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新興市場見通し:マザーズ1年5カ月ぶり安値のなかIPOラッシュへ、24社登場

2021/12/18 14:39 FISCO
*14:39JST 新興市場見通し:マザーズ1年5カ月ぶり安値のなかIPOラッシュへ、24社登場 今週の新興市場では、日経平均が週間でプラスを確保するなか、マザーズ指数は大幅な下落となった。節目の1000ptを割り込み、昨年7月31日以来の安値で今週の取引を終えている。IPOラッシュを控え購入申込みに伴う資金拘束で買いが鈍いうえ、引き続き換金売りが出て株価を押し下げた。なお急落銘柄が多かっただけに、損失覚悟の売りを迫られる向きも少なくなかったとみられる。週末にかけて各国中央銀行が金融緩和姿勢を後退し、ハイテク株に売りが出たことも逆風となった。なお、週間の騰落率は、日経平均が+0.4%であったのに対して、マザーズ指数は-6.5%、日経ジャスダック平均は-1.3%だった。 個別では、マザーズ時価総額上位のメルカリ<4385>が週間で6.5%安、ビジョナル<4194>が同2.8%安、フリー<4478>が同8.8%安と全般軟調。売買代金上位ではFRONTEO<2158>の下落が続き、フレクト<4414>やENECHANGE<4169>、セルソース<4880>は大幅安となった。また、決算発表のイトクロ<6049>は週間のマザーズ下落率トップとなった。一方、JTOWER<4485>は同0.8%高で、売買代金上位ではサイエンスアーツ<4412>や日本電解<5759>が買いを集めた。導出薬の試験結果が好感されたステムリム<4599>は上昇率トップとなった。ジャスダック主力では東映アニメーション<4816>が同7.4%安。売買代金トップのフェローテックHD<6890>も売りに押された。また、やはり決算発表のランドネット<2991>が週間のジャスダック下落率トップとなった。一方、ハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>は同6.7%高。田中化学研究所<4080>などは賑わい、クリエアナブキ<4336>が上昇率トップとなった。IPOでは、後払い決済大手として注目されたネットプロテクションズHD<7383>が公開価格を下回る初値形成となり、ブロードエンタープライズ<4415>とTrue Data<4416>もやや上回る程度にとどまった。 来週の新興市場では、引き続きマザーズ指数が低調に推移するとみておきたい。IPOラッシュに入り投資資金が市場に還流してくることを期待したいが、IPO銘柄が賑わったとしても指数組み入れ前とあって直接的な押し上げ効果はない。そのIPO銘柄も値動きが悪ければ、個人投資家の資金回転は改善しづらいだろう。また、今週末の米NYダウが大幅続落したように、各国中銀の緩和姿勢後退などから外部環境にも不安がある。 個人投資家の売りが続くなか、信用買い残の水準が低く、ここ1カ月ほどの値動きがまずまず良好な銘柄は相対的に安心感がある。ビジョナル、アンビスHD<7071>、沖縄セルラー電話<9436>、芝浦電子<6957>などといったところが挙げられる。また、やや荒い値動きとなる可能性はあるが、日本電解や田中化研といった車載電池の関連銘柄も人気が続くか注視したい。 IPO関連では、来週1週間で24社が登場する異例の上場ラッシュとなる(ZEALSが上場中止)。FinatextHD<4419>(12月22日)、リニューアブル・ジャパン<9522>(22日)、エクサウィザーズ<4259>(23日)など注目度の高い企業も多い。しかし、今週上場した3社の株価が苦戦を強いられているのを見ると、懸念は払しょくしづらいだろう。ピークの24日は7社もが同時上場し、買いが分散しがちとなる点にも注意しておきたい。 《FA》
関連銘柄 27件
2158 東証グロース
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独自開発のAIエンジン「KIBIT」を活用し、eディスカバリ支援やデジタル鑑識等のサービスを提供。塩野義製薬と戦略的業務提携。ライフサイエンスAI分野は増収。特別損失減少。24.3期3Qは最終損益改善。 記:2024/04/16
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4080 東証スタンダード
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4169 東証グロース
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時価総額 9,659百万円
電気ガス会社の比較・切替サイトを運営。EV充電器導入支援や電力管理サービスなども。EV充電器導入支援は設置台数増加。比較・切替サイトの売上回復を見込む。会計処理問題に対する再発防止策を発表し信頼回復へ。 記:2024/08/10
