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日経平均は続伸、トヨタら円安恩恵企業業績が下支え

2023/11/2 12:17 FISCO
*12:17JST 日経平均は続伸、トヨタら円安恩恵企業業績が下支え  日経平均は続伸。352.83円高の31954.48円(出来高概算8億9047万株)で前場の取引を終えている。  1日の米国株式市場のダウ平均は221.71ドル高(+0.67%)、S&P500は44.06ポイント高(+1.05%)、ナスダック総合指数は210.23ポイント高(+1.64%)とそれぞれ上昇した。ADP雇用統計が予想を下回り、長期金利の低下に伴って買い優勢の展開となった。米連邦準備制度理事会(FRB)は、米連邦公開市場委員会(FOMC)で市場の予想通り、政策金利据え置きを2会合連続で決定した。パウエルFRB議長も警戒されたほどタカ派姿勢を表明せず、終盤にかけ上げ幅を拡大した。米株高の流れを引き継ぎ、日経平均は前日比385.37円高の31987.02円と2日連続で大幅上昇スタートとなった。ただ、明日から国内は3連休となることで利益確定売りも出やすく、前場は節目の32000円を意識した攻防となった。  個別では、前日から続伸のトヨタ自動車<7203>をはじめ、日産自<7201>、日野自<7205>らが堅調。そのほか、ぐるなび<2440>、デクセリアルズ<4980>、オルガノ<6368>、アドバンテスト<6857>なども値上がり率上位に並んだ。東証スタンダードでは、三菱食品<7451>、テーオーHD<9812>、東証グロースではアマナ<2402>、ベルトラ<7048>、マイクロアド<9553>などが上昇した。  一方、日本製鉄<5401>、神戸製鋼所<5406>など鉄鋼セクターが下落。TIS<3626>、テイカ<4027>、レック<7874>、ヤマハ<7951>、ケーズHD<8282>などが値下がり率上位に並んだ。東証スタンダードでは安永<7271>、三共生興<8018>、カンダ<9059>、日本テレホン<9425>、東証グロースではファンデリー<3137>などが下落した。  セクターでは、輸送用機器、電気機器、サービス業を筆頭に上昇。一方、鉄鋼、その他金融業、鉱業を筆頭に下落した。東証プライム市場の値上がり銘柄は49%、対して値下がり銘柄は48%となっている。  日米の金融イベントは波乱なく通過し、決算関連に目線が集中する形となっている。円安効果で市場予想を上回るトヨタが本日も続伸となっており、円安で恩恵を受ける輸出企業は改めてスポットがあたっている。財務省が10月に為替介入を実施しなかったことを公表し、ドル・円は一時1ドル=151円台に突入し、上値を試す展開となっている。神田財務官の円安けん制発言を受け、やや円高方向に戻したものの、下値は1ドル=150円台にかたまりつつあり、日経平均にとっては下支えとなりそうだ。  また、昨日発表された10月ADP雇用統計では市場予想を下回る結果となり、明日発表の米雇用統計も9月のような雇用市場の過熱感を示唆するような結果とはならない公算が大きい。中東情勢についても報道を追う限り戦線拡大など最悪な事態は想定しづらい状況にあり、外部要因への懸念は一旦あく抜けとなりそうだ。後場は引き続き利益確定売りが出やすいと思われるが、来週のSQ週に向けて終値で32000円台に乗せてくるか注目したい。(二階堂千穂) 《AK》
関連銘柄 24件
2402 東証グロース
44
1/26 15:00
-4(-8.33%)
時価総額 1,697百万円
広告ビジュアル制作業界最大手。写真やCG、映像、イラストなどビジュアルを活用した広告をワンストップで提供。コンテンツ制作も展開。グループ内部リソースの有効活用などを推進し、3Q累計では営業赤字幅縮小。 記:2023/12/22
2440 東証プライム
310
5/2 15:00
-13(-4.02%)
時価総額 17,399百万円
飲食店情報検索サイトを運営。楽天Gが筆頭株主。DXサービスの拡充図る。モバイルオーダーサービスの契約企業数は増加。飲食店販促サービスは売上増。ストック型サービスが牽引。24.3期3Qは営業黒字転換。 記:2024/03/04
3137 東証グロース
