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日経平均は4日ぶり反発、円安や主力企業好決算で買い先行も伸び悩み

2023/2/10 15:21 FISCO
*15:21JST 日経平均は4日ぶり反発、円安や主力企業好決算で買い先行も伸び悩み 日経平均は4日ぶり反発。9日の米株式市場でダウ平均は249.13ドル安と続落。米新規失業保険申請件数が予想を上回り、労働市場の逼迫緩和の思惑が強まったことで買いが先行。ただ、リッチモンド連銀のバーキン総裁が利上げ継続の必要性を強調し、金利が上昇すると下落に転換。来週の米消費者物価指数(CPI)を前にした警戒感も強まり、下げ幅を拡大した。ナスダック総合指数は-1.01%と続落。一方、為替の円安に加え、主力企業の好決算を好感した買いを背景に、日経平均は126.9円高からスタート。断続的な買いが入る中、午前中ごろには27814.02円(229.67円高)まで上値を伸ばした。一方、米CPI前の警戒感がくすぶる中、前引けにかけては急失速。香港ハンセン指数の大幅下落もあり、後場は一段と上げ幅を縮小して始まると、その後は膠着感の強い展開が続いた。  なお、2月限オプション取引に係る特別清算指数(SQ)は確定値で27779.75円だった。  大引けの日経平均は前日比86.63円高の27670.98円となった。東証プライム市場の売買高は13億9618万株、売買代金は3兆4510億円だった。セクターでは鉄鋼、保険、その他製品が上昇率上位となった一方、石油・石炭、不動産、空運が下落率上位となった。東証プライム市場の値上がり銘柄は全体の44%、対して値下がり銘柄は52%だった。  個別では、半導体関連で、市場予想を上回る利益水準に加えて想定外の業績上方修正、また株式分割などを発表した東エレク<8035>が大きく上昇したほか、ルネサス<6723>も予想を大きく上回る好決算で急伸し、一気に昨年来高値を更新。鉄鋼では、日本製鉄<5401>が在庫評価損益などを除いた事業利益予想を引き上げ、未定だった配当金も前期比で増配とし、大幅高。神戸製鋼<5406>も業績上方修正と未定だった配当について前期比横ばいでの実施を発表しストップ高となり、こちらも一気に昨年来高値を更新した。連続2ケタ増益見通しが評価された東海カーボン<5301>、新中期経営計画に向けた基本方針を公表した大日本印刷<7912>なども急伸。業績上方修正と増配の発表組では奥村組<1833>、東京製綱<5981>が大きく上昇し、ダイコク電機<6430>はストップ高、サンゲツ<8130>は後場から急伸した。  一方、今期の減益見通しが失望されたFIG<4392>が急落。エイベックス<7860>、デジタルハーツ<3676>、レノバ<9519>、三菱地所<8802>なども決算が嫌気されて大きく下落。業績予想を下方修正した沖電気<6703>、FUJI<6134>も大幅安。リゾートトラスト<4681>、共立メンテ<9616>、フジクラ<5803>は好決算も、通期計画の据え置きが失望されて大きく下落。サンリオ<8136>はロイヤリティの売上計上の操作に関して特別調査委員会の設置を発表したことがネガティブ視されて急落した。減益決算が嫌気された阪和興業<8078>は後場から大きく売られた。 《YN》
関連銘柄 22件
1833 東証プライム
4,870
5/17 15:00
+45(0.93%)
時価総額 188,299百万円
関西地盤の中堅ゼネコン。トンネル工事や免振技術に強み。関西国際空港2期空港島などで施工実績。配当性向は7割以上目安。建築事業は受注高が大幅増。投資開発事業は伸長。24.3期3Q累計は2桁増収増益。 記:2024/04/13
1,012
5/17 15:00
+47(4.87%)
時価総額 24,178百万円
ソフトウェアテキストの老舗。家庭用ゲーム機やスマホゲームの不具合検出が主力。日本最大級の総合ゲーム情報サイトも運営。企業システム向けを開拓。エンターテインメント事業の回復が寄与し、3Q累計は増収確保。 記:2024/02/09
4392 東証プライム
339
5/17 15:00
+1(0.3%)
時価総額 10,611百万円
モバイルクリエイトと石井工作の共同持株会社。移動体管理システムや自動車搭載関連装置を手掛け、公共交通向けに強み。搬送ロボットの開発に経営資源を投下。IP無線・モビリティ関連好調で、23.12期は増収確保。 記:2024/03/28
4681 東証プライム
2,489
5/17 15:00
-23.5(-0.94%)
時価総額 270,109百万円
会員制リゾートホテル「エクシブ」などの会員権を販売。ホテルレストラン等事業、メディカル事業等も。ホテルレストラン等事業は堅調。値上げ効果やアーバンリゾートの稼働回復等が寄与。24.3期3Qは2桁営業増益。 記:2024/04/16
5301 東証プライム
995.8
5/17 15:00
-1.3(-0.13%)
時価総額 223,998百万円
炭素・黒鉛製品メーカー。電炉用黒鉛電極やカーボンブラックに強み。23.12期3Q累計は競争激化の黒鉛電極で在庫評価損を計上。半導体向け製品も振るわず。だがカーボンブラックが好調。円安も寄与して増収増益に。 記:2024/01/15
5401 東証プライム
3,282
5/17 15:00
+39(1.2%)
時価総額 3,118,954百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,911
5/17 15:00
+24.5(1.3%)
時価総額 757,417百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
5803 東証プライム
2,846.5
5/17 15:00
-12(-0.42%)
