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前場に注目すべき3つのポイント~売り優勢も先週末の大幅な下げに対するリバランスの動きが意識されやすい~

2022/12/5 8:43 FISCO
*08:43JST 前場に注目すべき3つのポイント~売り優勢も先週末の大幅な下げに対するリバランスの動きが意識されやすい~ 5日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:売り優勢も先週末の大幅な下げに対するリバランスの動きが意識されやすい ■クミアイ化、22/10上方修正 営業利益126億円←125億円 ■前場の注目材料:旭化成、火災の延岡・半導体工場を再生、エレ製造拠点に ■売り優勢も先週末の大幅な下げに対するリバランスの動きが意識されやすい 5日の日本株市場は、やや売り優勢の展開ながら、先週末の大幅な下落に対する自律反発も意識されやすく、底堅い展開が意識されそうだ。2日の米国市場はNYダウが34ドル高と小幅に上昇した一方で、ナスダックは20ポイント安と小幅に下落。11月雇用統計は、非農業部門雇用者数や賃金が想定以上の伸びとなり、長期金利の上昇を警戒した流れから売り先行で始まった。その後は、雇用統計の結果を受けても、米連邦準備理事会(FRB)は12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げペースを減速させるとの見方から買い直されており、NYダウはプラスに転じた。シカゴ日経225先物清算値は大阪比50円安の27710円。円相場は1ドル134円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、やや売り先行で始まることになりそうだ。米雇用統計の結果を受けて、政策金利が高い水準にとどまり続けるとの懸念につながったことから、日経225先物はナイトセッションで一時27480円まで売られる場面が見られたものの、終盤にかけて買い戻されており、27700円で終えていた。先週末の日経平均は一時500円を超える下げで75日線水準まで調整しており、本日は同線での攻防が意識されるほか、節目の27500円辺りを仕掛けてくる動きもありそうだ。 為替市場では1ドル134円30銭台で推移しており、急ピッチの円高をきっかけとした先物主導での売り仕掛け的な動きも想定される。ファーストリテ<9983>が2日に発表した11月のユニクロの既存店売上高は、5カ月ぶりに前年実績を下回ったことなども、指数の重荷となる可能性があるだろう。ただし、 今週は週末に12月限の先物オプション特別清算指数算出(メジャーSQ)のほか、来週にはFOMCを控えていることもあり、積極的に仕掛けてくる動きは限られそうであり、先週末の大幅な下げに対するリバランスの動きも意識されやすい。 そのため、売り一巡後に仕掛け的な売りが強まる局面においては、その後のリバウンド狙いに向かわせよう。VIX指数は一時18.95まで低下する場面も見られるなどリスク選好の流れは継続。円高をきっかけとした短期的なショートの動きを警戒しつつも押し目狙いのスタンスに。また、日経平均がこう着を強めてくるようだと、直近IPO銘柄や材料性のある中小型株などに個人主体の資金が向かいやすいだろう。 ■クミアイ化、22/10上方修正 営業利益126億円←125億円 クミアイ化<4996>は2022年10月期業績予想の修正を発表。売上高は1400億円から1453億円、営業利益を125億円から126億円に上方修正した。為替レートが円安に振れたことによる為替差益の計上が要因。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(34429.88、+34.87) ・VIX指数は低下(19.06、-0.78) ・米長期金利は低下 ・米国景気は拡大 ・日銀は金融緩和を継続 ・コロナ後の人流再開 ・旭化成<3407>火災の延岡・半導体工場を再生、エレ製造拠点に ・川崎重<7012>関電と液化水素供給網構築で協業、姫路の火力で混焼検討 ・三菱マ<5711>エンビプロなど、リチウム電池リサイクル、レアメタル回収技術開発 ・三洋化成<4471>全樹脂電池のAPB株を半導体ベンチャーに一部売却、筆頭株主外れる ・東ソー<4042>東南アジア新工場を中止、設備コスト・原燃料高騰で採算合わず ・三菱電機<6503>多用途搬送ロボを来春投入、3Dカメラ・LiDAR技術活用 ・マツダ<7261>連携組織新設、自動運転領域の開発強化 ・パナHD<6752>V2Hシステム参入、EVと蓄電池を同時充放電 ・日本製紙<3863>CNF配合天然ゴムシート開発、強度・エネロス抑制を両立 ・積水化<4204>東京都と次世代太陽電池を共同開発、発電効率など検証 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・特になし <海外> ・10:45 中・11月財新サービス業PMI(予想:48.0、10月:48.4) 《ST》
