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ワタベ、日住サービス、岩井コスモなど

2021/3/22 15:46 FISCO
<9232> パスコ 1519 +126大幅続伸。先週末に業績予想の上方修正を発表、営業利益は従来予想の30億円から40.6億円、前期比14.5%増と、一転しての増益見通しに引き上げた。国内公共部門の受注好調のほか、生産効率の向上に伴う利益率の改善も進んだもよう。年間配当金計画も従来の25円から35円にまで上積み。第3四半期までの状況から上振れ期待もあったが、大幅増配もインパクトになり、ポジティブな評価へとつながった。 <8707> 岩井コスモ 2006 +205大幅続伸。3月期末配当金を97円にすると先週末に発表、年間配当金は117円となり、前期比42円もの増配となる。先週末終値をベースにすると、配当利回りは6.5%の水準となり、利回り妙味が大きく強まる状況となっている。同社では現中期経営計画期間中、年間配当金40円を下限に設定するとともに、連結ベースの総還元性向を50%以上にすることとしている。 <4696> ワタベ 287 -65大幅続落。事業再生ADRを申請へとの報道で先週末に急落したが、会社側では事業再生ADRを申請して受理されたことを発表。興和に対して第三者割当増資を実施、同時に既存の株式をすべて回収して興和に売却し、6月末に興和の完全子会社になるという。割当予定先以外の株主に対しては、1株当たり180円の金銭を交付する計画。依然として思惑含みの状況ではあるが、ひとまずは180円にサヤ寄せを目指す動きに。 <8214> AOKI HD 696 -62大幅反落。先週末に業績予想の下方修正を発表している。通期営業損益は従来の20億円の赤字から75億円の赤字に下方修正。1月に入ってからの緊急事態宣言の発令、度重なる緊急事態宣言の延長などで、一部店舗の臨時休業や時間短縮営業が継続し、想定以上の影響を受けたもよう。繰延税金資産の取り崩しなどで、最終損益は53.5億円の赤字から123億円の赤字にまで減額。年間配当金も23円計画から10円に引き下げ。 <4716> 日本オラクル 10880 -970大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、12-2月期営業利益は167億円で前年同期比2.2%増益、前四半期の同17.3%増から増益率は低下している。人件費や業務委託費の減少で増益は確保したが、売上高は減収となった。ソフトウェアライセンス販売の減少などが響いている。通期計画の前期比6.4%増に対して、第3四半期まででは前年同期比7.3%増と想定線だが、上振れ期待などは低下する形となっている。 <8854> 日住サービス 1948 +199一時ストップ高。先週末に発表した自己株式の取得実施が買い材料視されている。発行済み株式数の6.27%に当たる10万株、2億円を取得上限としている。立会外取引を含む市場買付で、取得期間は4月1日から4月30日まで。立会外での取得では需給インパクトは限られるものの、少なくても一株当たりの価値向上にはつながるため、ポジティブに評価する動きが優勢となっているもよう。 <9843> ニトリHD 21155 0いってこい。21年2月期営業益は前期比約3割増の1400億円弱になったもようとの観測が伝わった。従来予想の1329億円を上回り、34期連続での過去最高益となる見通し。2ケタ増益は4年ぶりとなる。新型コロナウイルスの感染拡大で在宅勤務が増え、仕事用の机や椅子、調理器具などの販売が好調だった。ただ、足元の好調な既存店売上動向などからは想定内の上振れと捉えられ、目先の出尽くし感も強まった。 <6502> 東芝 3890 +5続伸。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に、目標株価も3100円から4900円に引き上げた。自助努力による「収益性改善」と「適正資本」経営を考慮すると、足元の株価は割安な水準と判断。今後、新年度ガイダンスでのコンセンサス上振れ、キオクシアのIPO手続き再開などがカタリストになる可能性も指摘。22年3月期営業益は2100億円までの拡大を見込む。ただ、利食い売りでその後伸び悩みに。 <6723> ルネサス 1168 -60大幅続落。先週末に那珂工場のN3棟で火災が発生、現在は生産ラインを停止している。