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保土谷、小野薬品、北興化学など

2016/4/14 16:50 FISCO
<7581> サイゼリヤ 2089 -199下げきつい。前日に上半期の決算を発表している。営業利益は32.2億円で前年同期比35%増益、従来計画線上での着地となった。通期予想は据え置き。ここまでの月次動向からは上振れ期待もあったと見られ、計画線上での着地に失望感も先行へ。中国などアジア事業の苦戦が足を引っ張る形になっているようだ。 <9022> JR東海 19975 +1110買い優勢。SMBC日興証券では投資判断を「2」から「1」に格上げ、目標株価も23100円から24000円に引き上げている。東海道新幹線の旅客収入はJR各社のなかで相対的に底堅い推移が期待されること、東海道新幹線の堅調な収入継続やリニアの建設受注進捗によってリニアリスクが減退することなどを背景に、バリュエーションは切り上がって行くと考えているようだ。JR3社内でのトップピックとして位置付け。 <7599> ガリバー 1184 -175下落率トップ。前日に前2月期の決算を発表している。営業利益は75.4億円で前期比41.6%増益、従来予想の82億円を下振れる着地になった。今期は108億円で同43.2%の大幅増益見通し、コンセンサスもやや上回る水準であるものの、株価が上昇していたこともあり、短期的な出尽し感が先行する形になっている。ゴールドマン・サックス証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げ、年初来の月次販売トレンドの良化、中期的な収益成長は織り込んだとの判断。 <4112> 保土谷 216 +20賑わう。LGエレクトロニクスでは昨日、5種類の有機ELテレビの新製品を発表している。アップルでも早ければ2017年に有機ELパネルをiPhoneに採用する方針とされており、関連メーカーが雪崩を打って事業化に動き出しているとされている。有機EL市場の拡大期待があらためて高まる格好になっており、関連の材料株と位置づけられている同社への関心が高まる格好に。 <5411> JFEHD 1771.5 +96.5買い優勢。クレディ・スイス証券では、投資判断を「ニュートラル」から「アウトパフォーム」に格上げ、目標株価も1500円から1900円に引き上げている。OECD が発表した2月のアジア主要5ヵ国の景気先行指数は2009年以来の大幅な改善となり、とりわけ、中国は2013年8月以来の回復となって転換点を迎えた可能性があると指摘している。こうしたアジア経済の回復に加え、米ドル安や中国の供給削減期待などからアジアの鉄鋼市況は急回復し、同社の輸出スプレッドも大きく改善する可能性が高いとみているもよう。 <9104> 商船三井 263 +12しっかり。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「アンダーウェイト」から「オーバーウェイト」に、一気に2段階格上げしている。目標株価は260円としているもよう。海運セクター全般的に、コンテナ・ドライの船腹稼働率の改善は2017年度と想定され、強気転換は時期尚早としている。こうしたなか、同社は合理化効果に伴う2016年度の増益額が最も大きいとみられるほか、船腹供給量の鈍化基調が予想されるドライバルク依存度の高さなども支援と。 <4528> 小野薬品 5466 -256大幅反落。景気敏感株への資金シフトを背景に、これまで買い進まれてきた同社などの内需株には、利益確定の動きが強まってきているようだ。また、一部の報道では、前日に開催された中医協総会において、同社のオプジーボを例に、「効能追加で市場が大幅に拡大した場合、期中の薬価見直し」が主張されたと伝わっているもよう。来年4月の消費税率引き上げ延期で薬価改定が見送られても、オプジーボの薬価再算定は実施される可能性との見方にも。 <4992> 北興化学 315 +29急伸。前日に発表した第1四半期の決算が好材料視されている。営業利益は17.9億円で前年同期比24.5%増と大幅増益決算になった。通期予想は20.5億円で前期比26.2%減益、予想は据え置いているが、上振れ可能性などが高まる状況となっている。国内水稲用の除草剤や殺菌剤の出荷が好調であった。 《XH》
関連銘柄 8件
4112 東証プライム
3,835
11/26 15:30
-65(-1.67%)
時価総額 32,268百万円
1916年創業の化学メーカー。有機EL材料やイメージング材料などの機能性色素が主力。ウレタン塗膜防水材、過酸化水素等の工業薬品、農薬等も手掛ける。25.3期は増収増益計画。機能性色素などの販売増を見込む。 記:2024/08/01
4528 東証プライム
1,732
11/26 15:30
+15(0.87%)
時価総額 863,736百万円
1717年創業の医薬品メーカー。抗悪性腫瘍剤「オプジーボ点滴静注」、慢性腎臓病治療剤「フォシーガ錠」などが主要製品。新薬開発に特化。配当性向40%目途。がん・免疫疾患、中枢神経疾患などが重点研究領域。 記:2024/08/26
4992 東証スタンダード
1,337
11/26 15:30
+6(0.45%)
時価総額 40,091百万円
農薬メーカー。野村鉱業の製薬部から分離独立して1950年に誕生。JA全農が主要取引先。水稲用や園芸用に強み。ファインケミカル事業も手掛ける。水稲剤、園芸剤は国内販売順調。26.11期売上高488億円目標。 記:2024/10/29
5411 東証プライム
1,716.5
11/26 15:30
-30(-1.72%)
時価総額 1,097,595百万円
国内2位の鉄鋼メーカー。日本鋼管と川崎製鉄の経営統合により発足。鋼板を中心に多数の高付加価値製品を抱え、自動車用高級鋼板に強み。価格転嫁進める。高付加価値製品比率高まる。構造改革と海外拡大も進める。 記:2024/06/25
7581 東証プライム
5,130
11/26 15:30
-130(-2.47%)
時価総額 268,155百万円
イタリアンカジュアルレストラン「サイゼリヤ」をチェーン展開。中国中心に海外でも事業展開。価格競争力などが強み。店舗数は1500店舗超。メニュー再構築や主力商品の改善、食材の供給体制再構築などに取り組む。 記:2024/08/06
7599 東証プライム
1,082
11/26 15:30
+5(0.46%)
時価総額 115,653百万円
中古車買取販売店「ガリバー」を展開。中古車の買取・小売のほか、中古車オークションでの卸売、自動車保険・車検・整備など付帯商品の販売等も。価格設定精度の向上、小売に伴う付帯収益の増加への取り組みに注力。 記:2024/08/06
9022 東証プライム
3,134
11/26 15:30
+4(0.13%)
時価総額 3,228,020百万円
国鉄民営化で誕生した東海地盤の鉄道会社。東海道新幹線が収益の柱。ジェイアール名古屋タカシマヤ等の流通業、不動産業、ホテル業等も。東海道新幹線は個室を導入予定。台湾高鐵から技術コンサルティングを受託。 記:2024/06/04
9104 東証プライム
5,342
11/26 15:30
-88(-1.62%)
時価総額 1,936,763百万円
海運国内2位。1884年創業。三井グループ。ドライバルク事業、エネルギー事業、製品輸送事業が柱。LNG船の所有・管理・運航で世界シェアトップクラス。配当性向30%目安。非海運事業のアセット積み増し図る。 記:2024/07/29