時価総額 842,174百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
5981 東証プライム
1,308
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+9(0.69%)
時価総額 21,279百万円
ワイヤロープ最大手。タイヤ用スチールコードやエレベータロープ、索道用ロープ、炭素繊維ケーブルを展開。落下防止ネットなど防災領域を強化。鋼索鋼線関連のハイエンド製品好調や価格改定効果で、3Q累計は営業増益。 記:2024/02/10
6134 東証プライム
2,680.5
5/17 15:00
+3.5(0.13%)
時価総額 262,217百万円
電子部品実装装置を製造・販売。工作機械なども。海外売上高比率が高い。TNシリーズ等の拡販進める。ロボットソリューションは足踏み。自動車市場の一部需要回復等により、24.3期3Qはマシンツールが増収。 記:2024/03/05
6430 東証プライム
3,430
5/17 15:00
+80(2.39%)
時価総額 50,709百万円
遊技機のシステム会社。パチンコ遊技機メーカー向け制御システムとパチンコホール向け製品、サービスが柱。情報システム事業は伸長。情報公開端末「REVOLA」等の販売台数が増加。24.3期3Qは大幅増収増益。 記:2024/04/15
6703 東証プライム
1,040
5/17 15:00
-6(-0.57%)
時価総額 90,707百万円
情報通信事業、ATMやプリンターなどのメカトロ事業を中核に、道路や航空、消防・防災のシステムやEMSなども展開。パブリックソリューション事業では道路、防災などが堅調。24.3期3Q累計は黒字転換。 記:2024/04/13
2,726.5
5/17 15:00
+59(2.21%)
時価総額 5,334,201百万円
車載用マイコンで世界首位級。海外での大型買収により、電圧制御用や通信用の半導体を拡大。自動車向け事業は堅調。円安や自動運転支援、xEV向け製品の売上が増加。金融費用減少。23.12期通期は2桁最終増益。 記:2024/02/13
7860 東証プライム
1,235
5/17 15:00
+14(1.15%)
時価総額 56,265百万円
音楽・映像コンテンツを展開。テクノハウス、ユーロビートなどの洋楽・ダンス音楽で成長。アニメ・映像コンテンツの制作も手掛け、オンライン講演や自社配信プラットフォーム開発に注力。音楽事業回復で3Q累計は増収。 記:2024/03/31
7912 東証プライム
4,779
5/17 15:00
+47(0.99%)
時価総額 1,516,090百万円
大手印刷会社。印刷や加工技術を基に、出版やイメージング、マーケティング、セキュリティ、パッケージ、高機能材などを展開。UBEと合弁会社設立し、材料分析分野での協業を推進。注力事業好調で3Q累計は増収増益。 記:2024/02/10
8035 東証プライム
36,090
5/17 15:00
-730(-1.98%)
時価総額 17,021,235百万円
世界的半導体製造装置メーカー。半導体の成膜や洗浄の前工程からテストまでの製造装置を展開。リソグラフィーでトップシェア。24.3期3Q累計はウェーハボンディング/デボンディング装置の量産受注が拡大。 記:2024/02/24
8078 東証プライム
6,320
5/17 15:00
+90(1.44%)
時価総額 267,545百万円
鉄鋼を中心に幅広い商材を扱う独立系商社。24.3期3Q累計は値上げ効果で食品の採算が改善。だが海外子会社を中心に鉄鋼製品の利幅が縮小。非鉄金属や石油製品の需要も冴えず。DOE2.5%下限に配当実施の方針。 記:2024/02/14
8130 東証プライム
3,085
5/17 15:00
+15(0.49%)
時価総額 182,632百万円
インテリア専門商社。壁装材や床材などのインテリア、フェンスやカーポートなどのエクステリアを展開。国内インテリア部門は売上堅調。ガラスフィルム、フロアタイルなどの売上が増加。24.3期3Qは増収増益。 記:2024/02/22
8136 東証プライム
2,506
5/17 15:00
-19(-0.75%)
時価総額 640,052百万円
「ハローキティ」や「ポムポムプリン」などキャラクター商品を展開。ライセンスが収益源。テーマパーク事業も手掛ける。会員向けアプリの会員数は約170万人。欧州は黒字転換。24.3期3Q累計は大幅増収増益。 記:2024/02/24
8802 東証プライム
2,739
5/17 15:00
-19(-0.69%)
時価総額 3,811,261百万円
総合不動産大手。東京・丸の内のビル賃貸を中核に商業施設運営やマンション開発等を行う。丸の内の再開発に重点。コマーシャル不動産事業は堅調。既存のオフィスビルの空室率は改善。24.3期3Q累計は増収。 記:2024/02/24
9519 東証プライム
1,060
5/17 15:00
-51(-4.59%)
時価総額 96,614百万円
再エネ発電所を開発・運営。太陽光を軸にバイオマスも。徳島津田バイオマス発電所などの商業運転を開始。再生可能エネルギー発電事業は売上堅調。バイオマス発電所の営業運転開始等で、24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/04/08
9616 東証プライム
3,187
5/17 15:00
-53(-1.64%)
時価総額 249,988百万円
ビジネスホテルと寮の運営が二本柱。温泉旅館経営も。24.3期3Q累計はホテル、寮ともに好調。通期計画を上方修正し、営業最高益の見通しに。増配予定。今年1月に大和ハウス工業、コスモスイニシアと資本業務提携。 記:2024/03/07