333
5/2 15:00
-5(-1.48%)
時価総額 2,151百万円
食品宅配会社。栄養士が作った健康食の宅配や健康食の通販、冷凍食宅配等のサービスに加え、カタログの広告枠販売、レシピサイトの運営を行う。今期3Q累計は健康食宅配が足踏みも、冷凍食宅配が堅調に推移した。 記:2024/04/09
3626 東証プライム
3,394
5/2 15:00
+18(0.53%)
時価総額 852,440百万円
独立系の総合ITサービス会社。クレジットカードなどの金融機関向けに強み。24.3期3Q累計は決済、金融、産業関連が堅調で販管費増をこなす。株売却特益減。通期営業最高益・増配を計画。総還元性向は45%目安。 記:2024/02/09
4027 東証プライム
1,535
5/2 15:00
+15(0.99%)
時価総額 39,471百万円
酸化チタン最大手の化学工業製品メーカー。界面活性剤、機能性微粒子製品、圧電材料等も手掛ける。硫酸関連技術に定評。国内化粧品向け微粒子酸化チタンは販売が回復。24.3期3Q累計は機能性材料事業が増収。 記:2024/03/04
4980 東証プライム
5,778
5/2 15:00
-46(-0.79%)
時価総額 372,843百万円
機能性材料メーカー。前身はソニーケミカル。ディスプレイ向け異方性誘導膜、光学弾性樹脂で世界トップシェア。24.3期3Q累計は電子材料部品が増益。為替相場の円安推移などにより、通期業績予想を上方修正。 記:2024/02/13
5401 東証プライム
3,473
5/2 15:00
-3(-0.09%)
時価総額 3,300,465百万円
国内最大、世界有数の製鉄会社。自動車用鋼板、電磁鋼板、高級シームレス鋼管で実績。日鉄エンジニアリングなどを傘下に収める。製鉄部門は増収。システムソリューション部門は堅調。24.3期3Qは2桁増収。 記:2024/02/25
5406 東証プライム
1,882
5/2 15:00
-4.5(-0.24%)
時価総額 745,923百万円
高炉国内3位。建設機械にも強い。アルミや素形材、機械、エンジニアリングも。配当性向は30%程度目安。鋼材は自動車向け需要が増加。価格改善等でアルミ板は販売価格が上昇。24.3期3Q累計は大幅増益。 記:2024/02/11
6368 東証プライム
7,980
5/2 15:00
+540(7.26%)
時価総額 369,953百万円
水処理大手。水処理プラントを手掛ける水処理エンジニアリング事業と、水処理薬品や卓上型水処理装置を手掛ける機能商品事業を展開。ソニーグループや台湾TSMCが主要顧客。大型案件工事好調で、3Q累計は増収増益。 記:2024/03/30
6857 東証プライム
5,107
5/2 15:00
-35(-0.68%)
時価総額 3,912,825百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
7048 東証グロース
455
5/2 15:00
-3(-0.66%)
時価総額 16,073百万円
海外の現地体験型オプショナルツアー予約サイトを運営。ツアーの販売価格から仕入れ代金を引いた手数料が収益柱。旅行需要の回復等により、23.12期通期は大幅増収、損益改善。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/08
7201 東証プライム
580
5/2 15:00
+0.7(0.12%)
時価総額 2,448,015百万円
自動車大手。仏ルノー、三菱自と3社連合を形成。EV展開で先行。24.3期3Q累計は中国の競争激化。だが半導体不足解消を受けて中国以外で販売を伸ばす。値上げ効果も出て増収増益に。ホンダとEV分野で提携検討。 記:2024/04/12
7203 東証プライム
3,581
5/2 15:00
-24(-0.67%)
時価総額 58,423,968百万円
自動車メーカー最大手。自動車生産台数で世界トップ。コンパクトカーやセダン、SUV、ワゴン、商用車、トラックを製造、販売する。ダイハツや日野を傘下に持つ。今期3Q累計はHEVを中心に販売台数が増加した。 記:2024/02/29
7205 東証プライム
450.2
5/2 15:00
