21.3期1Qはコロナ禍で国際ローミング急減。だが非通信領域の拡大などで補う。通期では利益反発・連続増配を見込む。 記:2020/09/03