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新興市場見通し:引き続き堅調な展開か、郵政グループ3社が4日上場

2015/10/31 14:59 FISCO
*15:00JST 新興市場見通し:引き続き堅調な展開か、郵政グループ3社が4日上場 先週の新興市場は、マザーズ指数、日経ジャスダック平均ともに上昇した。週初から週半ばにはAppBank<6177>やGMOメディア<6180>といった直近IPO銘柄が賑わいを見せた。週末にかけては直近IPO銘柄が利益確定売りに押される一方、それまで上値の重い展開となっていたマザーズ時価総額上位銘柄の一角が大きく上昇し、指数をけん引した。なお、週間の騰落率は、日経平均が+1.4%であったのに対して、マザーズ指数は+2.1%、日経ジャスダック平均は+0.4%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のミクシィ<2121>が週間で7.3%高と堅調だったほか、個別材料を手掛かりにサイバーダイン<7779>が同11.9%高、そーせいグループ<4565>が同12.6%高と急動意を見せた。直近IPO銘柄のブランジスタ<6176>は前週末比2倍以上に急伸。作詞家の秋元康氏と「AKB48」関連ゲームを開発すると報じられ連日のストップ高となった。電通とスマートフォンセンサー活用のネット広告開始と伝わったアクセルマーク<3624>や、フィンテック(金融とITの融合)関連として取り上げられたメタップス<6172>も人気化した。反面、FFRI<3692>が同1.5%安、ジグソー<3914>が同3.3%安と軟調で、物色は一部の直近IPO銘柄と材料株に集中した印象もある。ジャスダック主力では、デジタルガレージ<4819>が同5.2%高、ノジマ<7419>が同3.4%高となる一方、クルーズ<2138>が同9.5%安、イリソ電子工業<6908>が同9.8%安となるなど高安まちまち。10/27にパートナーエージェント<6181>、10/28バルニバービ<3418>がいずれもマザーズへ新規上場した。10/23に上場し初日値付かずとなったGMOメディアを含め、3社とも公開価格の2倍以上の高初値を付けた。GMOメディアは全市場売買代金上位に顔を出す日も見られた。 今週の新興市場は、引き続き堅調な展開となることが想定される。今週は新興市場でも約200社が決算発表を予定しており、好業績の中小型株に関心が向かうだろう。足元ではマザーズ売買代金が1000億円を超える日も多く、主力輸出株の低調な決算が目立つなかで中小型株へ資金が流入している。ただ、週末には米10月雇用統計の発表が控えており、相場全体で様子見ムードが強まる可能性がある。 今週は、11/4にノジマ、イーレックス<9517>、11/5にアクセルマーク、セプテーニ・HD<4293>、11/6にジグソー、カルナバイオサイエンス<4572>、タカラバイオ<4974>、イリソ電子工業、大塚家具<8186>、ワイヤレスゲート<9419>などが決算発表を予定している。また、後述する日本郵政グループ3社の上場前後には、関連銘柄に再度関心が向かう可能性もある。 IPO関連では、11/4に日本郵政グループ3社(日本郵政<6178>、かんぽ生命保険<7181>、ゆうちょ銀行<7182>)がいずれも東証1部へ新規上場する。3社合計の売出額は約1.4兆円と、NTT<9432>以来の大型案件となる。中小ベンチャー企業のIPO案件のように初値急騰とはいかないだろうが、ブックビルディングでも需要は堅調だったことから、公開価格を上回る好スタートが期待される。なお、先週はインベスターズクラウド<1435>(12/3、マザーズ)、鎌倉新書<6184>(12/4、マザーズ)の新規上場が発表された。 《FA》
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「モンスターストライク」が主力のスマホゲームが収益の柱。写真共有アプリやSNSの運営も。24.3期3Q累計は前期に大型IPとのコラボがあった「モンスト」の反動減が痛手に。育成中のスポーツ事業は赤字幅縮小。 記:2024/04/12
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ファッション通販サイト「SHOPLIST」の運営が柱。GameFi事業、ランク王のメディア事業等を手掛ける。EC事業は大幅増益。投資事業組合運用益の計上などにより、24.3期3Q累計は大幅経常増益。 記:2024/04/15
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レストランやカフェ等の運営などを行うレストラン事業が柱。エリア開発を行うエステートビルドアップ事業も。バッドロケーション戦略が特徴。28.7期売上高200億円目標。出店エリアを厳選して新規出店を継続へ。 記:2024/05/08
3624 東証グロース
132
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広告配信プラットフォーム「AXEL MARK DSP」、アドネットワーク「ADroute」等の広告事業が主力。トレカ事業やIoT事業等も展開。ヘルスケア事業を推進。トレカ事業の自動販売機台数は拡大。 記:2024/06/18
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時価総額 18,624百万円
サイバー・セキュリティ事業が主力。マルウェアや脆弱性攻撃を高精度で検知・防御する「FFRI yarai」が主力製品。ソフトウェア開発・テスト事業も。戦略的販売パートナーとの連携強化などを継続実施。 記:2024/06/24
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データコントロール事業を展開。クラウドサーバやIoTデバイス等の自動監視、運用を行う。IoTエンジン「NEQTO」を活用したIoTソリューションの提供等も。海外オペレーションの体制強化など先行投資を継続。 記:2024/08/29
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4565 東証プライム
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時価総額 98,062百万円
バイオ創薬ベンチャー。膜たんぱく「GPCR」の解析技術に強み。15年買収の英国ヘプタレス社が収益の柱。24年4月に「そーせい」から社名変更。契約一時金及びマイルストン収入が伸びる。新薬の販売も好調。 記:2024/06/10
