マーケット
10/3 15:15
38,552.06
+743.30
42,011.59
-184.93
暗号資産
FISCO BTC Index
10/4 12:26:53
8,946,058
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

注目銘柄ダイジェスト(前場):シーズHD、SUMCO、OKIなど

2018/10/24 12:14 FISCO
*12:14JST 注目銘柄ダイジェスト(前場):シーズHD、SUMCO、OKIなど OKI<6703>:1556円(+137円) 急反発。前日に発表した上半期業績予想の上方修正がポジティブなサプライズにつながっている。営業損益は従来予想の30億円の赤字から一転、8億円の黒字に上方修正している。プリンター事業では構造改革を中心に収益が改善したほか、情報通信事業の売上案件の構成比改善など、各事業が堅調に推移したようだ。第1四半期から前年同期比での収益改善は進んでいたが、上方修正幅は想定以上との見方が優勢に。 東製鉄<5423>:805円(+48円) 大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は71.8億円で前年同期比8.5%減益、会社計画を10億円強上回り、ほぼ市場予想線上となっている。上半期の超過分を反映して、会社側では通期計画を120億円から130億円に上方修正している。コンセンサス水準には達していないが、足元で鉄スクラップ価格が上昇しており、株価には下振れ懸念も反映されていたとみられることから、ストレートに上方修正を評価する動きとなっている。 コマツ<6301>:2801.5円(-128.5円) 大幅続落。連日で年初来安値を更新している。米キャタピラーが前日に決算を発表、7-9月期のEPSはほぼ市場予想通りであったものの、通期予想は従来見通しの11-12ドルを据え置き、市場が期待していた上方修正は見送られた。鉄鋼価格上昇や米国の関税に伴うコスト上昇などが重しとなるもよう。決算を受けて株価は一時10%もの急落となり、国内建機大手である同社などの売り材料にもつながっているようだ。 ユニバーサル<6425>:3690円(+95円) 大幅に反発。統合型リゾート施設「Okada Manila」の運営会社の日本支店開設などを機に、国内外の投資家からの問い合わせが急増しており、投資判断に資するためにIR体制を強化したと発表している。また、開示情報も充実させる。事業セグメントごとのEBITA(利払前・税引前・減価償却前利益)やカジノリゾート事業のグロス・ゲーミング売上、カジノやホテルなど主要事業セグメント別の四半期ごとの経営指標(KPI)を開示する予定。 シーズHD<4924>:4500円( - ) ストップ高買い気配。米ジョンソン・エンド・ジョンソンがTOBを実施して、完全子会社化を目指すと発表している。TOB価格は一株5900円で、前日終値を55.3%上回る水準となっている。買付期間は10月29日から19年1月10日までとしており、TOB成立後、同社株式は上場廃止となる。同社は公開買い付けに対して賛同の意を表明しており、TOB価格に完全サヤ寄せを目指す展開になっている。 ミクロン精密<6159>:1405円(+38円) 大幅に4日ぶり反発。20万株(3.60億円)を上限に自社株買いを実施すると発表している。発行済株式総数に対する割合は3.24%。買付期間は24日から19年10月23日まで。経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び財務戦略を可能とすることが目的。このうち、24日朝の立会外買付取引(ToSTNeT-3)で10万株を上限に1,367円で自社株買い付けを委託する。 SUBARU<7270>:3051円(-184円) 大幅続落。前日に上半期業績予想の下方修正を発表している。営業利益は従来予想の1100億円から610億円に下方修正、7-9月期は34億円程度の水準にまで低下したことになる。品質関連費用の計上が下方修正の背景、詳細は発表されていないものの、600億円程度が計上されたとみられている。あくまで一過性の費用計上ではあるが、円安による押し上げ効果なども期待されていた中、予想外の下方修正にネガティブインパクトが先行。 SUMCO<3436>:1406円(-150円) 急落。クレディ・スイス証券では投資判断を「アウトパフォーム」から「ニュートラル」に格下げ、目標株価も3530円から1385円に引き下げている。想定以上にウェーハメーカーの生産能力が拡大しており、供給過剰に陥る見通しとなったことから、ウエーハ価格の見通しを引き下げ、それに伴い来12月期以降の業績予想を下方修正しているもよう。なお、クレディ・スイス証券では、同様に信越化学<4063>の投資判断も引き下げている。 