マーケット
10/11 15:15
39,605.80
+224.91
42,863.86
+409.74
暗号資産
FISCO BTC Index
10/13 23:24:22
9,339,078
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開~

2022/5/16 8:34 FISCO
*08:34JST 前場に注目すべき3つのポイント~上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開~ 16日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開 ■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込む ■前場の注目材料:NTN、風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す ■上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開 16日の日本株市場は、上値の重さは意識されるものの、リバウンド機運の高まりやすい相場展開が見込まれよう。13日の米国市場はNYダウが466ドル高だった。暗号資産市場が持ち直したため金融市場混乱をもたらすとの脅威が後退し、ハイテク株を中心に買い戻しの動きとなった。ナスダックの上昇率は今年最大となったほか、S&P500は3営業日ぶりに4000ポイントを回復した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比285円高の26675円。円相場は1ドル129円30銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まることになりそうだ。先週末の大幅反発に対する反動は警戒されやすいところではあるものの、節目の26500円を突破してくる可能性は高く、26500円を支持線に26800円水準に位置している25日線などの抵抗線を意識したトレンド形成が期待されてきそうだ。25日、75日線接近では戻り待ちの売りが警戒されそうだが、米国市場のリバウンドの動きにより、スタンスとしては押し目狙いのロングになろう。 また、先週末で決算発表がピークを通過した。足元では先週末の決算企業に対する市場反応を見極める動きになりそうだが、ピークを通過したことから機関投資家も動きやすくなったと考えられ、インデックスに絡んだ資金流入は意識されやすいところ。また、週末の決算では今期見通しがコンセンサスを下回っている企業が目立っているため、より良好な決算を発表した企業に短期の値幅取り狙いの資金が集中しやすいだろう。 物色としては決算を手掛かりとした銘柄のほか、インデックスに絡んだ商いから、東エレク<8035>など指数インパクトの大きい値がさ株が注目されよう。先週末の大幅上昇においても、水準としてはボトムからの反発であり、トレンドは弱気形状の銘柄が多い状況だ。東エレク辺りが一段高を見せてくるようだと、センチメント改善に繋がる可能性はありそうだ。そのほか、ナスダックは3.8%の上昇となるなか、これまで物色の圏外に置かれていた中小型株などへの自律反発を狙った動きが意識されそうだ。 ■KDDI、23/3営業利益 3.7%増の1兆1000億円を見込む KDDI<9433>が発表した2022年3月期業績は、売上高が前期比2.5%増の5兆4467.80億円、営業利益は同2.2%増の1兆605.92億円だった。期首計画を上回っての着地。23年3月期業績は、売上高が2.1%増の5兆5600億円、営業利益は3.7%増の1兆1000億円を見込んでおり、コンセンサス(1兆970億円程度)を上回る。発行済み株式総数(自己株式除く)の2.6%にあたる5700万株を上限とする自社株買いの実施を決めた。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(26427.65、+678.93) ・NYダウは上昇(32196.66、+466.36) ・ナスダック総合指数は上昇(11805.00、+434.04) ・シカゴ日経先物は上昇(26675、大阪比+285) ・1ドル=129.30-40円 ・SOX指数は上昇(2970.37、+143.16) ・VIX指数は低下(28.87、-2.90) ・米原油先物は上昇(110.49、+4.36) ・米国景気の拡大 ・コロナ流行下の経済活動正常化 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・NTN<6472>風力保守で北拓と提携、200億円事業目指す ・東芝<6502>綱川議長が取締役退任、取締役候補の発表延期 ・グンゼ<3002>メディカル事業再編、10月に新会社発足 ・スズキ<7269>インドに4輪新工場、1830億円投資、25年稼働 ・近鉄GHD<9041>近鉄エクスを完全子会社化、1680億円でTOB ・アルプスアルパイン<6770>テイ・エステックと次世代車向け車内空間を開発 ・極東開<7226>新経営計画、30年度めど売上高2000億円、特装車事業加速 ・ヤマハ発<7272>今年度2輪車販売、半導体不足でも計画維持 ・ACSL<6232>農業ロボVBに出資、制御技術で高度化 ・三井E&S<7003>新中計策定、25年度売上高2800億円 ・KDDI<9433>中期経営戦略、5G整備に7000億円、携帯客単価を改善 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 4月国内企業物価指数(前年比予想:+9.4%、3月:+9.5%) <海外> ・11:00 中・4月鉱工業生産(前年比予想:+0.5%、3月:+5.0%) ・11:00 中・4月小売売上高(前年比予想:-6.2%、3月:-3.5%) 《ST》