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キナーゼ阻害薬等の研究開発を行うバイオベンチャー。がん、免疫炎症疾患が重点領域。キナーゼタンパク質の販売、受託サービス等を手掛ける創薬支援事業も。次世代非共有結合型BTK阻害剤AS-1763に注力。 記:2024/08/06
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決済プラットフォーム等のプラットフォームソリューションが柱。スタートアップ投資等も行う。持分法適用関連会社にカカクコム。りそなHDと資本業務提携。決済事業はアライアンス戦略の奏功などで安定成長続く。 記:2024/06/24
4974 東証プライム
1,065
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研究用試薬などの試薬事業が主力。宝HD傘下。滋賀県草津市に本社。再生医療等製品関連受託などのCDMO事業、遺伝子医療事業も手掛ける。25.3期は大幅増益計画。再生医療等製品関連受託の増収などを見込む。 記:2024/07/05
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-1(-0.11%)
時価総額 12,165百万円
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6177 東証グロース
98
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±0(0%)
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1,391.5
10/9 15:00
-13.5(-0.96%)
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6180 東証グロース
2,870
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+58(2.06%)
時価総額 5,364百万円
GMOインターネットグループのメディア事業会社。ポイントタウンやコエテコ、キレイパスコネクトの運営等を行うメディア事業が主力。メディア事業は順調。ブロックチェーンゲーム情報メディアの大幅リニューアル実施。 記:2024/07/02
6181 東証グロース
115
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時価総額 2,873百万円
「スマ婚シリーズ」などのカジュアルウェディング事業、結婚相談所「パートナーエージェント」の運営等を行う婚活事業が柱。婚活事業の在籍会員数は8100名超。中期経営計画では27.3期売上高77億円目指す。 記:2024/06/15
6908 東証プライム
2,552
10/9 15:00
+43(1.71%)
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大手コネクタメーカー。自動車向けを主力に、情報通信やゲーム機器や家電、産業用機械など向けに製造、販売。BtoBは売上堅調。車載市場の回復や高速伝送対応の新製品が売上貢献。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/04/14
7181 東証プライム
2,632
10/9 15:00
-31.5(-1.18%)
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日本郵政グループの保険会社。1916年に創設された簡易生命保険が前身。総資産は業界最大級。郵便局を通じて保険商品の販売等を行う。第一生命と業務提携。中期経営計画では26.3期純利益910億円目指す。 記:2024/05/10
7182 東証プライム
1,376
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-13(-0.94%)
時価総額 5,159,374百万円
日本郵政グループの銀行。全国の郵便局ネットワークを通じて金融サービスを提供。邦銀最大級の顧客基盤が強み。通常貯金口座数は約1.2億口座。総資産は238兆円超。中計では26.3期純利益4000億円以上目標。 記:2024/09/03
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家電専門店「ノジマ」を展開。関東、甲信越地域中心。メーカー販売員がいない点が特徴。キャリアショップ運営事業、インターネット事業等も展開。デジタル家電専門店運営事業では人材・店舗・DXへの投資を継続。 記:2024/08/01
7779 東証グロース
185
10/9 15:00
-1(-0.54%)
時価総額 25,428百万円
世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02
8186 JQスタンダード
276
8/27 15:00
+1(0.36%)
時価総額 16,106百万円
家具専門店大手。中高級品・輸入家具に強み。22.4期はコロナ影響で苦戦。だがコスト削減などが効き採算上向く。継続前提に重要事象。親会社のヤマダHDが株式交換により完全子会社予定。8月30日付で上場廃止に。 記:2021/08/15
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239
10/9 15:00
-1(-0.42%)
時価総額 2,576百万円
他社のWi-Fiスポットや通信網を借りて無線通信サービスを提供。販売は家電量販店や自社ECを通じて行う。カメラのキタムラと通信回線販売代理店契約を締結。26.12期売上高は100億円以上を目指す。 記:2024/05/02
9432 東証プライム
149
10/9 15:00
+0.7(0.47%)
時価総額 13,491,997百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14
9517 東証プライム
672
10/9 15:00
+1(0.15%)
時価総額 49,981百万円
相対や取引所を通じて調達した電力を小売販売。自社でバイオマス発電所も。大口の高圧顧客伸ばす。逆ざや販売も解消。ベトナムなどアジア諸国で発電所建設へ。JFEエンジ等4社引受先に第三者割当増資し財務改善。 記:2024/08/26