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ファストリ 、ビックカメラ、乃村工藝社など

2016/4/8 16:33 FISCO
<4021> 日産化学 2722 -76軟調。野村證券では投資判断を「バイ」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も3100円から2780円に引き下げ。機能性材料事業や農業化学品事業は堅調に推移しているが、高成長は織り込まれたと判断しているもよう。一段の株価上昇には、光配向膜のTV 領域での拡大、動物薬原体「フルララネル」の成長期待の高まりなどが必要としている。 <6141> DMG森精機 1157 +152上昇率トップ。DMG 森精機AG 株を追加取得し、株式保有比率を60.67%から76.03%へ引き上げたことを前日に発表している。保有株式比率が75%を上回ることで、機動的な資本政策が実現可能となるほか、AG との一体運営の強化も期待できる状況となっている。クレディ・スイス証券(CS)では、外部環境が不透明感を強める中で、ポジティブな内容と指摘している。少数持分利益の減少に伴う業績上振れなども想定される形に。 <4202> ダイセル 1338 -96急落。ホンダが「ライフ」など計14 万2679 台のリコールを届け出たと報じられている。同社製のインフレーターを搭載したエアバッグが衝突時に展開しない不具合があったため。同社にとっては、代替需要への期待感などが低下する状況にもなっているようだ。なお、シティグループ証券では、対象製品の型式は現在製造していない古いものと推定されるほか、伝火薬も現在は内製品に切り替わっていることで、事業や業績などへの影響は限定的と指摘している。 <3048> ビックカメラ 1063 +90買い優勢。前日に上半期業績予想の上方修正を発表している。営業利益は従来予想の91億円から117億円、前年同期比41%増益の水準にまで増額している。売上高は下振れも、粗利益率の改善や販管費のコントロールなどが奏効する形に。市場予想も20億円程度上振れたとみられる。SMBC日興証券では、粗利益率の改善余地は大きいとして、引き続きトップピック推奨としている。 <9983> ファストリ 26610 -3880大幅安。前日に上半期の決算を発表、ネガティブサプライズにつながる形となっている。上半期営業利益は993億円で前年同期比34%減益、5期振りの減益となった。市場コンセンサスは200億円程度下回ったとみられる。四半期ベースでは、9-11月期の17%減益に対して、12-2月期は60%減益と落ち込んでいる。通期営業利益は1800億円から1200億円に下方修正、こちらも200億円以上市場予想を下回る格好に。モルガン・スタンレーMUFG証券では投資判断を「イコールウェイト」に格下げしている。 <9716> 乃村工藝社 1735 +108買い優勢。前日に前2月期の決算を発表している。営業利益は60.3億円で前期比15.8%増益となり、第3四半期決算時に上方修正した従来予想の59億円を上振れる着地となっている。第3四半期累計では前年同期比4.1%減益であったため、第4四半期の収益回復をストレートに評価する格好のようだ。また、今2月期も増収増益見通しとしていることも、安心感を誘う形に。 <4186> 東京応化 2831 +174大幅続伸。シティグループ証券では、サムスン電子の最先端DRAM量産は、同社にとって強力な追い風になるとしている。微細化進展によるマルチパターニングの増加が、ArF レジスト需要の大幅な拡大につながるとみられ、サムスンのメモリ向けで高シェアを有する同社には恩恵とみているようだ。 <2809> キユーピー 2844 +53しっかり。UBS証券では投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ、目標株価を3300円としている。デフレリスクが小さいこと、円高コスト安のメリットが享受できること、中期営業利益成長率の高まり、相対的な割安感などを評価材料視しているもようだ。不透明な相場環境下のなかで、最もディフェンシブ性の強い銘柄の一角とも位置づけているようだ。 《XH》
関連銘柄 8件
2809 東証プライム
3,370
11/26 15:30
-241(-6.67%)
時価総額 476,855百万円
マヨネーズやドレッシング、パスタソース等の製造・販売を行う。1919年創業。マヨネーズ、ドレッシングは国内家庭用市場でトップシェア。アヲハタを傘下に持つ。海外でKEWPIEブランドの認知拡大を図る。 記:2024/08/02
3048 東証プライム
1,665
11/26 15:30
+17.5(1.06%)
時価総額 313,263百万円
家電量販店大手。都心部の駅前立地に大型店を出店。EC販売等も。傘下に家電量販店「コジマ」、PC専門店「ソフマップ」、日本BS放送など。免税売上はコロナ前の水準まで回復。強い店舗の再構築等に取り組む。 記:2024/06/03
4021 東証プライム
5,477
11/26 15:30
+62(1.14%)
時価総額 754,731百万円
1887年創業の化学メーカー。機能性材料、農業化学品が柱。ディスプレイ材料「サンエバー」で世界トップシェア。半導体材料「ARC」はアジアシェア高い。総還元性向75%目標。事業領域の深掘りなどに注力。 記:2024/08/26
4186 東証プライム
3,451
11/26 15:30
-11(-0.32%)
時価総額 441,038百万円
エレクトロニクス機能材料、高純度化学薬品の製造・販売を行う。半導体用フォトレジストで世界トップシェア。微細加工技術、高純度化技術などが強み。海外売上比率は8割超。電子材料分野の深耕及び開拓を推進。 記:2024/10/09
4202 東証プライム
1,370
11/26 15:30
+6.5(0.48%)
時価総額 379,412百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
6141 東証プライム
2,592
11/26 15:30
-40(-1.52%)
時価総額 367,950百万円
工作機械メーカー大手。5軸・複合加工機やターニングセンタ、マシニングセンタ、超音波加工機等を手掛ける。海外売上高比率が高い。機械1台当たりの受注単価は上昇。民間航空機や宇宙、メディカル向け等が需要好調。 記:2024/06/28
9716 東証プライム
784
11/26 15:30
+13(1.69%)
時価総額 93,999百万円
ディスプレイ業界最大手。1892年創業。取引顧客数は2900社超。年間プロジェクト受託数は1万5000件超。東京ミッドタウン日比谷などで実績。大型プロジェクトが進行中。26.2期営業利益85.8億円目標。 記:2024/10/29
9983 東証プライム
51,450
11/26 15:30
+720(1.42%)
時価総額 16,372,470百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業が成長の柱。グローバル化の加速、ジーユー事業などグループブランドの拡大などに注力。 記:2024/10/25