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来週の相場で注目すべき3つのポイント:地政学リスク、4-6月GDP、ミクシィ・インパクト

2014/8/9 18:50 FISCO
*18:50JST 来週の相場で注目すべき3つのポイント:地政学リスク、4-6月GDP、ミクシィ・インパクト ■株式相場見通し 予想レンジ:上限15200-下限14800円 来週は、引き続き決算発表が続くほか、お盆休みとなるなか、本格的なリバウンドは期待しづらいところであろう。これまでの個人主体の活発な取引によって中小型株や材料株でのサマーラリー相場も期待されていただけに、週末の急落によって、戻り待ちの売り圧力が強まるなど、需給悪化が警戒されてくる。 商いが膨らみづらいなか、先物市場での売買に振らされやすくなりそうである。ミクシィ<2121>、サイバーダイン<7779>など中小型の主力株の調整が強まっているが、いずれも25日線レベルまでの調整が完了している。同水準の攻防が続くなか、信用規制解除への思惑が高まりやすい。また、ミクシィについては第1四半期の好決算と上期業績計画の大幅な上方修正を発表。リバウンドをみせてくるようだと、個人のセンチメントは改善に向かうことが期待されてくる。お盆休みで参加者が限られるなか、先物市場の動向を睨みつつ、個別対応で臨むことになりそうだ。 そのほか、7日にJPX日経インデックス400 について、構成銘柄の定期入替が発表された。リバランスのインパクトは大きくないとの見方であるが、GPIF改革への思惑も根強く、対象銘柄のほか高ROE銘柄などへの押し目買い意欲は強そうである。 ■為替市場見通し 来週のドル・円は、ウクライナ情勢や中東情勢に警戒しつつ、日本の4-6月期の国内総生産(GDP)速報値に注目する展開となる。ウクライナの紛争激化への懸念はやや後退したが、イラクが内戦に陥った場合、パレスチナ紛争が激化した場合は、リスク回避の円買い圧力が強まることになる。 しかしながら、日米の金融政策の乖離観測や年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)による外貨建て資産への投資増額期待は維持されており、ドルの下値は限定的と予想される。 日本の4-6月期のGDP速報値は、前期比年率-7.1%と予想されており、消費増税の影響を受けて1-3月期の+6.7%から大幅に悪化することが見込まれている。 ■来週の注目スケジュール 8月11日(月):第3次産業活動指数、工作機械受注、露4-6月GDPなど 8月12日(火):企業物価指数、首都圏マンション発売、独ZEW景況感指数など 8月13日(水):4-6月GDP速報、中小売売上高、米小売売上高など 8月14日(木):機械受注、独4-6月GDP速報値、米消費者信頼感指数など 8月15日(金):英4-6月GDP改定値、米鉱工業生産指数など 《TM》
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スマートデバイス向けゲーム「モンスターストライク」などのデジタルエンターテインメント事業が主力。スポーツ事業、家族向け写真・動画共有アプリ等も。モンスターストライクは利用拡大、収益基盤の強化に取り組む。 記:2024/10/06
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世界初の装着型サイボーグ「HAL」が主力製品。筑波大学発のベンチャーとして2004年に設立。茨城県つくば市に本社。清掃ロボット、搬送ロボット等も。HAL腰タイプ介護・自立支援用は990台超が稼働中。 記:2024/09/02