マーケット
10/7 15:15
39,332.74
+697.12
42,352.75
+341.16
暗号資産
FISCO BTC Index
10/8 5:23:24
9,366,311
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒した持ち高調整~

2023/10/16 8:38 FISCO
*08:38JST 前場に注目すべき3つのポイント~地政学リスクを警戒した持ち高調整~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■地政学リスクを警戒した持ち高調整 ■ローソン、2Q経常利益 52.4%増 479億円 ■前場の注目材料:AZ丸和HD、M&A加速100億円投資、外食物流参入も視野 ■地政学リスクを警戒した持ち高調整 16日の日本株市場は、売り一巡後はこう着感の強い相場展開が見込まれる。13日の米国市場はNYダウが39ドル高、ナスダックは166ポイント安だった。JPモルガンやシティの予想を上回る決算を手掛かりに買い先行で始まった。その後、10月ミシガン大学消費者信頼感指数の悪化を嫌気した売りに押され、NYダウは上げ幅を縮めた。シカゴ日経225先物清算値(12月限)は、大阪比365円安の31885円。円相場は1ドル149円60銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、売り先行で始まることになりそうだ。日経225先物はナイトセッションで節目の32000円を割り込んだことから、先週の大幅なリバウンドに対する反動が警戒されそうだ。ミシガン大学消費者信頼感指数では1年先のインフレ期待が予想を上回ったことからインフレ懸念が再燃したほか、中東情勢の緊迫化によってNY原油先物相場が大幅に上昇したことも重荷となった。特にJPモルガンの決算評価も買い一巡後は上げ幅を縮めていたこともあり、中東情勢への警戒が重荷となっているようだ。 そのため地政学リスクを警戒した持ち高調整の流れが継続する可能性があることから、積極的な売買は手控えられそうだ。国内においても先週末には決算や業績修正が多数発表されていた。上方修正などポジティブな内容の企業へは個別での資金流入が見込まれるものの、反対に利益確定に向かわせるようだと、より持ち高圧縮に向かわせる可能性がある。 先週末の取引終了後に決算を発表したところでは、高島屋<8233>、メタリアル<6182>、サーバーワークス<4434>、ローソン<2651>、エーアイ<4388>、良品計画<7453>などが評価されそうだが、反応が限られるようだと持ち高調整の動きが強まりそうだ。また、先週はレーザーテック<6920>が連日で売買代金トップとなるなど資金が集中していた。本日は売りが先行することになろうが、売り一巡後の底堅さを見極め、相場全体のセンチメントを確認することになりそうだ。 ■ローソン、2Q経常利益 52.4%増 479億円 ローソン<2651>が発表した2024年2月期第2四半期業績は、営業収益が前年同期比11.1%増の5454.92億円、経常利益は同52.4%増の479.09億円だった。国内コンビニエンスストア事業において、前年に本格導入を開始した「無印良品」の導入店舗数は8月末日現在12484店舗となった。人流の増加に伴いカウンターファストフード、ソフトドリンク及び米飯の売上が伸長したほか、店内調理サービス「まちかど厨房」や化粧品などの売上が伸長した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(33670.29、+39.15) ・米原油先物は上昇(87.69、+4.78) ・米長期金利は低下 ・活発な自社株買い ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・AZ丸和HD<9090>M&A加速100億円投資、外食物流参入も視野 ・トヨタ自<7203>全販売店で統合管理システム運用、生産から納車可視化 ・パナソニックHD<6752>米子会社、英社買収、通販物流システム強化 ・ダイセル<4202>無針注射器の市場開拓、米社と提携・医療機器参入へ新会社 ・トヨタ自<7203>SUV「ライズ」注文取り消し、ダイハツ不正影響 ・ニッケ<3201>反毛繊維増産、古着を再原料化 ・丸紅<8002>タイ化粧品に59億円出資、東南ア需要取り込み ・コスモエネHD<5021>関電と、大阪南部でCCS供給網検討 ・豊田通商<8015>軽油船にバイオ燃料供給、福岡市と実証 ・住友ゴム<5110>RFID搭載市販タイヤ発売、使用状況・走行履歴を分析 ・NTN<6472>0.6mm径の滑り軸受量産へ、超小型ファン用 ・KOA<6999>抵抗検出型電流センサー開発、25年めど投入 ・キヤノン<7751>「ナノインプリント」実用化、半導体露光装置を発売 ・CTC<4739>生成AI環境構築サービス、業務・目的に特化 ・タキロンシーアイ<4215>ポリカ樹脂成形で車部品に参入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・13:30 8月鉱工業生産改定値(速報値:前月比0.0%) <海外> ・特になし 《ST》
関連銘柄 21件
2651 東証プライム
10,330
7/23 15:00
±0(%)
時価総額 1,036,099百万円
コンビニ大手。ローソン、ローソンストア100などの運営を行う。成城石井、ローソン・ユナイテッドシネマ等を傘下に収める。国内総店舗数は1万4600店舗超。KDDIによるTOBは成立、同社株は上場廃止へ。 記:2024/05/06
3201 東証プライム
1,317
10/7 15:00
+6(%)
時価総額 113,893百万円
大手毛織物メーカー。衣料用途を中心とした高機能素材に加え、産業用資材や生活用資材を提供。学生服素材で国内トップシェア。中計では26.11期売上1300億円目標。海外テキスタイル・ニット製品事業の育成図る。 記:2024/04/30
4202 東証プライム
1,370
10/7 15:00
+21.5(%)
時価総額 415,032百万円
1919年創業の化学メーカー。酢酸等のマテリアル事業が主力。自動車エアバッグ用インフレータ、化粧品原料、医薬品用添加剤、ディスプレイ材料等も手掛ける。総還元性向40%以上目標。酢酸は国内外で拡販図る。 記:2024/08/29
