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前場に注目すべき3つのポイント~日本電産アク抜けでやや明るさ取り戻すか

2018/10/24 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~日本電産アク抜けでやや明るさ取り戻すか 24日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日本電産アク抜けでやや明るさ取り戻すか ■前場の注目材料:日電産、2Q営業利益は20.1%増の982億円、コンセンサスにやや届かず ■パナソニック、現金不要、オフィスコンビニ、指紋で自動決済 ■日本電産アク抜けでやや明るさ取り戻すか 24日の日本株市場は、引き続き外部環境を睨みながらの相場展開が続こう。23日の米国市場は、世界経済の先行き不透明感が強まっていることなどから下落。キャタピラーの決算なども嫌気され、NYダウは一時500ドルを超える下落局面をみせている。その後引けにかけて下落幅を縮めており、125ドル安にとどまっている。一先ず下げ渋る動きをみせているほか、この流れからシカゴ日経225先物は一時21640円まで下げたが、清算値は大阪比255円高の22175円と戻しており、昨日の600円を超える下げに対する自律反発が意識されやすいところだろう。 ただし、米国では来週にかけて主要企業の決算発表が続くほか、米中貿易摩擦やサウジアラビア問題を背景とした先行き不透明感は強く、売り方優位の需給状況には変わりがない。戻りの鈍さが意識される局面では新規のショートポジションも積み上がりやすく、先物主導のインデックス売買に振らされやすいだろう。日経平均は22000円割れでいったんは下げ渋る動きが意識されやすいが、22000円を挟んでの攻防といったところか。 なお、注目されていた日本電産<6594>の決算だが、営業利益は前年同期比20.1%増の982億円だった。精密小型モータ製品の好調を背景に、四半期の営業利益としては過去最高を更新した。コンセンサス(988億円)には届かなかったが、順調な進捗ではある。既に安値を更新している状況の中で、アク抜けにつながるかが注目されるところである。 その他、業績修正を発表している大正薬HD<4581>、OKI<6703>、寺岡製<4987>、松風<7979>などには、短期筋の資金が向かいやすいだろう。また、本日決算発表が予定されている花王<4452>、LINE<3938>、中外製薬<4519>へのアク抜けを意識した押し目狙いの動きも意識されてくるだろう。 ■日電産、2Q営業利益は20.1%増の982億円、コンセンサスにやや届かず 日電産<6594>は23日、第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比20.1%増の982億円だった。精密小型モータ製品の好調を背景に、四半期の営業利益としては過去最高を更新した。コンセンサス(988億円)には届かなかったが、順調な進捗ではある。既に安値を更新している状況の中で、アク抜けにつながるかが注目されるところである。 ■前場の注目材料 ・シカゴ日経225先物は上昇(22175、大阪比+255) ・米長期金利は低下 ・補正予算への期待 ・日銀のETF購入 ・好調な企業業績 ・パナソニック<6752>現金不要、オフィスコンビニ、指紋で自動決済 ・日本電産<6594>中国生産一部移管、メキシコに ・島津製<7701>肝疾患バイオマーカー発見、聖路加国際大と ・トヨタ紡織<3116>中国・天津に新工場、車用フィルター、生産能力3割増強 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 11件
3116 東証プライム
1,894
10/4 15:00
-0.5(-0.03%)
時価総額 355,439百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4452 東証プライム
7,095
10/4 15:00
+53(0.75%)
時価総額 3,370,125百万円
トイレタリー国内最大手。衣料用洗剤や食器用洗剤、サニタリー製品、スキンケア製品、化粧品のほか、油脂製品等のケミカル事業も手掛ける。バスクリーナーは高付加価値製品が好調。ヘアケア製品などは売上が順調。 記:2024/06/11
4519 東証プライム
6,915
10/4 15:00
-65(-0.93%)
時価総額 11,610,686百万円
大手製薬企業。1925年創業。スイス製薬大手のロシュ傘下。がん領域医薬品、抗体医薬品で国内トップシェア。独自の抗体エンジニアリング技術などが強み。成長領域や新規領域へ集中したリソース投入などを行う。 記:2024/08/01
4581 東証スタンダード
8,580
4/8 15:00
-10(-0.12%)
時価総額 730,501百万円
大衆薬大手。ドリンク剤、風邪薬、育毛剤に強み。海外開拓や医療用薬にも注力。ビオフェルミンシリーズ、リアップシリーズは売上増。24.3期3Qは増収。MBO成立で同社株は24年4月9日付けで上場廃止予定。 記:2024/03/05
4987 東証スタンダード
561
3/8 14:59
±0(0%)
時価総額 14,972百万円
粘着テープの専業メーカー。電機・電子用を柱に梱包・包装用や産業用も。23年10月にMBOとTOBの実施を発表。TOB価格564円。TOB成立し、所定の手続き後に同社株は上場廃止に。24.3期上期は足踏み。 記:2024/01/17
6594 東証プライム
3,041
10/4 15:00
-9(-0.3%)
時価総額 3,626,602百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6703 東証プライム
999
10/4 15:00
-4(-0.4%)
時価総額 87,131百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
1,299
10/4 15:00
+15(1.17%)
時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7701 東証プライム
4,874
10/4 15:00
-26(-0.53%)
時価総額 1,443,045百万円
分析・計測機器大手。物質分離装置のクロマトグラフや分離物資成分の質量分析計で世界的。計測機器事業は堅調。ヘルスケア領域では液体クロマトグラフ、質量分析システムが販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/13
7979 東証プライム
2,297
10/4 15:00
+46(2.04%)
時価総額 82,205百万円
歯科材料・歯科機器メーカー。1922年創業。京都府京都市に本社。人工歯類、研削材類で国内トップシェア。工業用研磨材、ネイル関連事業等も。配当性向40%以上目標。国内はCAD/CAM関連製品の拡充図る。 記:2024/07/28