関連銘柄 12件
3002 東証プライム
5,490
10/11 15:00
-30(%)
時価総額 100,434百万円
1896年創業の繊維・化学メーカー。男性用下着で国内シェアトップクラス。シートベルト用ミシン糸などでも高シェア。縫合補強材などのメディカル事業も展開。機能ソリューション事業では海外拡販の強化等に取り組む。 記:2024/06/13
6232 東証グロース
848
10/11 15:00
-21(%)
時価総額 13,410百万円
商業用ドローンを製造・販売。独自開発の自律制御技術に強み。取引先は221社。外国籍従業員比率は約2割。23.12期通期は損益改善。24.12期は大幅増収見通し。インドの大型案件などの売上貢献見込む。 記:2024/04/14
6472 東証プライム
257.5
10/11 15:00
-0.8(%)
時価総額 137,109百万円
大手ベアリングメーカー。1918年創業。ハブベアリング、ドライブシャフトで世界シェアトップクラス。ロボット用モジュール等も手掛ける。27.3期売上高8300億円目標。アフターマーケットビジネスの拡大図る。 記:2024/06/29
6502 東証プライム
4,590
12/19 15:00
-5(%)
時価総額 1,988,103百万円
総合電機大手。持分法会社にキオクシアHD。不正会計や原発巨額損失で陥った経営危機から再建中。JIP連合がTOB発表。TOB価格は1株4620円。TOB成立ならば上場廃止に。24.3期1Qは営業黒字に復帰。 記:2023/09/15
6770 東証プライム
1,537
10/11 15:00
-2(%)
時価総額 337,035百万円
電子部品のアルプス電気、カーナビのアルパインが経営統合。スイッチや可変抵抗器などコンポーネント事業が主力。タクトスイッチは業界トップクラスのシェア。海外売上高比率が高い。車載用電子部品の拡大等に注力。 記:2024/06/15
7003 東証プライム
1,127
10/11 15:00
-2(%)
時価総額 116,193百万円
国内トップの船用エンジンや港湾クレーンに強み。連結子会社に三井海洋開発。24.3期3Q累計は舶用・建機用エンジンやコンテナクレーンが好調。工事損失引当金の一部戻し入れも寄与して利益急改善。のれん特益計上。 記:2024/04/15
7226 東証プライム
2,462
10/11 15:00
-44(%)
時価総額 105,221百万円
特装車メーカー。コンクリートポンプ車、トレーラ、タンクローリ・散水車等で国内トップシェア。リサイクル施設の建設、パーキング等事業も。総還元性向100%目安。特装車事業では製品ラインナップの強化を図る。 記:2024/06/24
7269 東証プライム
1,592.5
10/11 15:00
-25.5(%)
時価総額 3,128,603百万円
大手自動車メーカー。軽自動車で国内首位級、オートバイでも世界的。四輪車はインドでトップシェア。四輪事業は堅調。日本やインド、欧州で販売が増加。二輪事業はインドで販売増。24.3期3Q累計は増収増益。 記:2024/04/14
7272 東証プライム
1,340
10/11 15:00
-13.5(%)
時価総額 1,407,874百万円
二輪車を主力とするランドモビリティ事業が柱。船外機が主力のマリン事業、ロボティクス事業等も。1955年に日本楽器製造(現ヤマハ)から分離独立。海外売上比率が高い。二輪車はインド、ブラジルで強い需要続く。 記:2024/07/04
8035 東証プライム
25,620
10/11 15:00
+105(%)
時価総額 12,083,237百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
3,654
10/11 15:00
-52(%)
時価総額 696,679百万円
近畿日本鉄道、近鉄不動産、近鉄エクスプレスなどを傘下に収める持株会社。運輸、不動産、国際物流、流通、ホテル・レジャー等で事業展開。25.3期は増収計画。ホテル・レジャー業等でインバウンド需要の回復見込む。 記:2024/07/04
9433 東証プライム
4,715
10/11 15:00
-80(%)
時価総額 10,864,209百万円
国内シェア2位の大手通信キャリア。auブランドの携帯電話が主力。沖縄セルラー電話、JCOMなどを傘下に持つ。ローソンへのTOBは成立。au PAYカードの会員数が944万人を突破するなど金融事業は順調。 記:2024/06/04