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前場に注目すべき3つのポイント~28000円を固めてくるかが注目されよう~

2021/12/7 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~28000円を固めてくるかが注目されよう~ 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:28000円を固めてくるかが注目されよう ■ACCESS、3Q営業損失▲28.19億円 ■前場の注目材料:キリンHD、ミャンマー合弁解消へ商事仲裁を提起 ■28000円を固めてくるかが注目されよう 7日の日本株市場は、米株高を受けて買い先行ながら、次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場ではNYダウが646ドル高だった。バイデン大統領の首席医療顧問の国立アレルギー感染症研究所ファウチ所長が週末のインタビューで、時期尚早としながらも、新型コロナの新たな変異株(オミクロン株)の重症度を巡り、楽観的な見解を示したため経済封鎖への警戒感が後退し景気回復期待から買い優勢の展開となった。シカゴ日経225先物清算値は大阪比245円高の28095円。円相場は1ドル113円50銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から買い先行で始まり、28000円を固めてくるかが注目されよう。もっとも、オミクロン株についての重症化リスクについてはこれまでも伝えられていた情報の範囲内であり、楽観的な見方には向かいづらく、買い一巡後は次第にこう着感の強い相場展開になりそうである。また、先物市場では週末にメジャーSQを控えているため、手口動向を見ても限月交代に伴うロールオーバー中心の売買である。積極的にトレンドを取りに行く動きは限られると見られ、仕掛け的な動きが見られたとしても、その後のカバーの動きは速そうである。 また、米国では景気敏感株を中心に買われており、一方でハイテク株は高安まちまちだった。SOX指数は小幅な下落にとどまっており、構成銘柄についてもまちまちだったこともあり、指数インパクトの大きい値がさ株やハイテク株の動向を見極めたいところではある。また、ソフトバンクG<9984>が連日で年初来安値を更新している点も指数の重荷となる。ソフトバンクGはADR市場で反発を見せていることから本日は上昇が見込まれるものの、戻りの鈍さが意識されてくるようだと、次第に戻り待ちの売りに押される格好となり、日経平均の重荷となろう。 そのため、物色の流れとしては個別に材料のある銘柄での、短期的な値幅取り狙いの売買となりそうだ。また、マザーズ指数は4%近い下落で節目の1000ポイントに接近してきた。8月安値とのダブルボトム形成も意識されやすい水準となるため、足元で利食いの動きが強まっている中小型株の一角については、短期的なリバウンド狙いの動きも意識されやすいと見られる。 ■ACCESS、3Q営業損失▲28.19億円 ACCESS<4813>が発表した第3四半期業績は、営業損失が28.19億円だった。ネットワーク事業においては、売上高は前年同四半期比で増加したものの当初計画を下回り、体制強化に伴う人件費やソフトウェアの減価償却費の増加による費用増が上回ったことで、前年同四半期比でセグメント損益の損失額は拡大した。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(35227.03、+646.95) ・ナスダック総合指数は上昇(15225.15、+139.68) ・シカゴ日経先物は上昇(28095、大阪比+245) ・1ドル113.40-50円 ・VIX指数は低下(27.18、-3.49) ・米原油先物は上昇(69.49、+3.23) ・米国景気の拡大 ・日銀は金融緩和を長期化 ・株価急落時の日銀ETF買い ・キリンHD<2503>ミャンマー合弁解消へ商事仲裁を提起 ・昭電線HD<5805>昭和電線HDなど3者、超電導ケーブルで送電損失95%減 ・芝浦機械<6104>芝浦機械と日精ASB、新興国向け射出成形機で提携 ・ディスコ<6146>R&D新拠点、280億円投資 ・楽天G<4755>送料無料「独禁法違反疑い」、公取委、年内めど調査終了へ ・トヨタ紡織<3116>スタートアップに投資、5年で50億円 ・ミスミG<9962>インド在庫を増強、移転拡張で2倍 ・コマツ<6301>国交省の宇宙開発事業に採択、月面建機技術 ・東レ<3402>しなやかさ・機能性両立、ポリエステル生地開発 ・大王製紙<3880>ドトールに紙マドラー供給、プラ製から転換 ・ENEOS<5020>筐体・パッキン一体成形、高耐熱エラストマー開発 ・SCREEN<7735>SCREENなど「がん個別化医療」共同研究、体外で治療効果予測 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:30 10月家計支出(前年比予想:-0.5%、9月:-1.9%) ・08:30 10月毎月勤労統計・現金給与総額(前年比予想:+0.4%、9月:+0.2%) <海外> ・時間未定 中・11月輸出(前年比予想:+20.3%、10月:+27.1%) ・時間未定 中・11月輸入(前年比予想:+21.5%、10月:+20.6%) 《ST》