4194 東証プライム
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時価総額 301,753百万円
会員制転職サイト「ビズリーチ」、採用管理や勤怠管理等の「ハーモス」を運営。国内最大級の求荷求車サービス「トラボックス」等も。ビズリーチの累計導入企業数は2万8900社超。ハーモスは売上が順調に拡大。 記:2024/05/10
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時価総額 25,171百万円
国内最大級のAIプラットフォーム「exaBase」を軸にAI/DXプロジェクトを手掛けるAIプラットフォーム事業が主力。AIプロダクト事業等も展開。「exaBase 生成AI」などの販売拡大を図る。 記:2024/08/13
4336 JQスタンダード
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時価総額 2,122百万円
中四国地盤の人材サービス会社。物流関連アウトソーシングなども。親会社の穴吹興産が完全子会社化に向けてTOBを実施へ。TOB価格は910円。TOB成立ならば上場廃止に。22.3期3Q累計は販管費増が重石に。 記:2021/12/14
4385 東証プライム
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-143(%)
時価総額 403,786百万円
国内で断トツのフリマアプリ「メルカリ」を運営。スマホ決済「メルペイ」や米国開拓に注力。連結子会社に鹿島アントラーズ。メルカードの発行枚数は300万枚を突破。定額払い、メルカードが成長。米国事業も赤字縮小へ。 記:2024/06/09
4412 東証グロース
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デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」を手掛ける。利用企業は900社超。24年4月から楽天モバイルが同製品の取り扱いを開始。広告強化で認知度向上図る。 記:2024/06/07
4414 東証グロース
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時価総額 11,794百万円
DX支援等を行うクラウドインテグレーションサービスが主力。ドライバー働き方改革クラウド「Cariot」等も。コマツなど大手企業向け売上比率が高い。クラウドパートナーの開拓による商談チャネルの拡大図る。 記:2024/08/01
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10/8 14:09
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時価総額 4,381百万円
マンション向け高速インターネット「B-CUBIC」、IoTインターフォンシステム「BRO-LOCK」等の販売を行う。BRO-LOCKは受注件数、売上ともに順調。宅内IoTリノベーションの拡販等に取り組む。 記:2024/06/24
4416 東証グロース
392
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±0(%)
時価総額 1,838百万円
消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームの運営を行う。消費財メーカー向け購買行動分析ツール「Eagle Eye」などを提供。小売業向けサービス「ショッピングスキャン」は新規取引先開拓に注力。 記:2024/08/01
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-14(%)
時価総額 48,470百万円
Finatext、ナウキャスト、スマートプラスなどを傘下に収める持株会社。金融インフラストラクチャ事業、フィンテックソリューション事業等を展開。保険基幹システム「Inspire」の機能拡充などに注力。 記:2024/09/01
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+117(%)
時価総額 164,545百万円
中小企業向けにクラウド会計・人事労務ソフト等の提供を行う。クラウド会計ソフトで国内トップシェア。有料課金ユーザー企業数は47万社超。サブスク売上比率は約9割。会計事務所とのパートナーシップ強化図る。 記:2024/05/08
4485 東証グロース
3,595
