マーケット
10/9 15:15
39,277.96
+340.42
42,512.00
+431.63
暗号資産
FISCO BTC Index
10/10 15:30:09
9,114,363
フィスコポイント
保有フィスコポイント数
  
今月フィスコポイント数
  

「オミクロン株」への過度な警戒感の後退や中国の貿易統計なども材料視【クロージング】

2021/12/7 15:49 FISCO
*15:49JST 「オミクロン株」への過度な警戒感の後退や中国の貿易統計なども材料視【クロージング】 7日の日経平均は大幅反発。528.23円高の28455.60円(出来高概算12億9000万株)と2営業日ぶりに28000円を回復して取引を終えた。新型コロナウイルスの変異株「オミクロン株」に対する過度な懸念が和らいだことを映した前日の米国株の上伸を受けて、主力銘柄中心にほぼ全面高となった。週末の特別清算指数(SQ)算出日を前に積極的にトレンドを取りに行く動きは限られるものの、節目の28500円を突破するなどリバウンドが強まる局面において、ヘッジ対応の買いなども指数を押し上げる格好に。 東証1部の騰落銘柄は値上がり銘柄が2110に達し、ほぼ全面高の様相となった。セクター別では、水産農林を除く32業種が上昇し、空運が4%を超える大幅高となったほか、海運、金属製品、ガラス土石、鉄鋼などの上げが目立っていた。指数インパクトの大きいところでは、ソフトバンクG<9984>、東エレク<8035>、アドバンテス<6857>、エムスリー<2413>、リクルートHD<6098>が堅調だった半面、コナミHD<9766>、日水<1332>、ソフトバンク<9434>、ZHD<4689>、日立<6501>が軟化した。 米国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長が米メディアとのインタビューで、オミクロン株について、「南アフリカからの情報を基にこれまでのところ重症化の度合いは、それほど高くないようだ」などと発言したことから、前日の米国市場では主要株価指数が大幅高となった。東京市場もインデックスに絡んだ買いが先行した。午後に入ると、中国の11月の貿易統計で輸出が市場予想を上回る伸びとなったほか、時間外での米株先物がじり高歩調をたどるなど、外部環境にも好転する動きが目立ち始めたことから、投資マインドの一段の改善期待が買い安心感を誘ったようだ。 オミクロン株の感染拡大が世界的に広がるなか、ファウチ発言で、東京市場は大幅高を演じたが、既存ワクチンの有効性などまだ不明な点は多く、オミクロン株の続報に振らされる可能性は依然として残っているだろう。また、来週には米連邦公開市場委員会(FOMC)の開催が予定されているだけに、利上げのペースが前倒しになるのかどうかも確認したいと考える向きも多く、目先はボラティリティの高い展開が続きそうだ。 《FA》
関連銘柄 10件
1332 東証プライム
937.8
10/9 15:00
+7.2(%)
時価総額 292,997百万円
1911年創業の大手水産会社。水産事業、冷凍食品に強みを持つ食品事業が主力。特定保健用食品等の開発・提供、冷蔵倉庫事業、配送事業等も。コンビニ向けおにぎり・サラダは販売順調。養殖事業の安定・拡大図る。 記:2024/06/13
2413 東証プライム
1,724.5
10/9 15:00
+45(%)
時価総額 1,170,818百万円
医療従事者専門サイト「m3.com」を運営。製薬企業の薬剤プロモーション・マーケティング支援、薬剤師向け求人情報サイト「薬キャリ」の運営等も。メディカルプラットフォームでは医療現場のDX化支援が順調。 記:2024/07/29
4689 東証プライム
424.8
10/9 15:00
+1.3(%)
時価総額 3,241,717百万円
ヤフー、LINEなどの再編で2023年に誕生。グループ会社にアスクル、出前館、PayPay、ZOZOなど。LYPプレミアムは有料会員の拡大図る。「LINE Pay」は25年4月末に国内サービスを終了予定。 記:2024/06/28
9,719
10/9 15:00
+254(%)
時価総額 16,483,035百万円
米国発の求人情報サイト「Indeed」等のHRテクノロジー事業、リクナビNEXTやSUUMO等のマッチング&ソリューション事業、人材派遣事業を展開。人材派遣事業は需要増により、日本の稼働人数が順調。 記:2024/06/28
6501 東証プライム
3,971
10/9 15:00
+24(%)
時価総額 18,411,815百万円
総合電機大手。金融ソリューションや社会インフラITシステム、原子力関連ビジネス、鉄道システム、ビルシステム等を手掛ける。日立エナジーは受注残が増加。デジタルシステム&サービスはLumada事業が拡大。 記:2024/06/15
6857 東証プライム
7,639
10/9 15:00
+269(%)
時価総額 5,852,765百万円
半導体検査装置大手。メモリ用に強い。非メモリ用も強化中。電子ビーム露光装置も。24.3期3Q累計はメモリ向けが1Qを底に上向く。だが非メモリ向けの回復に遅れ。償却費増も利益の重石。総還元性向5割以上目安。 記:2024/04/15
8035 東証プライム
25,770
10/9 15:00
+310(%)
時価総額 12,153,982百万円
世界的な半導体製造装置メーカー。TBSの出資で1963年に設立。塗布現像、ガスケミカルエッチング、拡散炉などで世界トップシェア。配当性向50%目処。研究開発投資を積極化。固定費の最適化などにも取り組む。 記:2024/07/07
9434 東証プライム
191.9
10/9 15:00
+1.2(%)
時価総額 9,145,775百万円
通信キャリア大手。個人向けモバイルサービス、ブロードバンドサービスの提供等を行うコンシューマ事業が主力。メディア・EC事業等も手掛ける。コンシューマ事業では付加価値サービスの拡充等で収益拡大を図る。 記:2024/08/05
9766 東証プライム
14,680
10/9 15:00
-215(%)
時価総額 2,106,580百万円
モバイルゲーム、家庭用ゲーム等を手掛けるデジタルエンタテインメント事業が主力。スロットマシンやアミューズメントマシンの製造・販売等も行う。配当性向30%以上目処。パワフルプロ野球2024-2025を発売。 記:2024/08/12
9984 東証プライム
8,696
10/9 15:00
+115(%)
時価総額 14,982,808百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17