関連銘柄 12件
3407 東証プライム
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時価総額 1,505,447百万円
総合化学大手。1922年創業。アクリロニトリルや人工皮革、感光性ドライフィルム等を手掛ける。住宅事業や建材事業、医薬事業等も。リチウムイオン二次電池用セパレータなどで世界トップシェア。建材事業などは順調。 記:2024/06/18
3863 東証プライム
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時価総額 109,163百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4042 東証プライム
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総合化学大手。1935年創業。苛性ソーダ、高速液体クロマトグラフィー用カラムで国内トップシェア。臭素は国内生産量トップ。ハイシリカゼオライトは自動車用途中心に出荷順調。分離精製剤の生産能力増強図る。 記:2024/06/24
4204 東証プライム
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時価総額 1,036,402百万円
新築住宅事業やリフォーム事業等の住宅部門、液晶用微粒子や半導体材料等の高機能プラスチックス部門が柱。塩化ビニル管、メディカル事業等も。リフォーム事業は断熱リフォームなど改装の拡販、営業人員の拡充図る。 記:2024/08/02
4471 東証プライム
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時価総額 99,318百万円
機能化学品メーカー。高吸水性樹脂、界面活性剤等が主要製品。永久帯電防止剤、アルミ電解コンデンサ用電解液など高シェア製品多数。配当性向30%以上目処。中期経営計画では26.3期営業利益150億円目標。 記:2024/06/09
4996 東証プライム
826
10/11 15:00
-4(%)
時価総額 110,011百万円
全農系農薬メーカー。除草剤や殺菌剤、殺虫剤、植物成長調整剤等を手掛ける。水稲一発処理除草剤で国内トップシェア。化成品事業、印刷事業等も展開。配当性向30%以上目標。エフィーダ、ディザルタの拡販図る。 記:2024/09/02
5711 東証プライム
2,550
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-10.5(%)
時価総額 335,300百万円
非鉄大手。銅精錬から銅加工品、電材、超硬工具まで幅広い。リサイクル技術による廃棄物の再資源化も。半導体関連製品などが販売回復。精錬所の生産トラブルも解消。資源循環事業の強化に向け、欧州統括会社設立へ。 記:2024/07/23
6503 東証プライム
2,394
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時価総額 5,140,402百万円
総合電機大手。FA機器や自動車機器、昇降機、パワー半導体に強み。鉄道車両機器なども。24.3期3Q累計はFA機器が低調。だが自動車機器やインフラ関連が好調で増収増益に。4Qにルネサス株売却特益を計上予定。 記:2024/04/12
1,298.5
10/11 15:00
-11(%)
時価総額 3,186,593百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7012 東証プライム
6,502
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時価総額 1,091,829百万円
総合重機大手。二輪車や航空機、鉄道車両、造船、各種発電設備プラント、油圧機器・油圧装置等を手掛ける。ウェハ搬送ロボットで世界トップシェア。水素製品などに強み。メキシコ工場でオフロード四輪車の量産を開始。 記:2024/04/30
7261 東証プライム
1,066.5
10/11 15:00
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時価総額 673,819百万円
1920年創業の自動車メーカー。広島県安芸郡府中町に本社。トヨタと資本業務提携。人気車種にクロスオーバーSUV「CX-5」など。高効率エンジン等に強み。北米市場は販売順調。25.3期は販売台数増を見込む。 記:2024/08/30
9983 東証プライム
54,490
10/11 15:00
+3,130(%)
時価総額 17,339,862百万円
世界的なアパレル会社。「ユニクロ」を主力に、「ジーユー」、「セオリー」等のブランドを世界中で展開。海外ユニクロ事業を成長の柱として位置付け。LifeWearの浸透や出店加速で北米、欧州は顧客層が拡大。 記:2024/05/10