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アドバンテス、信越化学、LINEなど

2019/7/25 15:57 FISCO
<6594> 日本電産 14865 +650大幅続伸。前日に第1四半期決算を発表、営業益は280億円で前年同期比38.8%減となり、350億円程度の市場予想を下回った。先行開発費用、初期量産費用などの発生が下振れの主因。上期計画750億円は据え置いたが、セコップ社の譲渡損失によって最終利益は下方修正した。初期量産費用の拡大は、EV用トラクションモータの受注が想定以上であることなどが背景であり、下振れ決算をネガティブ視する動きは限定的。 <4063> 信越化 11035 +745急伸で4月15日の高値を更新。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は1075億円で前年同期比12.7%増益、市場コンセンサスを100億円程度上振れた。半導体シリコンが好調で全体をけん引した。今回初めて発表された通期計画は4050億円で前期比0.3%増益見通し、ほぼ市場コンセンサス内であり、安心感にもつながっている。また、年間配当金は220円とし、前期比20円増配も打ち出している。 <5938> LIXIL G 1882 +101急反発。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「中立」から「買い」に格上げ、目標株価も1400円から2400円に引き上げている。瀬戸氏のCEO復帰で利益率を重視した戦略へ軌道修正が図られる可能性が高いこと、ペルマスティリーザの更なる損失計上は限定的と見られること、国内LHT事業は短期的な利益改善が見込めること。米国金利上昇リスクが後退したことなどで、ディスカウント要因は縮小としている。 <3938> LINE 3415 +310急騰。前日に上半期決算を発表、営業損益は218億円の赤字で、前年同期比321億円の減益となった。1-3月期の赤字79億円から、4-6月期は139億円に赤字が拡大、赤字幅は市場想定も上回った。「LINE Pay」のプロモーションコストの大幅増が背景だが、7-9月期は赤字幅縮小見通しが示され、業績底打ちを意識する展開に。なお、コア事業の4-6月期営業利益は前年同期比19.4%増と好調に推移した。 <6857> アドバンテス 4160 +700ストップ高。前日に第1四半期決算を発表、営業利益は152億円で前年同期比4.2%減益だが、前四半期比では48.7%の大幅増に。100億円程度であった市場予想も大幅に上回っている。受注高も659億円と拡大、とりわけ、SoCテスタは5G関連需要の拡大を受けて、想定を150億円程度上振れのもよう。通期計画は据え置かれているが、会社側では上方修正含みともコメントしているもよう。 <4549> 栄研化 1860 +113急伸。前日に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクトにつながっている。営業利益は14.9億円で前年同期比15.0%増益、上半期は20.3億円で同20.2%減益の計画であり、想定外の2ケタ増益決算と受け止められている。海外向けの便潜血検査用試薬や尿検査用装置の販売好調が背景とみられているほか、販管費なども計画を下回っているようだ。進捗率も高く、業績上振れ期待が先行する形に。 <6976> 太陽誘電 2301 -51伸び悩み大幅反落。同社のほか、村田製<6981>やTDK<6762>など電子部品大手は総じて、10:00以降に崩れる展開となった。足元で上昇ピッチを速めていた反動から利食い売りの動きと観測される。決算発表を行った米ザイリンクスは、ファーウェイへの米政府制裁の影響で7-9月期売上高見通しが市場予想に未達となっており、決算発表後の時間外取引で7%超の急落場面もあり、連想感も波及する形に。 <7211> 三菱自 496 -10大幅続落。前日に第1四半期決算を発表している。営業利益は39億円で前年同期比86.3%減益となった。通期計画900億円、前期比19.5%減益発表時もネガティブに捉えられた経緯もあるが、同水準に対しても低調なスタートになっている。北米における在庫調整の影響が響いたもよう。会社側では想定線の着地としているが、会社計画上回る通期コンセンサスは切り下がる方向になっているようだ。 <4776> CYBOZU 1283 -112急反落。前日発表の6月の月次動向がネガティブ視された。売上高は前年同月比14%増と2ケタ成長が続いたが、営業損益は0.6億円の赤字に転落、これまでは2億円以上の収益計上が続いていた。業績連動型の賞与を計上したことが主因のほか、オフィス増床に伴う家賃増加なども背景。前年も6月の収益は低水準であったが黒字は確保していた。業績予想には織り込み済みとされているが、大幅な上振れ期待はやや後退の形に。 <4751> サイバー 4415 +455急伸。前日に第3四半期決算を発表、累計営業利益は233億円で前年同期比11.9%減益となったが、4-6月期は94億円で同38.3%の大幅増益に。市場予想も30億円強上回る着地になった。つれて、通期計画は従来の200億円から290億円に上方修正、260億円強の市場予想も上回る水準に。既存タイトル好調でゲーム事業がけん引役になったほか、広告費の大幅抑制なども寄与したもよう。 《US》