N3棟は月商170億円規模であり、全社売上高の30%弱を占める。会社側では1カ月以内の生産開始を目指しているが、売上高で170億円程度、営業利益で100億円程度の影響が出るとの試算もあるもよう。なお、自動車向け用途が中心とみられ、日系完成車メーカーの世界生産分として120万台分程度の影響が出るとみ見られている。 <9983> ファーストリテ 86890 -4130大幅続落。先週末の日銀金融政策決定会合において、上場投資信託(ETF)買い入れ対象をTOPIX連動型に一本化し、日経平均連動型を除外することが決まった。特定の銘柄に買い入れが偏りやすい弊害を考慮したものとみられ、その特定銘柄に該当する同社には、今後の需給面での下支え効果の低下が意識される状況になっている。今回の決定は比較的想定外だったとみられ、先週末の急落に続いて本日も売り優勢の展開に。 《ST》
関連銘柄 10件
178
6/25 15:00
±0(0%)
時価総額 10,664百万円
ウェディング大手。子会社に目黒雅叙園やメルパルクなど。沖縄やハワイ・グアムなどリゾート挙式に強み。コロナ禍でフォトウェディングを強化。1Qは低迷も、接客ツールのWEB化や海外拠点見直しなどで巻き返し模索。 記:2021/05/17
4716 東証スタンダード
15,140
11/25 15:30
+75(0.5%)
時価総額 1,941,902百万円
米オラクル社の日本法人。クラウドサービス、ライセンスサポートが柱。ハードウェアの販売、導入支援等も手掛ける。データベース管理システムに強み。アライアンス強化推進。東京・大阪データセンターの利用量は順調増。 記:2024/10/29
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
2,022.5
11/25 15:30
+10.5(0.52%)
時価総額 3,783,319百万円
大手半導体メーカー。車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、EV向け製品の売上が増加。米GaNパワー半導体会社買収へ。 記:2024/06/15
1,232
11/25 15:30
-12(-0.96%)
時価総額 106,753百万円
ビジネスウェア専門店「AOKI」を展開するAOKIを中核とする持株会社。快活CLUB、コート・ダジュールの運営等を行う快活フロンティアなども傘下に持つ。エアクールシリーズのアイテム拡充などを図る。 記:2024/08/30
2,311
11/25 15:30
+18(0.78%)
時価総額 57,805百万円
関西地盤の中堅証券「岩井コスモ証券」を中核とする持株会社。対面取引・コールセンター取引、インターネット取引等を手掛ける。証券営業部門はでは国内外株式を中心とする提案営業に注力。賃上げで優秀な人材確保図る。 記:2024/06/03
8854 東証スタンダード
2,260
3/6 15:00
+10(0.44%)
時価総額 4,497百万円
近畿地盤の不動産会社。不動産仲介は関西トップ級。リフォームも手掛ける。投資用一棟マンション等の販売に注力。不動産売上は大幅増。23.12期3Qは2桁増収。K.I.TによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/01/14
9232 東証スタンダード
2,130
11/25 15:30
±0(0%)
時価総額 30,710百万円
航空測量大手。人工衛星や航空機、車両などの各種センサーを用いた測量・計測を手掛ける。ICT技術を活用した情報サービスを提供。親会社セコムと伊藤忠がTOB(株式公開買い付け)を実施、上場廃止へ。 記:2024/09/24
9843 東証プライム
18,320
11/25 15:30
+295(1.64%)
時価総額 2,096,596百万円
家具・インテリア国内最大手。企画、原材料調達、製造、物流、販売の一貫体制を構築。アイテム数は約1万点。8割超が自社開発商品。島忠を傘下に収める。Nポルダなどは売上順調。26.3期買上客数2億人以上目標。 記:2024/06/13
9983 東証プライム
50,730
11/25 15:30
+1,710(3.49%)
時価総額 16,143,351百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25