-2(-0.44%)
時価総額 258,676百万円
トラック・バスメーカー。大型や中型、小型のトラック、観光バスや路面バスを製造、販売する。ディーゼルエンジンや自動車部品も提供する。今期3Q累計は国内販売台数が増加も、原材料価格の高騰や一時費用が重し。 記:2024/03/11
7271 東証スタンダード
654
5/2 15:00
-1(-0.15%)
時価総額 8,462百万円
エンジン部品を製造・販売。工作機械、ワイヤソー、検査装置、環境機器も。トヨタグループが主顧客。24.3期3Q累計は機械装置や環境機器が低調。だが客先の増産を受けて自動車エンジン部品が好調で二桁営業増益に。 記:2024/02/15
7451 東証スタンダード
5,440
5/2 15:00
-50(-0.91%)
時価総額 236,841百万円
三菱商事傘下の食品卸大手。加工食品や低温食品に強み。酒類や菓子等も取り扱う。キユ-ソー流通システム業務提携。加工食品事業ではコンビニ、ディスカウントストアとの取引が順調。24.3期2Q累計は2桁増益。 記:2024/01/16
7874 東証プライム
1,094
5/2 15:00
-7(-0.64%)
時価総額 41,753百万円
総合家庭用品メーカー。企業向け販促用品や家庭用品を手掛け、清掃関係の「激落ちくんシリーズ」やライオンから全権利を譲受した「バルサン」が主力商品。100円ショップに実績。新製品好調で3Q累計は大幅営業増益。 記:2024/03/31
7951 東証プライム
3,282
5/2 15:00
-30(-0.91%)
時価総額 614,719百万円
世界最大の楽器メーカー。ピアノや管楽器、弦楽器等を製造、販売する。電子ピアノに強みを持つ。音楽教室や音響機器、電子デバイスも手がける。今期3Q累計は欧米のデジタルピアノが足踏みも、音響機器が好調だった。 記:2024/03/31
8018 東証スタンダード
742
5/2 15:00
-9(-1.2%)
時価総額 43,036百万円
繊維専門商社。「DAKS」や「LEONARD」、「ChristianLacroix」など取り扱いブランド多数。繊維関連や不動産賃貸も事業領域。東南アジアで生産体制拡充。店頭販売好調で3Q累計は営業増益。  記:2024/03/25
8282 東証プライム
1,493.5
5/2 15:00
-8(-0.53%)
時価総額 283,765百万円
郊外大型店が中心の家電量販店大手。地盤の北関東から全国に店舗網を拡大。24.3期3Q累計は物価高や消費マインド低下で商品販売が全般に低調。暖冬で冬物商材の需要も冴えず。人件費増や光熱費上昇も利益の重石に。 記:2024/03/06
9059 東証スタンダード
895
5/2 15:00
-2(-0.22%)
時価総額 20,862百万円
物流グループ会社。共同配送や現金輸送、建材輸送、介護輸送等を手掛ける。国際物流事業、不動産・賃貸売買仲介等も。国内部門は堅調。既存取引の業容拡大に加え、M&A効果などが寄与。24.3期3Qは2桁増益。 記:2024/02/10
9425 東証スタンダード
333
5/2 15:00
-11(-3.2%)
時価総額 1,912百万円
携帯キャリアショップ経営から撤退し、中古モバイル機器の買取・再販に集中。22年からショーケースの傘下に。24.10期はMVNO事業者との取引拡大を想定。法人向け中古PC販売も伸びる見込み。黒字復帰を計画。 記:2024/02/07
9553 東証グロース
429
5/2 15:00
-2(-0.46%)
時価総額 11,785百万円
業種特化型マーケティングツールやメディア向け広告コンサルが柱。電子看板向け広告配信サービスも。24.9期1Qは広告需要の回復を受けて計画を上回る着地に。通期最高純益を計画。今春にデータ活用支援会社を買収。 記:2024/04/08
9812 東証スタンダード
356
5/2 15:00
+9(2.59%)
時価総額 3,178百万円
ホームセンター「イエローグローブ」等の流通事業、自動車関連事業、木材事業、建設事業等を手掛ける。流通事業は収益伸長。販管費の削減等が寄与。自動車関連事業は新車販売が順調。24.5期2Qは大幅営業増益。 記:2024/02/03