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 92,255百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
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-13(%)
時価総額 21,559百万円
バイオベンチャー。大阪大学発。組織修復能力を最大限に引き出して組織や臓器の再生を誘導する再生誘導医薬を研究開発。新規再生誘導医薬に関する薬効試験、非臨床試験は進捗。24.7期2Q累計は損益横ばい。 記:2024/04/15
4816 東証スタンダード
3,110
10/8 15:00
-40(%)
時価総額 653,100百万円
東映系アニメ製作会社。1956年創立。ワンピースやプリキュアなどの映像製作、キャラクター版権ビジネスが柱。商品販売事業、キャラクターショー等も。主力作品の安定収益確保を図る。海外事業にも引き続き注力。 記:2024/06/15
4880 東証プライム
1,262
10/8 15:00
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時価総額 23,580百万円
再生医療関連事業等を手掛けるバイオベンチャー。脂肪由来幹細胞加工受託サービス、血液由来加工受託サービスのほか、化粧品の開発・販売等も。卵子凍結あんしんバンクは福利厚生として上場企業中心に導入進む。 記:2024/08/26
5759 東証グロース
728
10/8 15:00
-34(%)
時価総額 6,521百万円
電解銅箔メーカー。車載電池用銅箔で国内トップシェア。半導体パッケージ用など回路基板用銅箔も。高性能車載電池用銅箔、高周波基板用銅箔に注力。車載電池用銅箔は既存取引先の需要増などで受注の増加を見込む。 記:2024/07/02
6049 東証グロース
222
10/8 15:00
-5(%)
時価総額 5,035百万円
国内最大級の学習塾予備校情報ポータルサイト「塾ナビ」、学校情報ポータルサイト「みんなの学校情報」など教育領域特化型メディアの運営を行う。習い事情報検索・予約サイト「コドモブースター」は掲載数の拡大図る。 記:2024/08/27
3,185
10/8 15:00
-130(%)
時価総額 306,763百万円
減速機メーカー。小型精密減速機で世界トップシェア。NASAの火星探査車などで採用実績。回転系アクチュエータ、モータなども手掛ける。先進医療用途は需要拡大。配当性向30%目処。27.3期売上900億円目標。 記:2024/07/26
2,503
10/8 15:00
-64(%)
時価総額 117,493百万円
半導体・FPD製造装置部品を製造・販売。真空シールに強み。半導体製造工程向け消耗品も。24.3期3Q累計はパワー半導体用基板が好調。だが半導体装置部品の調整長びく。生産能力増強に向け国内外で工場を建設中。 記:2024/04/11
6957 東証スタンダード
3,530
10/8 15:00
+55(%)
時価総額 54,927百万円
温度センサ専業。幅広い温度領域が測定可能な商品群が強み。24.3期3Q累計は電動車向けが堅調も調理家電、住設機器、産業ロボ向けが冴えず。送金詐欺回収特益を計上。松川工場(福島県)の新生産棟は今年2月着工。 記:2024/04/15
1,950
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-83(%)
時価総額 190,628百万円
有料老人ホーム「医心館」を運営。慢性期と終末期の看護・介護ケアに特化した医療施設型ホスピスの運営に特徴。既存施設の稼働率は8割超。新規施設の立ち上がりは順調。西日本における展開地域の拡大加速を図る。 記:2024/07/28
363
10/8 15:00
-26(%)
時価総額 35,056百万円
BNPL(後払い)決済の総合プロバイダ。NP後払い、NP掛け払いは業界トップシェア。海外向けにローカライズしたBNPL「AFTEE」等も展開。営業体制強化により、atoneなどの新規サービスに注力。 記:2024/05/10
9436 東証スタンダード
4,235
10/8 15:00
+10(%)
時価総額 227,657百万円
沖縄県地盤の総合通信会社。KDDI傘下。auブランドなどのモバイルサービス、FTTHサービス、ライフデザインサービスを提供。モバイルサービスの総契約数は68万契約超。auでんきの契約件数は順調増。 記:2024/08/05
604
10/8 15:00
-17(%)
時価総額 17,599百万円
太陽光発電や風力発電、水力発電など再生可能エネルギー発電所の開発、発電、運営、管理等を手掛ける。スペインでも太陽光発電所を保有。東急不動産と資本業務提携。稼働済み発電所のネット設備容量は370MW超。 記:2024/07/28