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富士フイルム、星光PMC、オムロンなど

2014/10/7 16:52 FISCO
<4901> 富士フイルム 3595 +95.5買い先行。引き続き、エボラ出血熱の対応薬として、抗インフル薬「アビガン」に対する期待感が高まっているもようだ。ドイツでもエボラ熱患者に投与されたと伝わっているほか、フランスとギニアではエボラ出血熱に対する同薬の臨床試験を検討とも報じられている。なお、シティでは、むしろ、決算発表以降に公表予定の新中期経営計画に注目ともしており、従来以上に資本効率性の向上や株主還元の拡充に焦点を当てた内容を期待しているようだ。 <6502> 東芝 475.6 -21.5売り優勢。米半導体関連株の下落がマイナス材料に。サムスン電子が約1兆6000億円を投じて半導体の新工場を建設すると発表、半導体需給の緩和、市況下落につながるとして、米国ではマイクロンなど半導体関連の一角がきつい下げとなった。寄り付き前に発表されたサムスン電子の暫定決算内容も弱材料視される格好に。また、SMBC日興証券では業績予想を会社計画並みの水準にまで下方修正している。 <6702> 富士通 693 +7.1しっかり。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「イコールウェイト」から「オーバーウェイト」に格上げ、目標株価は780円としている。直近の株価下落で上半期の業績下振れは織り込みが進み、下半期から来期にかけては、堅調な収益拡大とともに再度の株価上昇が期待できるとしているようだ。 <6513> オリジン電気 430 +29急伸。前日に業績予想の上方修正を発表している。上半期営業利益は従来予想の10億円から13億円に、通期では16億円から19億円に上方修正している。エレクトロニクス事業の電源機器、コンポーネント事業の精密機構部品などの販売が増加したことが背景に。業績上振れの可能性はあったものの、1倍割れのPBR水準など割安感も強く、ストレートに評価の動きが先行する状況となっている。 <4992> 北興化学工業 395 +10買い優勢。前日に第3四半期の決算を発表、通期予想を上方修正しており、評価材料と捉えられているようだ。第3四半期累計営業利益は18.4億円で前年同期比5.5倍、通期では従来の10億円から17.5億円にまで増額している。業績上振れ期待は高かったといえ、四季報予想の14億円なども大きく上回る水準に。第3四半期累計で通期予想を上回っており、さらなる上振れの可能性も高いといった見方に。 <6962> 大真空 360 -20さえない。みずほ証券では投資判断を「買い」から「中立」に格下げしている。円安効果が見込まれることに加えて、自動車用水晶デバイスも堅調であるが、光学デバイスの低迷や販売価格の下落などから会社計画は下方修正される可能性が高いとしている。今期営業利益は、会社計画の11億円に対して、みずほ証券では収支均衡を予想しているもよう。 <4963> 星光PMC 1054 +34上げ目立つ。文部科学省では、「セルロースナノファイバー」を応用した化成品の製造工程全体を効率化する技術開発に、2015年度から取り組むと一部で伝わっている。5ヵ年で実証段階入りを目指すようだ。セルロースナノファイバーの市場拡大に対する期待感が再燃、関連の中核銘柄として関心が高まる状況にも。 <7269> スズキ 3331.5 +89.58日ぶりに反発。突っ込み警戒感からリバウンドを目指す流れになってきている。JPモルガンでは投資判断「オーバーウェイト」を継続、7-9月期は減益が予想されるほか、国内軽自動車市場の競争激化は懸念材料であるが、今後は、新車が投入される年末にかけて収益モメンタムは再度好転していくと見ているもよう。来期以降の中期成長の見方に変化はなく、足元の株価下落はエントリーの好機と判断している。 <7913> 図書印刷 503 +14出来高伴い続伸。リクルートHDの公開価格が仮条件の上限となる3100円で決定している。これをきっかけに、あらためて保有株の含み益に関心が高まる状況のようだ。リクルートHDの上場承認をきっかけに、足元では出尽くし感から調整色が強まる状況となっていた。リクルートHDの目論見書によると、同社の保有株は930万株、保有比率は1.63%である。保有価値は288億円、同社時価総額の65%程度の水準となる。 <6645> オムロン 4925 +110しっかり。三菱UFJでは投資判断「アウトパフォーム」を継続で、目標株価を5800円から6000円に引き上げている。今期に入って主力の制御機器事業の回復がスタートするなど、主力事業で想定通りに新興国が業績を牽引し始めた点を高く評価としている。今期営業利益は、会社計画740億円に対して、前期比28%増益の870億円を予想しているようだ。 《FA》
