マーケット
5/15 15:15
38,385.73
+29.67
39,908.00
+349.89
暗号資産
FISCO BTC Index
5/16 7:41:04
10,207,720
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

日経平均は反落、円高推移や権利落ちで下げるも底堅い動き

2023/12/28 15:30 FISCO
*15:30JST 日経平均は反落、円高推移や権利落ちで下げるも底堅い動き 27日の米国株式市場は続伸。ダウ平均は111.19ドル高(+0.30%)の37,656.52ドル、S&P500は6.83ポイント高(+0.14%)の4781.58ポイント、ナスダックは24.60ポイント高(+0.16%)の15,099.18で取引を終了した。高値警戒感で寄り付き後はまちまちとなったが、米連邦準備制度理事会(FRB)の早期利下げを織り込み、長期金利が大幅に低下すると買いが先行した。金利先安観にハイテクも買われ、終日、底堅く推移。5年債入札が強い結果となると、金利が一段と低下し再び買いの勢いが強まった。  米国株は上昇したものの、為替市場で1ドル141円前半と前日の大引け時点より1円ほど円高ドル安が進行していることを受けて、日経平均は反落スタート。権利落ち(約50円)も影響して、下げ幅は前日比250円を超える場面もあった。ただ、寄り付き後は、大納会前日ということも影響して積極的な売買は手控えられ一段安は回避。円高進行の割に輸出関連銘柄を中心に底堅い動きも見られ、日経平均は33500円台を回復して取引を終えた。  大引けの日経平均は前日比141.62円安(-0.42%)の33539.62円となった。東証プライム市場の売買高は10億9423万株、売買代金は2兆6966億円だった。セクターでは、海運業、鉱業、ゴム製品、食料品、不動産業などが下落した一方、鉄鋼、保険業、非鉄金属、繊維製品、その他金融業などが上昇した。東証プライム市場の値上がり銘柄は60%、対して値下がり銘柄は35%となっている。  日経平均採用銘柄では、海運大手マースクが数十隻のコンテナ船について、紅海経由の運航を数日後から再開すると明らかにしたことで、川崎汽船<9107>、商船三井<9104>、日本郵船<9101>が大幅安となっているほか、権利落ちが影響してトレンドマイクロ<4704>、キヤノン<7751>、JT<2914>も売られた。この他の銘柄では、NJS<2325>、gumi<3903>が大幅安となった。  一方、DIC<4631が、香港を拠点とする投資ファンドのオアシス・マネジメントが同社を6.90%保有していると判明したことから買い優勢となったほか、日本製鉄<5401>、スズキ<7269>が上昇した。この他の銘柄では、第3四半期業績の好進捗をポジティブ視されて瑞光<6279>が大幅高となったほか、イメージセンサ検査関連製品の大口受注獲得が材料視されてインターアクション<7725>も買われた。 《FA》
関連銘柄 11件
2325 東証プライム
3,135
5/15 15:00
-50(-1.57%)
時価総額 31,500百万円
上下水道のコンサルタント。上下水道などのインフラに関するコンサルティングや調査、設計、施工管理を手掛け、ソフトウエアや水上走行ドローンの開発も展開。不動産売却益もあり、23.12期実績は増収・最終増益。 記:2024/03/26
2914 東証プライム
4,395
5/15 15:00
+46(1.06%)
時価総額 8,790,000百万円
大手たばこメーカー。未開放の中国市場を除けば世界トップ3級。世界で複数のタバコブランドを展開し、国内では紙巻たばこと加熱式たばこに注力。医薬品や加工食品も事業領域。23.12期売上収益は過去最高を更新。 記:2024/02/23
3903 東証プライム
383
5/15 15:00
-3(-0.78%)
時価総額 15,818百万円
モバイルオンラインゲーム制作会社。自社オリジナルや他社IPを活用したゲームの開発・運用で成長。モバイルオンラインゲーム事業では新規タイトルの売上が想定下回る。24.4期2Qはブロックチェーン等事業が増収。 記:2024/01/28
4704 東証プライム
7,417
5/15 15:00
-55(-0.74%)
時価総額 1,044,291百万円
ウイルス対策ソフトで国内トップ。世界でも上位に位置。24.12期は欧州・アジア太平洋地域を牽引役に売上伸長を想定。販管費を前期並みに抑えて営業最高益を見込む。リストラ関連特損は解消。配当性向は70%目安。 記:2024/03/11
6279 東証プライム
1,076
5/15 15:00
+12(1.13%)
時価総額 30,989百万円
衛生用品製造機メーカー。大人用紙おむつや小児用紙おむつ、生理用ナプキンの製造機械の開発や設計、製造を行う。大人用紙おむつ製造機械は売上好調。生理用ナプキン製造機械は売上伸長。24.2期3Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03
7269 東証プライム
1,850
5/15 15:00
+2(0.11%)
時価総額 3,634,484百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7725 東証プライム
1,501
5/15 15:00
+14(0.94%)
時価総額 17,277百万円
撮像半導体製造向け検査用光源装置最大手。光学技術に定評。排ガス処理装置やフラットパネル用除振装置、歯車向けFA画像処理装置も展開。脱炭素向け製品の開発に注力。中間期は足踏みも、進捗は概ね予算通りに推移。 記:2024/02/02
7751 東証プライム
4,396
5/15 15:00
+4(0.09%)
時価総額 5,863,222百万円
カメラ、複合機大手。レーザープリンターやデジカメで世界首位。光学技術に強み。レンズ交換式デジタルカメラはミラーレスカメラの新製品中心に堅調。ネットワークカメラ等も需要増。23.12期3Qは増収増益。 記:2024/01/16
9101 東証プライム
4,811
5/15 15:00
+46(0.97%)
時価総額 2,454,404百万円
海運最大手。コンテナ船等の定期船に加え、ドライバルクやエネルギー等の不定期専用船を展開。海洋資源開発等も。物流事業は足踏み。ターミナル関連部門は国内で取扱量が増加。24.3期3Qは不動産業が増益確保。 記:2024/02/23
9104 東証プライム
5,077
5/15 15:00
-33(-0.65%)
時価総額 1,837,930百万円
海運国内2位。船隊数世界2位。コンテナ船・各種専用船・油送船・フェリー内航船を手掛け、タンカーやLNG船、自動車船、ドライバルク船に強み。コンテナ船の短期運賃・期間契約運賃下落で、3Q累計は利益足踏み。 記:2024/02/28
9107 東証プライム
2,292.5
5/15 15:00
+9.5(0.42%)
時価総額 1,638,514百万円
海運国内3位。持分法会社にコンテナ船のONE社。ドライバルク船や自動車船・内航海運に実績。倉庫管理や陸上輸送等も。LNG船や電力炭船、大型原油船等は順調に稼働。24.3期3Qはエネルギー資源部門が増収。 記:2024/02/10