関連銘柄 12件
3938 東証1部
5,350
12/28 15:00
±0(0%)
時価総額 1,304,330百万円
国内最大のメッセンジャーアプリ「LINE」を運営。広告収入に次ぐ収益の柱として金融サービスに力注ぐ。来年3月にヤフーとの統合を予定。20.12期3Q累計は子会社の売却と増資に伴う一時利益計上で営業黒字に。 記:2020/11/24
4063 東証プライム
6,428
4/24 11:30
+220(3.54%)
時価総額 13,011,063百万円
大手総合化学メーカー。塩化ビニル樹脂や苛性ソーダ、シリコンウエハ、機能材料を手掛ける。塩化ビニル樹脂等で世界首位。希土類磁石は車載市場等への拡販図る。24.3期3Q累計は自動車用入力デバイスが堅調維持。 記:2024/02/02
4549 東証プライム
2,004
4/24 11:30
-2(-0.1%)
時価総額 87,256百万円
臨床検査薬大手。便潜血検査、遺伝子検査、尿検査が収益柱。便潜血検査用試薬は国内トップシェア。24.3期3Qは微生物検査用試薬が増収。迅速診断キット、薬剤感受性検査用試薬の売上が回復。尿検査用試薬も増収。 記:2024/02/10
4751 東証プライム
1,039
4/24 11:30
+17.5(1.71%)
時価総額 525,655百万円
インターネット広告最大手。「アメブロ」などメディア事業やスマホ向けゲームで成長。インターネットTV「ABEMA」に注力。ゲームは継続的に新規タイトルをリリース予定。主力事業好調で、1Qは営業黒字転換。 記:2024/03/29
4776 東証プライム
1,606
4/24 11:30
+24(1.52%)
時価総額 84,729百万円
業務アプリ構築クラウドサービス「kintone」、中小企業向けグループウェア「サイボウズOffice」などを提供。クラウド関連事業は売上好調。23.12期通期は収益伸長。24.12期は2桁増収計画。 記:2024/04/16
5938 東証プライム
1,699
4/24 11:30
-19.5(-1.13%)
時価総額 487,800百万円
住設機器メーカー大手。水廻り設備や金属製建材に強み。24.3期3Q累計は欧米の回復に遅れ。だが原材料高対応の値上げで国内の収益性が改善し、営業増益に。売却済の伊社に絡む特損を計上。通期二桁営業増益を計画。 記:2024/02/08
6594 東証プライム
6,491
4/24 11:30
-254(-3.77%)
時価総額 3,870,479百万円
世界最大の総合モーターメーカー。HDDや車載、家電・産業向けモーターに加え、機器装置や電子・光学部品を展開。精密小型モータは売価改善等で増益。24.3期3Qは2桁増益。水冷モジュールの生産能力を拡大。 記:2024/04/16
6762 東証プライム
7,380
4/24 11:30
+248(3.48%)
時価総額 2,869,137百万円
電子部品大手。リチウムイオン電池や受動部品に強み。磁性材料がコア技術。24.3期3Q累計はセンサ応用製品が増収。自動車市場向け販売の増加が寄与。セラミックコンデンサなども自動車市場向け販売が伸びる。 記:2024/03/31
6857 東証プライム
5,466
4/24 11:30
+221(4.21%)
時価総額 4,187,880百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
6976 東証プライム
3,599
4/24 11:30
+99(2.83%)
時価総額 468,655百万円
電子部品メーカー。積層セラミックコンデンサやフェライト製品、インダクタ、ノイズ対策製品、複合デバイス等を製造、販売する。セラミックコンデンサで世界的。今期3Q累計は情報機器向けと通信機器向けが増加した。 記:2024/02/08
6981 東証プライム
2,845
4/24 11:30
+96(3.49%)
時価総額 5,768,075百万円
大手電子部品メーカー。コンデンサやEMI除去フィルタ高周波モジュールを手掛け、積層セラミックコンデンサで高シェア。業界最高水準の車載向けメタルパワーインダクタを商品化。生産減少や値下がりで3Q累計は一服。 記:2024/02/04
7211 東証プライム
471.4
4/24 11:30
+6.6(1.42%)
時価総額 702,519百万円
自動車メーカー。日産やルノーらと提携し、世界的な協業を進める。SUVやミニバン、軽自動車、商用車等を製造、販売。中国事業の構造改革進める。中南米・中東他、北米などは販売台数増。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/10