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新興市場見通し:短期的な売られ過ぎ感、ミクシィ好決算も支援材料

2014/8/9 20:28 FISCO
*20:28JST 新興市場見通し:短期的な売られ過ぎ感、ミクシィ好決算も支援材料 先週の新興市場は、直近で賑わいを見せていたミクシィ<2121>とサイバーダイン<7779>が急落となったことで個人投資家のマインドが悪化し、下値模索の展開となった。両社とも、東証が信用取引に関する臨時措置を発表したことをきっかけに換金売りが膨らむ格好に。週末にかけては地政学リスクの高まりを背景に外部環境の先行き不透明感も強まり、換金売りが一段と加速した。なお、週間の騰落率は、日経平均が-4.8%であったのに対して、マザーズ指数は-11.4%、日経ジャスダック平均は-2.9%だった。 個別では、ミクシィが週間で約30%の急落となり、新興市場全体で下落率はトップとなった。また、サイバーダインも大幅下落となるなど、直近で上昇が目立っていた銘柄に換金売りが膨らんだ。フィックスターズ<3687>は第3四半期決算がネガティブ材料視されたほか、ブロッコリー<2706>はスマホ向けゲームアプリの配信時期を延期すると発表し下値模索へ。一方、DMP<3652>は、ウエラブル端末関連として物色が続き、週間で約180%の急騰。また、PCDEPO<7618>は格安スマホ端末の発売が伝わったほか、シナジーM<3859>はヤフー<4689>がTOB(株式公開買い付け)によって完全子会社すると発表したことが材料視され、それぞれ大幅高となった。 今週の新興市場は、直近の急落による短期的な売られ過ぎ感が意識される中で、戻りを試す展開となりそうだ。イラクやウクライナ情勢など地政学リスクの高まりが心理的な重しとなる可能性はあるものの、先週末の米国株式市場が大幅反発となったことで週初は買い安心感が高まるだろう。また、先週末にミクシィ<2121>が第1四半期の好決算と上期業績計画の大幅な上方修正を発表したことも大きな支援材料に。新興市場において先週の下落率がトップだったミクシィが好決算を手掛かりにリバウンドの動きを強めると、直近で需給面主導によって大きく下落していた銘柄を中心に見直しの動きが期待される。 個別では、ミクシィやサイバーダインなど、先週末にかけて下落が目立っていたマザーズ市場の主力株の動向が注目されそうだ。ミクシィの第1四半期営業利益は47億円とコンセンサスであった30億円前後を大きく上回ったほか、上期の営業利益見通しを46億円から130億円へと大幅に上方修正するなど、ポジティブサプライズとして評価されるとみられる。好決算を受けてミクシィのリバウンドが見込まれる中で、サイバーダインなど連れ安となっていたマザーズ市場の主力株には物色が波及することになろう。ちなみに、サイバーダインは14日に決算発表が予定されている。 その他、決算内容を手掛かりとした物色が継続することが予想される。とりわけ、先週に好決算を発表しながら、地合いの悪化によって評価されづらかった銘柄には押し目買いの動きが期待されるところ。なお、今週は11日にメッセージ<2400>、エンJPN<4849>、12日にUBIC<2158>、オイシックス<3182>、じげん<3679>、DLE<3686>、アールテック<4573>、PD<4587>、リプロセル<4978>、フェローテック<6890>、13日にUTHD<2146>、ユーグレナ<2931>、ブイキューブ<3681>、そーせい<4565>、Dガレージ<4819>、メドピア<6095>、14日にユビキタス<3858>などの決算発表が予定されている。 《TN》
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