マーケット
11/5 15:15
38,474.90
+421.23
41,794.60
-257.59
暗号資産
FISCO BTC Index
11/5 23:33:02
10,581,542
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに~

2023/11/22 8:46 FISCO
*08:46JST 前場に注目すべき3つのポイント~こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに~ 22日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに ■毎コムネット、2Q上方修正 営業利益 8.8億円←5.7億円 ■前場の注目材料:安川電機、エンジ増強、米にロボ組立の新工場、来年6月完成 ■こう着感強まるも半導体株は押し目狙いのスタンスに 22日の日本株市場は、こう着感の強い相場展開が見込まれる。21日の米国市場はNYダウが62ドル安、ナスダックは84ポイント安だった。小売り企業の低調な決算や10月のシカゴ連銀全米活動指数、10月の中古住宅販売件数が予想を下回ったため、低調な景気を警戒した売りが優勢となった。米連邦準備制度理事会(FRB)が公表した前回開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨でもインフレの改善動向次第で追加引き締めも適切との考えが示され、金利先高観も重荷となった。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比150円安の33200円。円相場は1ドル148円20銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや利食い先行で始まることになりそうだ。エヌビディアは取引き終了後に決算を発表。内容は予想を上回ったが、第4四半期に対中の売り上げが著しく減少するとの見通しが警戒され、時間外取引で売られている。この影響から半導体株へは利益を確定する売りが優勢になりそうであり、日経平均の重荷となりそうだ。ただし、エヌビディアの中国向けの規制は予想されていたこともあり、売り仕掛け的な動きは限られそうである。 また、日米ともに23日が祝日となることから、積極的な売買は手控えられやすく、全体としては持ち高調整の動きに向かいやすい。もっとも、日経225先物はナイトセッションで一時33140円まで下げる場面も見られており、ボリンジャーバンドの+1σ水準に近付いてきた。過熱感は後退していることから、押し目待ち狙いの買いも入りやすいところである。また、日経平均は15日にマドを空けて上昇したが、このマド上限の33100円近辺での底堅さが意識されるようだと、売り方の買い戻しが入りやすいだろう。 祝日前で海外勢の商いも細ることから、大きなトレンドは出にくいだろう。一方で、グロース250指数は昨日の上昇で上値抵抗線として意識されていた75日線を上回ってきた。相対的な出遅れ感が意識されていることから、個人主体による中小型株での短期的な値幅取り狙いの資金が流入しやすい。また、TSMCは熊本県で3番目となるい半導体工場の建設を検討していると報じられており、半導体株への押し目買い意欲は強そうだ。そのほか、北朝鮮の軍事偵察衛星の打ち上げを受けて、防衛関連などへは短期資金が流入しそうだ。 ■毎コムネット、2Q上方修正 営業利益 8.8億円←5.7億円 毎コムネット<8908>は2024年5月期第2四半期業績予想の修正を発表。売上高は101.0億円から104.3億円、営業利益を5.7億円から8.8億円に上方修正した。不動産デベロップメント部門においては販売用不動産の売却が計画通りに進み、不動産マネジメント部門においても順調に推移する見込み。また、課外活動ソリューション部門においては新型コロナ影響からの回復が想定以上となり、売上高は計画を大幅に上回る見込み。 ■前場の注目材料 ・1ドル=148.30-40円 ・VIX指数は低下(13.35、-0.06) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・安川電機<6506>エンジ増強、米にロボ組立の新工場、来年6月完成 ・NISSHA<7915>独にEV外装品の新工場、欧州メーカーに供給 ・東京ガス<9531>豪でe―メタン製造・輸出、事業性を検討 ・三井住友FG<8316>SMFL系、エアバス小型旅客機60機購入、5000億円規模 ・東洋機械金属<6210>電動サーボ射出機フルモデルチェンジ、多様な樹脂で安定成形 ・住友重<6302>FT触媒でのジェット燃料合成に成功 ・ホシザキ<6465>食品向け急速凍結機を投入、初の液体 ・パナHD<6752>米大と画像認識向け基盤モデル共同開発 ・湖北工業<6524>光アイソレーター開発、4コア光ファイバー向け ・関西電力<9503>JR西などと協業、姫路起点に水素輸送・利活用 ・古河機械<5715>グループ会社のロックドリル、鹿島と山岳トンネル工事向け機器開発 ・石油資源開発<1662>日揮HDなど3社で、マレーシアでCCS事業化検討、海底にCO2圧入 ・レゾナックHD<4004>半導体材料向け情報管理システム構築 ・DOWA<5714>傘下のメタルマイン、秋田製錬を完全子会社化、亜鉛事業拡大 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・11月政府月例経済報告 <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 15件
