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中国電力、日ケミコン、三栄コーポなど

2023/5/24 15:22 FISCO
<4922> コーセー 14320 -1100大幅続落。中国における感染症研究の第一人者の見方が一部で伝わっている。中国では「6月末に新型コロナウイルスの感染第2波がピークに達し、毎週約6500万人が感染する」と示されている。感染の第1波から約5カ月となっていることで、抗体の力が低下して再感染する人が増えるとみているようだ。同報道を受けて、同社を中心にインバウンド関連銘柄には先行きへの期待感がやや後退する形にも。 <6305> 日立建機 3535 +95大幅続伸。26年3月期までの新中計での配当性向目標として「30-40%」を掲げているが、塩嶋CFOは30%台後半の配当を目指す方針を明らかにしたと伝わった。株主還元意識をポジティブ視する動きが優勢に。また、三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を4700円から5200円まで引き上げ。収益構造の改善が進む一方で株価の割安感は強く、投資妙味は大きいと。 <5838> 楽天銀行 1974 +44大幅続伸。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を新規に「買い」、目標株価を2290円としている。楽天カード買入金銭債権の購入を通じ楽天カードの高成長を享受する可能性、コロナ禍からの回復に伴ったカードローン増加による貸出利鞘の改善、楽天証券との連携であるマネーブリッジを活用した役務取引収益の成長などがドライバーになると評価。26年度までの年平均利益成長率は約15%と予想している。 <9504> 中国電力 830 +70大幅続伸。未定としていた24年3月期業績見通しを公表している。経常利益は800億円を予想、前期比1867億円の損益改善となる。市場予想は400億円程度であったもよう。電気料金見直し効果や燃調期ずれ影響などを増益委要因としている。また、年間配当金は10円と復配を計画している。自己資本比率15%回復までは配当性向10%、15%回復後は段階的に配当性向を引き上げる方針としている。 <7732> トプコン 1930 +114大幅反発。前日に提出された大量保有報告書において、米投資運用会社であるバリューアクト・キャピタルの大量保有が報告されている。保有目的は、純投資及び経営陣への助言又は状況に応じて重要提案行為等を行うこととしている。共同保有比率は5.68%となっている。バリューアクトは前年にはセブン&アイへの株主提案などを行っている。今後の株式買い増しや株主還元拡充要請などを思惑視する見方が先行へ。 <6997> 日ケミコン 1511 -400ストップ安比例配分。同社と米子会社は電解コンデンサに関する米反トラスト法違反等について損害賠償訴訟を提起されていたが、今般、米カリフォルニア州北部地区連邦地裁において、89.2百万米ドル(約123億円)の損害を認定する評決が出されたと発表。同社らは150.67百万米ドル分(約208億円)の支払責任が生じることになるもよう。今後控訴することも含め検討としているが、巨額損失の計上を警戒する動きに。 <3772> ウェルスマネジ 1543 +76大幅反発。前日に株主優待制度の改定を発表。新優待制度は、200株以上600株未満の株主に対して、6月末、9月末、12月末にそれぞれ、優待券2500円分を贈呈する。旧優待制度では3月末に優待券5000円が贈呈されていた。保有株数に報じて、5段階で優待券の金額は変更される。株主還元方針として掲げるトータル・シェアホルダーズ・リターンの一環として、より良い魅力的な株主優待制度を目指して改定を行う。 <3681> ブイキューブ 510 +33大幅反発。国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社に対し、高品質な動画・音声の配信を低コストで実装できるビデオ通話・ライブ配信SDK「Agora」を提供したと発表している。10 万人規模でも低遅延で動画送信できること、Unity上での動作が可能で開発コストの削減になること、基本機能の実装が短時間・低コストで完了することなどが評価されたようだ。 <6699> ダイヤHD 904 +22大幅反発。グループ会社のダイヤゼブラ電機では、これまで新点火システムの開発を行ってきたが、このたび、目標としてきたアンモニア燃焼技術開発において一定の成果が得られたと発表している。