4215 東証プライム
867
10/7 15:00
+1(%)
時価総額 84,579百万円
合成樹脂加工メーカー。住設建材などの建築資材・シビル事業、シュリンクフィルムなどのフィルム事業が柱。ポリカーボネート採光建材などに強み。伊藤忠商事の子会社がTOB実施、成立なら同社株は上場廃止へ。 記:2024/09/03
4388 東証グロース
609
10/7 14:53
-6(%)
時価総額 3,147百万円
音声合成エンジン、関連ソリューションの提供を行う。独自の音声合成技術に強み。導入実績は2300社。フュートレックと経営統合で基本合意。法人向け製品はオーディオブック向け音声コンテンツの受託案件が順調。 記:2024/06/09
4434 東証スタンダード
2,860
10/7 15:00
+36(%)
時価総額 22,145百万円
クラウド専業インテグレーター。米アマゾン社が提供するクラウド基盤「AWS」の請求代行サービスが主力。丸紅など大手企業を中心とする豊富な導入実績が強み。富士フイルムビジネスイノベーションと合弁会社設立。 記:2024/06/07
4,315
11/30 15:00
±0(%)
時価総額 1,035,600百万円
伊藤忠傘下のシステムインテグレータ大手。マルチベンダー対応に強み。今年8月に親会社が完全子会社化に向けたTOBを発表。TOB価格は1株4325円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2023/09/14
8,420
10/7 15:00
+92(%)
時価総額 713,772百万円
コスモ石油、コスモエネルギー開発、コスモ石油マーケティングなどを傘下に収める持株会社。岩谷産業の持分法適用関連会社。再生可能エネルギー事業等も。半導体レジスト用樹脂など機能化学品の収益拡大に注力。 記:2024/08/10
5110 東証プライム
1,590
10/7 15:00
+16.5(%)
時価総額 418,238百万円
大手タイヤメーカー。自動車やトラック等向けのタイヤの製造、販売に加え、ゴルフ用品やテニス用品、スポーツ事務の運営等も行う。23年12月期はタイヤの売上が1兆円超となった。スポーツの利益は過去最高となった。 記:2024/04/16
6182 東証グロース
927
10/7 15:00
-11(%)
時価総額 9,908百万円
AI自動翻訳などを手掛けるAI事業が主力。業種特化の専門文書の翻訳に強み。プロ翻訳者による業務受託、メタバース事業等も手掛ける。生成AI「Metareal AI」プロジェクトの早期業績寄与を目指す。 記:2024/08/06
6472 東証プライム
266.2
10/7 15:00
+4.7(%)
時価総額 141,742百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
1,317.5
10/7 15:00
+18.5(%)
時価総額 3,233,220百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
6920 東証プライム
24,150
10/7 15:00
+375(%)
時価総額 2,277,007百万円
半導体関連装置メーカー。シェア独占のEUVマスク欠陥検査装置に強み。FPD関連装置やレーザー顕微鏡なども手掛ける。High-NA向け含むACTISは引き合い旺盛。生成AI関連HBM向けは需要堅調。 記:2024/06/11
6999 東証プライム
1,162
10/7 15:00
+9(%)
時価総額 47,038百万円
1940年創業の電子部品メーカー。長野県上伊那郡に本社。固定抵抗器で世界シェアトップクラス。温度センサ、ヒューズ、バリスタ等も手掛ける。海外売上比率は7割超。高電圧検出用デバイダーの売上拡大に注力。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,645.5
10/7 15:00
+59.5(%)
時価総額 43,161,298百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
7453 東証プライム
2,788
10/7 15:00
+82(%)
時価総額 782,815百万円
生活雑貨や衣服、食品等の販売を行う「無印良品」を国内展開。西友のプライベートブランドとして1980年に誕生。海外では「MUJI」を展開。店舗数は国内外で1240店舗超。国内では生活雑貨中心に新商品を投入。 記:2024/05/17
7751 東証プライム
4,901
10/7 15:00
+58(%)
時価総額 6,536,772百万円
精密機器大手。オフィス複合機やレンズ交換式カメラ、FPD露光装置などで世界トップシェア。バランスの取れた事業構造が強み。海外売上高比率は7割超。グラフィックアート向け大判プリンター3機種を新発売。 記:2024/04/30
8002 東証プライム
2,519
10/7 15:00
+67(%)
時価総額 4,328,176百万円
大手総合商社。芙蓉グループ。生活産業、食料・アグリ、素材産業、エナジー・インフラソリューション、社会産業・金融分野などで事業展開。みずほリースと資本業務提携。総還元性向は30%~35%程度が目安。 記:2024/08/30
8015 東証プライム
2,761
10/7 15:00
+43(%)
時価総額 2,932,651百万円
トヨタグループの総合商社。2006年にトーメンと合併。自動車関連、アフリカビジネスに強み。ラオス首都空港国際線ターミナルの運営等にも携わる。モビリティ部門は順調。27.3期ROE13%以上維持が目標。 記:2024/06/13
8233 東証プライム
1,232
10/7 15:00
+48(%)
時価総額 403,671百万円
大手百貨店。日本橋、新宿、大阪、京都などに大型店を有す。海外はシンガポール、ベトナム、タイなどで店舗展開。商業開発業や建装業、金融業等も。27.2期営業利益575億円目標。人的資本への投資を加速。 記:2024/05/06
1,124
10/7 15:00
+5(%)
時価総額 144,847百万円
3PLサービス、輸配送サービス「桃太郎便」などを手掛ける丸和運輸機関を中核とする持株会社。マツキヨココカラ&カンパニー、アマゾンジャパンなどが主要取引先。ラストワンマイル事業では配送エリアが拡大。 記:2024/08/27