日本電産<6594>:14315円(+250円) 大幅反発。前日に上半期の決算を発表、営業利益は982億円で前年同期比20.1%増益となり、会社計画の950億円を上回った。ほぼ市場予想並みの水準であるが、足元で株価が調整基調にあったことから、安心感へとつながっているようだ。本日の10時から開催される説明会などへの期待感も先行しているもよう。通期業績予想は据え置いているが、年間配当計画は100円から105円に引き上げている。 さむらいJP<4764>:237円(+8円) 大幅に反発。連結子会社SAMURAI ASSET FINANCE(東京都港区)が2件の個別融資契約を締結し、営業収益及び純利益として計約0.02億円を計上すると発表している。融資先は非公表だが、国内の非上場企業で融資金額は計2.10億円、利率は年15%。着実に融資を積み重ねていることが投資家の間で好感され、物色人気を集めている。また、株価が比較的低位で買いやすいことも投資資金の流入を促しているようだ。 《ST》
関連銘柄 11件
3436 東証プライム
1,634
10/3 15:00
+52(3.29%)
時価総額 572,186百万円
半導体用シリコンウェーハの製造・販売を行う。TSMCなど半導体メーカーが主要取引先。日本、米国、台湾などに製造拠点。海外売上高比率が高い。AI活用による生産性改善などコスト競争力の強化に取り組む。 記:2024/08/30
4063 東証プライム
6,046
10/3 15:00
+96(1.61%)
時価総額 12,237,848百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英等で世界トップシェア。海外売上高比率が高い。希土類磁石は車載市場などへの拡販に取り組む。配当性向は中長期的に40%目指す。 記:2024/05/16
4764 JQグロース
65
3/29 15:00
+1(1.56%)
時価総額 4,150百万円
ネットワーク高速化ミドルシェアの開発で出発。20年11月にクレカ会社と韓国貯蓄銀行を買収し、金融ビジネスが主力に。Fintech事業は好調。新規貸付増加の海外エリアが貢献。21.12期通期は最終黒字転換。 記:2022/02/15
5,890
4/19 15:00
-10(-0.17%)
時価総額 286,460百万円
ドクターシーラボ等を傘下に収める持株会社。ドクターシーラボ事業、エステ・サロン事業を展開。米ジョンソン・エンド・ジョンソンのTOBは成立。19年4月22日付けで上場廃止予定。19.7期1Qは増収。 記:2019/02/20
5423 東証プライム
1,919
10/3 15:00
-19(-0.98%)
時価総額 211,213百万円
国内最大手の電炉メーカー。1934年設立。主力製品のH形鋼は国内生産量トップ。電炉でコイル・厚板を生産できるのは同社のみ。無借金経営。引き続きコスト低減に取り組む。グリーン鋼材「ほぼゼロ」は好評。 記:2024/08/05
6159 東証スタンダード
1,343
10/3 9:00
±0(0%)
時価総額 10,349百万円
工作機械メーカー。自動車部品業界や建設機械業界等向けのセンターレス研削盤に加え、内面研削盤を製造、販売。センターレス研削盤は国内シェア4割。川崎重工業、キャタピラー等が主要取引先。コスト削減等に取り組む。 記:2024/05/08
6301 東証プライム
4,050
10/3 15:00
+19(0.47%)
時価総額 3,941,241百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
1,420
10/3 15:00
+30(2.16%)
時価総額 113,877百万円
遊技機メーカー。パチスロ機に強み。統合型リゾート施設「オカダ・マニラ」の運営、メディアコンテンツ事業等も手掛ける。遊技機事業は販売台数順調。スロット新機種「沖ドキ!BLACK」を24年7月に発売予定。 記:2024/05/17
6594 東証プライム
3,050
10/3 15:00
+80(2.69%)
時価総額 3,637,335百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6703 東証プライム
1,003
10/3 15:00
+11(1.11%)
時価総額 87,480百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
7270 東証プライム
2,568
10/3 15:00
+89(3.59%)
時価総額 1,975,244百万円
自動車中堅。販売台数の7割超が北米向け。トヨタと資本業務提携。運転支援システム「アイサイト」等が特徴。自動車事業部門は好調。売上台数は2桁増。国内は足踏みだが、海外が伸びる。24.3期3Qは大幅増益。 記:2024/04/14