関連銘柄 14件
2503 東証プライム
2,225
10/11 15:00
+1.5(%)
時価総額 2,033,650百万円
ビール2強の一角をなす酒類メーカー。清涼飲料も。傘下にワインのメルシャンや医薬品の協和キリン。海外は米国と豪州が柱。24.12期は酒類、飲料の増販を想定。昨夏買収の豪州サプリ会社も上乗せ。増収増益を計画。 記:2024/04/10
3116 東証プライム
1,862
10/11 15:00
-20.5(%)
時価総額 349,434百万円
トヨタ系の自動車部品メーカー。シートやドアトリムなど世界有数の内装システムサプライヤー。航空機シートも。自動車生産台数の増加等で日本は黒字転換。車種構成の変化等で中国は堅調。24.3期3Qは収益伸長。 記:2024/04/09
3402 東証プライム
848.8
10/11 15:00
+1(%)
時価総額 1,384,801百万円
総合素材メーカー。1926年創業。繊維事業や機能化成品事業、炭素繊維複合材料事業、水処理事業、医薬事業等を展開。炭素繊維で世界トップシェア。繊維は産業用途が回復傾向。26.3期売上高2兆8000億円目標。 記:2024/06/18
3880 東証プライム
895.8
10/11 15:00
-1.5(%)
時価総額 151,402百万円
国内4位の製紙メーカー。紙・板紙に強み。家庭紙製品やペットケア製品を強化中。24.3期3Q累計は紙・板紙の需要が振るわず。中国の紙オムツも苦戦。だが価格改定が進んで黒字に。北越コーポと業務提携の検討開始。 記:2024/04/16
4755 東証プライム
948.5
10/11 15:00
+2(%)
時価総額 1,954,868百万円
国内最大のネットショッピングモール「楽天市場」、旅行予約サービス「楽天トラベル」を運営。楽天モバイル、楽天カード、楽天銀行などを傘下に持つ。クレジットカード関連サービスなどフィンテック部門は順調。 記:2024/07/08
4813 東証プライム
1,261
10/11 15:00
-22(%)
時価総額 49,977百万円
Whitebox向けネットワークOS等のネットワーク事業、IoT事業、ブラウザコンポーネントの提供等のWebプラットフォーム事業を手掛ける。NTTと資本業務提携。IoT事業は自社製品・サービスの育成図る。 記:2024/05/02
5020 東証プライム
842.2
10/11 15:00
+1.9(%)
時価総額 2,720,544百万円
大手エネルギーグループ会社。石油元売りトップ。サービスステーションの運営や石油・ガス開発、金属資源開発、製錬を行う。今期3Q累計は原油価格や金属価格の下落が影響も、在庫影響を除き営業増益となった。 記:2024/04/16
5805 東証プライム
5,770
10/11 15:00
+70(%)
時価総額 177,872百万円
電線準大手。電線ケーブルや送電システム用電力機器、免震装置等を手掛ける。旧社名は昭和電線ホールディングス。アルミ架空送電線事業からの撤退を決定。27.3期営業利益150億円目標。海外事業の新展開等に注力。 記:2024/06/04
6104 東証プライム
3,830
10/11 15:00
-30(%)
時価総額 97,194百万円
射出成形機やダイカストマシン、押出成形機等を手掛ける機械メーカー。旧社名は東芝機械。ダイカストマシンは国内外でトップシェア。27.3期売上2000億円目標。システムエンジニアリング販売の増強等に取り組む。 記:2024/06/28
6146 東証プライム
37,560
10/11 15:00
+190(%)
時価総額 4,068,387百万円
半導体の精密加工装置、精密加工ツールの製造・販売を行う。1937年に広島県呉市で創業。ダイシングソーなどで世界トップシェア。パワー半導体向け中心に精密加工装置は出荷順調。生産能力の強化、効率化推進。 記:2024/06/28
6301 東証プライム
4,086
10/11 15:00
+6(%)
時価総額 3,976,275百万円
建設機械・鉱山機械で世界2位。工作機械なども。IT活用のアフターサービスに強み。24.3期3Q累計は中国の建機需要が冴えず。だが北米や中南米で鉱山機械が堅調。円安も効いて増収増益に。配当性向4割以上目安。 記:2024/04/12
10,470
10/11 15:00
+50(%)
時価総額 1,063,647百万円
半導体機器の製造、販売等を行うSCREENセミコンダクターソリューションズが中核の持株会社。バッチ式洗浄装置やスピンスクラバーなどで世界トップシェア。配当性向30%以上目安。DX推進による生産性向上図る。 記:2024/08/22
9962 東証プライム
2,639.5
10/11 15:00
-3.5(%)
時価総額 750,991百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04
9984 東証プライム
8,954
10/11 15:00
-87(%)
時価総額 15,427,330百万円
携帯キャリアのソフトバンク、LINEヤフー、ビジョン・ファンド、半導体設計の英ARMなどを傘下に収める持株会社。ソフトバンク事業はメディア・EC事業などが順調。中計では26.3期純利益5350億円目指す。 記:2024/06/17