関連銘柄 10件
3,340
11/28 15:30
+25(0.75%)
時価総額 4,154,549百万円
富士フイルムを中核とする持株会社。メディカルシステムや電子材料、オフィスソリューション、デジカメを手掛ける。医用画像情報システムで世界トップシェア。配当性向30%目安。27.3期営業利益3600億円目標。 記:2024/07/08
4963 東証プライム
1,067
12/27 15:00
±0(0%)
時価総額 32,353百万円
製紙用薬品が柱。印刷インキ用樹脂も。新素材CNFなどを育成中。9月に米国カーライル系の投資ファンドが表明したTOBに賛同。TOB価格は1株1070円。TOB成立ならば上場廃止に。23.12期上期は足踏み。 記:2023/10/15
4992 東証スタンダード
1,302
11/28 15:30
-37(-2.76%)
時価総額 39,042百万円
農薬メーカー。野村鉱業の製薬部から分離独立して1950年に誕生。JA全農が主要取引先。水稲用や園芸用に強み。ファインケミカル事業も手掛ける。水稲剤、園芸剤は国内販売順調。26.11期売上高488億円目標。 記:2024/10/29
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(-0.11%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6513 東証スタンダード
1,143
11/28 15:30
+11(0.97%)
時価総額 7,658百万円
電源機器の製造・販売等を行うエレクトロニクス事業、合成樹脂塗料の製造・販売等を行うケミトロニクス事業が柱。システム機器、精密機構部品等も。1938年設立。半導体製造装置用電源、医療用電源は売上順調。 記:2024/10/05
6645 東証プライム
4,827
11/28 15:30
+1(0.02%)
時価総額 995,545百万円
制御機器大手。電子部品や車載機器、自動改札機、血圧計等の健康医療機器も手掛ける。家庭用血圧計で世界トップシェア。オランダの遠隔医療会社買収。ヘルスケアは堅調。人員を大幅削減、構造改革費用重し。 記:2024/06/15
6702 東証プライム
2,831.5
11/28 15:30
+13(0.46%)
時価総額 5,864,342百万円
国内最大のITサービス企業。1935年設立。通信インフラやストレージ、サーバー、電子デバイスを展開。官公庁、金融向けに強み。成長領域のサービスソリューションに注力。欧州の構造改革は25年度に完了予定。 記:2024/10/20
6962 東証プライム
528
11/28 15:30
+9(1.73%)
時価総額 19,112百万円
水晶振動子、水晶応用製品、MEMS発振器等の製造・販売を行う。兵庫県加古川市に本社。海外売上高比率は8割超。自動車メーカーなどが取引先。Arkhシリーズ、モールドタイプ発振器のラインアップ拡充図る。 記:2024/10/12
7269 東証プライム
1,590
11/28 15:30
+10(0.63%)
時価総額 3,123,692百万円
四輪車、二輪車メーカー。1909年創業。静岡県浜松市に本社。軽自動車に強み。四輪車はインドでトップシェア。船外機なども手掛ける。日本、インド、欧州が主要事業地域。インドは四輪車の累計生産が3000万台超。 記:2024/10/10
7913 東証1部
1,402
7/29 15:00
-28(-1.96%)
時価総額 60,474百万円
雑誌やコミック等の出版印刷分野と、カタログやパンフレット等のマーケティング分野を主力に、教科書や指導書を手掛ける。凸版印刷による完全子会社化により上場廃止。19.3期は雑誌やコミック、チラシ等が足踏み。 記:2019/08/02