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竹内製、久光製薬、パソナなど

2016/4/11 16:41 FISCO
<7261> マツダ 1475 -30.5大幅反落。為替市場での円高進行が嫌気される。先週末の海外市場では円高傾向に変化が見られず、東京市場の寄り付き後もさらに円高が進む形となっている。自動車セクター内でも相対的に円高のマイナス影響が大きいとみられており、株価の売り材料につながっている。先週末は円高傾向が続く中で強い動きとなったが、短期的な買戻しの動きが中心と見られ、あらためて戻り売り圧力が強まる状況に。 <6773> パイオニア 338 +25買い優勢。政府では、自動車メーカーや地図メーカーと連携して、2018年までに自動運転に必要な情報を盛り込んだ立体道路地図を作ると報じられている。走行空間センサー「3D-LiDAR」への期待が高いほか、HEREと共同で自動運転・高度運転支援向け高度化地図の活用に関し協議を進めることに合意している同社には、メリット期待などが高まる展開となっているもよう。本日は、アイサンテクノ、ゼンリン、パスコなども自動運転車の地図関連として買い優勢に。 <7545> 西松屋 1186 +68買い優勢。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断「オーバーウェイト」継続で、目標株価を1220円から1300円に引き上げている。「納期管理の徹底に伴う的確な商品投入」、「製造業からスカウトした技術者が開発した新しいPB拡充」などの施策効果が持続するほか、円高メリットも期待されることで、新年度業績も順調推移が続くとみているようだ。17.2期営業利益は会社計画の68億円に対して75億円を予想。 <2267> ヤクルト 5280 +410買い優勢。宅配専用商品である乳製品乳酸菌飲料「ヤクルト400」、「ヤクルト400LT」の希望小売価格を5月30日から値上げすると発表している。現在の1本当たり70円から80円に値上げするもよう。ヤクルト400の価格改定は1999年の発売以来初めて、原材料価格の上昇に伴うものとしている。3月には、リニューアルの実施とともに、「ミルミル」の値上げを実施している。 <6432> 竹内製 1420 +34買い先行。先週末に決算発表、前2月期営業利益は162億円で前期比53%増益、従来計画の145億円や市場予想もやや上回る着地になったとみられる。一方、今期は123億円で同24%減益の見通し、市場予想の160億円レベルを大きく下回っている。決算発表を受けて、野村證券では投資判断を格下げへ。ただ、円高の悪影響は相当程度織り込み済みであるほか、前期配当金を従来予想から引き上げで今期も増配見通し、発行済み株式数の2.55%を上限とする自社株買いも発表していることで、株主還元策の充実も評価されているようだ。 <2168> パソナ 673 -100下落率トップ。先週末に第3四半期の決算を発表している。累計営業利益は20億円で前年同期比14%減益となり、通期予想は従来の47億円から37億円に下方修正している。M&Aによるグループシナジーや新規事業の立上遅れが顕著になっているもよう。人材関連銘柄は総じて好決算が多い中、失望売り圧力が強まる状況に。 <4530> 久光製薬 5550 +480大幅続伸。先週末に前2月期の決算を発表、営業利益は277億円で前期比35%増益、今期は280億円で同1%増益の見通しとしている。前期実績はほぼ想定線だが、今期は減益も想定されていただけに安心感が強まる格好となっている。また、発行済み株式数の2.36%、120億円を上限とした自社株買いの実施を発表したことも、需給面からの期待材料につながっている。 <8016> オンワード 776 +47強い動き目立つ。先週末に前2月期の決算を発表している。営業利益は37.8億円で前期比34%減益、会社予想の46億円は下回ったが、市場予想との比較ではサプライズは限定的に。今期は45億円で同19%増益の見通し、こちらも市場予想に近い水準で、特にサプライズは大きくない。一方、発行済み株式数の3.24%に当たる500万株を上限とした自社株買いの実施を発表しており、短期的なアク抜け感とともに買い材料につながっているようだ。 <6701> NEC 267 0売り先行。JPモルガン証券(JPM)では、投資判断を「オーバーウェイト」から「ニュートラル」に格下げしている。目標株価も400円から300円に引き下げへ。ITサービス需要の軟化、定常的に発生する不採算は改善しないという前提に基づいて、業績予想を下方修正しているもよう。17.3期営業利益は1630億円から1300億円に引き下げているようだ。なお、会社ガイダンスとしては1200億円前後を想定と。 《XH》
関連銘柄 9件
2168 東証プライム
1,957
11/26 15:30
+9(0.46%)
時価総額 81,587百万円
人材派遣、委託・請負などを行うHRソリューションが主力。海外人材サービス、子育て支援事業、介護事業、地方創生事業等も手掛ける。ベネフィット・ワンは全株売却。BPO専門領域の事業拡大などに取り組む。 記:2024/10/25
2267 東証プライム
2,979.5
11/26 15:30
+24.5(0.83%)
時価総額 1,019,260百万円
「Newヤクルト」シリーズなどを展開する乳酸菌飲料メーカー。1935年創業。栄養ドリンクや化粧品、医薬品の製造・販売等も行う。米国など海外にも進出。ヤクルトレディの採用活動推進で宅配組織の強化図る。 記:2024/08/02
4530 東証プライム
4,248
11/26 15:30
-32(-0.75%)
時価総額 361,781百万円
経皮鎮痛消炎剤「モーラステープ」等の医療用医薬品、消炎鎮痛剤「サロンパス」等の一般用医薬品を手掛ける。1847年創業。鎮痛消炎貼付剤に強み。重点地域へのリソース集中などサロンパスの海外展開に注力。 記:2024/08/19
6432 東証プライム
4,830
11/26 15:30
+15(0.31%)
時価総額 236,665百万円
小型建設機械メーカー。世界で初めてミニショベル、クローラーローダーを開発。ミニショベルはEUでシェア2位。海外売上高比率が高い。長野県埴科郡に本社。欧米中心に販売網を拡充。アフターパーツの拡販図る。 記:2024/10/29
6701 東証プライム
12,465
11/26 15:30
+15(0.12%)
時価総額 3,401,075百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
6773 東証1部
65
3/26 15:00
±0(0%)
時価総額 125,017百万円
カーナビ等カーエレクトロニクス事業が主力。家電AV機器事業から撤退。車載関連ビジネスの成長等に注力。地図事業を強化。香港投資ファンドの完全子会社化により、同社株は上場廃止予定。19.3期2Qは業績苦戦。 記:2019/01/21
7261 東証プライム
999.9
11/26 15:30
-1.1(-0.11%)
時価総額 631,741百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
7545 東証プライム
2,329
11/26 15:30
+51(2.24%)
時価総額 162,073百万円
ベビー用品や子供衣料、マタニティグッズ、育児用品等の専門店を全国展開。出店はロードサイド中心。低価格PB商品の開発に注力。1120店舗展開。オンラインストアは売上堅調。海外向け卸売も拡大。IT化で効率化。 記:2024/10/04
528
11/26 15:30
+5(0.96%)
時価総額 83,383百万円
オンワード樫山を中核とする持株会社。1927年創業。23区、ICB、自由区などが基幹ブランド。ライフスタイル関連事業も展開。配当性向40%以上目安。機能性商品は販売順調。商品在庫水準の適正化を図る。 記:2024/10/24