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日経平均は大幅反発、全面高の展開で25日線と40000円台を回復

2024/4/4 12:11 FISCO
*12:11JST 日経平均は大幅反発、全面高の展開で25日線と40000円台を回復  日経平均は大幅反発。前日比649.97円高(+1.65%)の40101.82円(出来高概算9億5000万株)で前場の取引を終えている。  3日の米国株式市場はまちまち。ダウ平均は43.10ドル安(-0.11%)の39127.14ドル、ナスダックは37.01ポイント高(+0.23%)の16277.46、S&P500は5.68ポイント高(+0.11%)の5211.49で取引を終了した。ADP雇用統計が予想を上回り、利下げがさらに遠のくことを警戒した売りに、寄り付き後、下落。その後、3月ISM非製造業景況指数が予想外に低下し、消費鈍化を示唆したため金利先安観が再燃。さらに、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエルFRB議長も、引き続き年内の利下げの可能性を示唆すると、相場は上昇に転じた。終盤にかけ、消費鈍化を警戒した売りが上値を抑制しダウは再び下落した一方、ナスダックは利下げ期待の再燃でかろうじてプラス圏を維持し、まちまちで終了。  米国市場は高安まちまちだったものの、年度初めの機関投資家による益出しが一巡したとのことで需給面を材料に東京市場は買い優勢でスタート。日経平均は寄付き直後に40000円台を回復した後は、前引けまで40000円台を維持した。一部では、台湾地震における世界経済に与える影響がある程度見えたことも不透明感払拭につながったとの指摘も。東証プライム市場の7割超が上昇する強い地合いとなった。  日経平均採用銘柄では、東京電力HD<9501>、関西電力<9503>など引き続き電力株が買われたほか、ディーエヌエー<2432>、ソシオネクスト<6526>が一部証券会社のレポートで大幅高。また、住友鉱<5713>、三井金属鉱業<5706>、三菱マテリアル<5711>など資源関連銘柄も買われた。このほか、フジクラ<5803>、花王<4452>、ファナック<6954>、荏原製作所<6361>が上昇。  一方、川崎重<7012>、三菱重<7011>、IHI<7013>が売り優勢となったほか、富士通<6702>、住友ファーマ<4506>、日本製鉄<5401>が軟調推移。日経平均採用以外の銘柄では、霞ヶ関キャピタル<3498>が続落となっている。  セクター別では、非鉄金属、電気・ガス業、鉱業、輸送用機器、保険業などが上昇した一方、空運業、水産・農林業、鉄鋼の3セクターのみ下落した。  日経平均は、前日割り込んだ25日移動平均線(25日線)を回復している。即日でこの水準を回復したことで一定の安心感はあるが、25日線は徐々に横ばい推移となっており、今後下向きとなる可能性もある。為替は1ドル151円60銭台を推移しており、市場では、政府・日本銀行による円買い介入警戒感が根強い。円買い介入時、日本株は瞬間的に売りが優勢となる公算が大きい。需給以外で日経平均を押し上げる材料に欠ける地合いのなか、25日線が下向きに転換する可能性が高まっていることは注意しておきたい。後場の日経平均は、寄付き後の40000円台回復でやや達成感も感じられることから、上げ一服の展開を想定する。 《AK》
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インターネットサービス会社。モバイル向けソーシャルゲーム・プラットフォーム「Mobage」等を手掛ける。ゲーム事業はユーザ消費額が伸び悩む。ライブストリーミング事業は黒字転換。24.3期3Qは増収。 記:2024/03/04
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4452 東証プライム
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4506 東証プライム
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時価総額 121,360百万円
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5401 東証プライム
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5706 東証プライム
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時価総額 291,002百万円
亜鉛に強い非鉄大手。機能材料の極薄銅箔で世界首位。自動車ドア周り製品でもシェア高い。24.3期3Q累計は自動車関連が好調も金属の在庫評価影響で営業益足踏み。営業外の受取配当金拡大。通期では増収増益を計画。 記:2024/03/09
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時価総額 402,754百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。24.3期3Q累計は半導体関連製品が販売減。精錬所の生産トラブルも痛手に。営業外の銅山配当増。セメントの持分益も改善。通期大幅最終増益・増配を計画。 記:2024/03/11
5713 東証プライム
5,115
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+94(1.87%)
時価総額 1,487,514百万円
大手非鉄。銅、ニッケル、金を手掛け、事業連携による材料調達や製品開発に特徴。大電流・大面積仕様にも応用可能なプリンテッドエレクトロニクス用の厚膜導電性インクを開発。車載用電池材料の増販で、3Q累計は増収。 記:2024/02/23
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時価総額 953,862百万円
大手電線メーカー。電力や通信、光のケーブル、光通信部品に加え、電子ワイヤやHDD部品などを手掛ける。24.3期3Qは自動車事業部門が黒字転換。北米での新車種立ち上げなどが寄与。通期業績予想を上方修正。 記:2024/03/04
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5,970
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+69(1.17%)
時価総額 1,002,494百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
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4,048
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+219(5.72%)
時価総額 626,145百万円
陸上・航空宇宙・船舶海洋の総合重機製造。ターボチャージャーや航空エンジン、原子炉格納容器で実績。24.3期3Qは資源・エネルギー・環境部門が増収。東南アジアの大型発電所プロジェクトの進捗などが寄与。 記:2024/04/07
939.6
5/31 15:00
+54.1(6.11%)
時価総額 1,509,954百万円
電力事業を行う東京電力グループの事業持株会社。福島第一原発の廃炉作業や賠償・除染事業に重点。フュエル&パワー部門は黒字転換。燃料費調整制度の期ずれの影響が好転。営業費用減少。24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/25
9503 東証プライム
2,837
5/31 15:00
+41(1.47%)
時価総額 2,663,186百万円
関西2府5県を管轄する電力会社。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信や不動産なども。小売販売電力量、他社販売電力量ともに増加。原子力利用率は上昇。燃料価格の低下等もあり、24.3期3Qは黒字転換。 記:2024/02/10