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前場に注目すべき3つのポイント~引き続き内需ディフェンシブや防衛関連に向かう流れか

2017/4/12 8:29 FISCO
*08:29JST 前場に注目すべき3つのポイント~引き続き内需ディフェンシブや防衛関連に向かう流れか 12日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:引き続き内需ディフェンシブや防衛関連に向かう流れか ■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の買い越しとの観測 ■前場の注目材料:東芝決算、監査意見なし、上場廃止基準該当も ■引き続き内需ディフェンシブや防衛関連に向かう流れか 12日の日本株市場は引き続き、こう着感の強い相場展開が続きそうである。11日の米国市場は、主要株価指数が下落。シリアや北朝鮮情勢への警戒感から投資家心理の悪化が続いており、売り優勢の展開となっている。また、安全資産として米国債を選好する動きが強まり、国債利回りが下落したことで金融株を中心に軟調推移に。シカゴ日経225先物清算値は大阪比70円安の18640円、円相場は1ドル109円70銭辺りと円高に振れて推移している。 この流れもあり、売りが先行するとみられるが、北朝鮮問題に対する警戒感から押し目買いも入りづらいところである。ただし、前日には日銀のETF買い入れが観測されており、下を売り込む流れにはならないだろう。地政学リスクを背景に、利益確定の流れが強まっているほか、既にショートに傾いている面もあるとみられる。まずは15日の北朝鮮金日成国家主席の生誕105周年を控え、これを無事通過するのを見極めたいところであろう。 また、欧米市場は週末がイースター休暇の祝日で休場になるため、ポジション圧縮やリバランスが中心になりやすいだろう、薄商いのなか、先物市場でのインデックス売買に振らされやすい点も注視しておきたい。その他、中小型株の持続性が弱く、短期資金による割り切りスタンスでの値幅取りが中心になりそうだ。内需ディフェンシブ系と防衛関連に資金が向かいやすい需給状況か。 (株式部長・アナリスト 村瀬智一) ■外資系証券の注文動向:差し引き50万株の買い越しとの観測 朝の外資系証券5社経由の注文状況は、売り840万株、買い890万株、差し引き50万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。 04月05日(水):90万株の売り越し 04月06日(木):40万株の売り越し 04月07日(金):170万株の買い越し 04月08日(月):160万株の買い越し 04月09日(火):60万株の売り越し ■前場の注目材料 ・NYダウは下落(20651.30、-6.72) ・NY原油は上昇(53.40、+0.32) ・シカゴ日経225先物(18640、-70) ・ドル円相場109円65-70銭 ・米2月JOLT求人件数574.3万件、予想上回る ・独4月ZEW景気期待指数19.5、予想上回る ・英3月生産者物価指数産出+3.6%、予想上回る ・浜ゴム<5101>、欧州で低価格ブランドタイヤ投入へ ・東ガス<9531>、九州電<9508>、LNGで連携へ ・アスクル<2678>、自社配送拡充へ ・ユニファミマHD<8028>、「ファミマ」移行を加速 ・東芝<6502>決算、監査意見なし、上場廃止基準該当も ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50  機械受注(2月)  3.7%  -3.2% ・08:50  貸出・預金動向(3月、日本銀行) ・08:50  国内企業物価指数(3月)  1.4%  1.0% ・10:00  営業毎旬報告(4月10日現在、日本銀行) ・LIXILビバが東証1部に新規上場(公開価格:2050円) <海外> ・10:30  中・消費者物価指数(3月)  1.0%  0.8% ・10:30  中・生産者物価指数(3月)  7.5%  7.8% 《SK》
関連銘柄 6件
2678 東証プライム
2,047
10/11 15:00
+2(0.1%)
時価総額 199,621百万円
オフィス用品通販で成長。個人向けEC「ロハコ」も。ヤフーLINEの傘下。翌日配送を可能とする独自の物流基盤。ロハコが復調。だが法人向け通販の粗利率改善や物流効率化などで増収増益に。総還元性向45%目標。 記:2024/09/08
5101 東証プライム
3,180
10/11 15:00
-86(-2.63%)
時価総額 539,166百万円
国内大手のタイヤメーカー。1917年創業。産業車両用などスペシャリティータイヤで高シェア。ゴルフ関連商品、航空機向け製品等も。26.12期売上高1兆1500億円目標。タイヤは高付加価値品比率の向上図る。 記:2024/05/08
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
2,287
11/11 15:00
+2(0.09%)
時価総額 1,159,164百万円
コンビニで国内2位。総合スーパーのユニーを業務提携先のPPIHに譲渡し、コンビニ専業に。21.2期上期はコロナ禍に伴う来店客減少が響き足踏み。親会社の伊藤忠によるTOBが成立。11月12日付で上場廃止に。 記:2020/10/07
9508 東証プライム
1,620
10/11 15:00
-9.5(-0.58%)
時価総額 768,178百万円
九州地盤の電力会社。発電事業のほか、送配電事業、ICTサービス事業、都市開発事業等を手掛ける。グループ会社に九電工など。洋上風力・バイオマス発電の開発を推進。26.3期経常利益1250億円目指す。 記:2024/06/04
9531 東証プライム
3,306
10/11 15:00
-23(-0.69%)
時価総額 1,437,697百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09