自動車技術会において論文発表するもよう。アンモニア燃料100%での安全燃焼は世界初の成果とみられるようだ。供試可能な試作品の完成は24年3月を予定、中期的な業績への貢献を期待する動きが先行。 <8119> 三栄コーポ 1732 +262急騰。前日に23年度から25年度までの中期経営戦略を発表している。定量目標としては、25年度までに売上高500億円、経常利益20億円を計画。24年3月期見通しはそれぞれ、360億円、2億円であり、来年度以降2年間での急激な業績成長を見込む形となっている。ポジティブなインパクトが先行する形に。グループ事業構造や事業ポートフォリオの見直し、スピード感ある新規取組の促進などを施策として挙げている。 《ST》
関連銘柄 10件
3681 東証プライム
226
11/22 15:30
-1(-0.44%)
時価総額 5,954百万円
汎用Web会議システムの販売等を行うエンタープライズDX事業、セミナー配信プロダクトの提供等を行うイベントDX事業が柱。防音個室ブース「テレキューブ」等も。イベントDX事業は生成AI活用等で製品力を強化。 記:2024/10/05
3772 東証スタンダード
1,069
11/22 15:30
+1(0.09%)
時価総額 20,503百万円
不動産事業やホテル運営事業、アセットマネジメント事業を手掛ける。ホテル、旅館の再生・開発に強み。ホテル開発プロジェクトを推進。シックスセンシズ京都は運営順調。バンヤンツリー東山京都は24年夏に開業予定。 記:2024/07/05
4922 東証プライム
6,620
11/22 15:30
-156(-2.3%)
時価総額 401,126百万円
大手化粧品メーカー。1946年創業。コスメデコルテ、雪肌精、エスプリークなど有力ブランド多数。アジアなど海外でも事業展開。アルビオンを傘下に持つ。グローバル展開加速、独自商品の積極的な開発等に取り組む。 記:2024/10/14
5838 東証プライム
4,084
11/22 15:30
+21(0.52%)
時価総額 694,358百万円
楽天グループのネット銀行。口座数は国内ネット銀行でトップ。銀行システムの開発、運用・保守を自社で行う。充実のサービスラインナップなどが強み。口座数は1580万口座超。セキュリティの更なる強化等を推進。 記:2024/10/07
6305 東証プライム
3,377
11/22 15:30
+30(0.9%)
時価総額 726,443百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
562
11/22 15:30
-2(-0.35%)
時価総額 5,132百万円
自動車機器事業、パワーコンディショナ等のエネルギーソリューション事業、電子機器事業を手掛ける。自動車用点火コイルで世界シェア上位。28.3期ROE20%以上目標。東京電力と共同開発のV2Hシステム販売へ。 記:2024/10/16
6997 東証プライム
1,135
11/22 15:30
-11(-0.96%)
時価総額 24,902百万円
1931年創業の電子部品メーカー。アルミ電解コンデンサで世界トップシェア。電気二重層キャパシタにも強み。ホンダなどが主要取引先。ICT市場、産業機器市場を最重要戦略市場に位置付け。高付加価値品の拡販図る。 記:2024/06/29
7732 東証プライム
1,567.5
11/22 15:30
+15.5(1%)
時価総額 169,890百万円
総合精密光学機器メーカー。服部時計店精工舎の測量機部門を母体として1932年に設立。測量機器、ICT自動化施工システム、眼科用医療機器等を手掛ける。アイケア事業の収益力強化、低採算事業の整理等に取り組む。 記:2024/10/08
8119 東証スタンダード
900
11/22 15:30
±0(0%)
時価総額 9,191百万円
家具や家庭用品、服飾雑貨、家電を扱う生活用品の専門商社。1946年創業。ビルケンシュトック等のブランド事業や良品計画への商品提供を展開。服飾雑貨事業は売上順調。海外取引の拡大、EC事業の強化等に注力。 記:2024/06/04
9504 東証プライム
965.9
11/22 15:30
-34(-3.4%)
時価総額 373,953百万円
中国地方地盤の電力会社。総合エネルギー事業や送配電事業、情報通信事業を手掛ける。石炭火力比率が高い。26.3期連結自己資本比率15%以上に回復させる目標を掲げる。島根原発2号機は24年12月に再稼働予定。 記:2024/06/11