1662 東証プライム
1,135
11/5 15:30
+12(%)
時価総額 308,153百万円
石油開発最大手。日本政府が筆頭株主。北海道、秋田県、山形県、新潟県に油ガス田を保有。海外はイラク・ガラフ油田など。E&P事業は売上伸長。北米、中東における原油販売量の増加が寄与。人件費増が重し。 記:2024/09/04
3,620
11/5 15:30
+80(%)
時価総額 669,342百万円
昭和電工、旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体・電子材料、石油化学等のケミカルが柱。自動車部品、セラミックス等も。半導体後工程材料で世界トップシェア。事業ポートフォリオ改革等に取り組む。 記:2024/10/13
5,250
11/5 15:30
+103(%)
時価総額 325,442百万円
非鉄金属メーカー大手。1884年創業。廃棄物処理事業や土壌浄化事業、半導体事業、伸銅品事業等も。高純度ガリウム、磁気記録材料等で世界トップシェア。環境・リサイクル関連サービスは堅調な受注が続く見通し。 記:2024/07/02
5715 東証プライム
1,658
11/5 15:30
+17(%)
時価総額 67,059百万円
ロックドリルやユニック等の機械事業、金属部門や化成品等の素材事業が柱。1875年創業。トンネルドリルジャンボ、高純度金属ヒ素などで国内トップシェア。機械事業ではエンジニアリング力の更なる強化に注力。 記:2024/07/26
6210 東証スタンダード
613
11/5 15:30
+2(%)
時価総額 12,691百万円
精密機械メーカー。1925年創業。兵庫県明石市に本社。プラスチック射出成形機、ダイカストマシンの製造・販売等を行う。海外売上高比率は7割超。高付加価値製品の市場投入、品質保証体制の拡充などに取り組む。 記:2024/07/02
6302 東証プライム
3,278
11/5 15:30
+3(%)
時価総額 402,883百万円
大手総合重機械メーカー。1888年創業。減・変速機、環境プラント、産業機械、建設機械等を手掛ける。射出成形機などで世界シェアトップクラス。事業ポートフォリオ改革推進。26.12期売上1兆2500億円目標。 記:2024/10/07
6465 東証プライム
4,959
11/5 15:30
+26(%)
時価総額 718,381百万円
業務用厨房機器メーカー。1947年創業。愛知県豊明市に本社。冷蔵庫や製氷機、ディスペンサ、食器洗浄機等を手掛ける。製氷機で国内トップシェア。米国など海外でも事業展開。国内は飲食外市場の積極的な開拓進める。 記:2024/09/03
6506 東証プライム
4,491
11/5 15:30
+113(%)
時価総額 1,197,705百万円
ACサーボモータ等のモーションコントロール、産業用ロボットが柱。1915年創業。鉄鋼用大型プラント設備、環境・エネルギー機器なども。工場の内製化、自動化を推進。26.2期営業利益1000億円目指す。 記:2024/05/08
6524 東証スタンダード
2,921
11/5 15:30
+49(%)
時価総額 78,867百万円
電子部品・デバイスメーカー。1959年創業。滋賀県長浜市に本社。アルミ電解コンデンサ用リード端子、海底ケーブル用光アイソレータで世界トップシェア。高純度石英ガラス製品の事業化、不採算受注の取引改善図る。 記:2024/09/03
1,426
11/5 15:30
+82.5(%)
時価総額 3,500,040百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7915 東証プライム
1,893
11/5 15:30
+45(%)
時価総額 96,270百万円
IMD、転写箔、蒸着紙等を手掛ける産業資材が柱。フィルムタッチセンサー、低侵襲医療用手術機器等も。1929年創業。京都府京都市に本社。旧社名は日本写真印刷。産業資材事業では生産性、効率性の改善進む。 記:2024/10/12
3,248
11/5 15:30
+9(%)
時価総額 12,746,880百万円
三井住友銀行、SMBC信託銀行、三井住友ファイナンス&リース、SMBC日興証券、三井住友カードなどを傘下に収める持株会社。総資産は300兆円超。決済ビジネスを強化。政策保有株式の削減交渉は進捗順調。 記:2024/08/22
8908 東証スタンダード
722
11/5 14:53
-6(%)
時価総額 12,996百万円
不動産コンサルティング、学生マンション・学生寮の運営受託等を手掛ける不動産ソリューション事業が主力。学生サービス業務のアウトソーシング等も。総管理戸数は1万2000戸超。入居者募集・管理業務のDX化推進。 記:2024/08/12
9503 東証プライム
2,390
11/5 15:30
-53(%)
時価総額 2,243,572百万円
関西地盤の電力会社。国内電力業界2位。発電量に占める原発依存度が高い。情報通信事業、総合不動産事業等も手掛ける。高浜原発3、4号機は運転期間延長認可。中計では26.3期経常利益3600億円以上目標。 記:2024/06/17
9531 東証プライム
3,750
11/5 15:30
+1(%)
時価総額 1,501,695百万円
国内最大手の都市ガス会社。電力小売、資源開発等の海外事業、新宿パークタワーの賃貸等も。都市ガスの顧客件数は878万件超。不動産は新豊洲で大規模開発に着手。26.3期セグメント利益1500億円目指す。 記:2024/06/09