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前場に注目すべき3つのポイント~IPOでの日替わり物色に

2019/12/18 8:42 FISCO
*08:42JST 前場に注目すべき3つのポイント~IPOでの日替わり物色に 18日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:IPOでの日替わり物色に ■前場の注目材料:ツルハHD、2Q営業利益15.5%増 237億円、コンセンサス範囲内 ■トヨタ、21年の電動車販売293万台に、環境規制強化へ対応 ■IPOでの日替わり物色に 18日の日本株市場は、こう着ながらも日経平均の24000円固めの流れが継続しそうである。17日の米国市場ではNYダウが31ドル高と小幅に上昇した。11月住宅着工・建設許可件数や鉱工業生産が予想を上振れたほか、米中合意による投資家心理の改善で堅調推移となったが、英首相が欧州連合(EU)離脱について通商協議の動向に関わらず2020年末までに完了する方針を示し、今後の混乱を予想する見方から上値は限られている。シカゴ日経225先物清算値は大阪比10円安の24000円。円相場は1ドル109円50銭台で推移している。 米国市場の流れもあり、やや買い手控えムードが先行することになりそうである。ただし、下を仕掛けてくる需給もなく、次第に底堅さが意識される中、日経平均の24000円処での底堅い相場展開が見込まれる。 日経225先物の売買高は5万枚を下回ってきており、先週末のメジャーSQ通過により商いが細ってきており、先物主導による積極的な動きは期待しづらいところ。小規模のインデックス売買が断続的に入る格好から日経平均もこう着になりやすい。もっとも、節税対策で売りが出やすいとの声も聞かれているが、下値の堅さが意識される局面においては、反対にショートカバーを誘う流れにも向かいやすく、需給的には買い方優位とみられる。 その他、IPOラッシュとなる中、概ね好スタートの様相。寄り付き後は急伸するも資金の逃げ足の速さから失速する動きもみられるが、これはこれまで見てきた動きであろう。本日もJTOWER<4485>、ユナイトアンドグロウ<4486>、BuySell Technologies<7685>の3社がいずれもマザーズ市場に上場する。初値コンセンサス予想からはいずれも人気化しやすいが、個人投資家中心とは言え積極的な参加者も次第に減ってくる中、一部の銘柄に資金が集中しよう。 また、昨日は不二サッシ<5940>が引け間際に急伸している。出来高も短時間で1000万株を超えている。低位株とはいえ、材料の出た銘柄には一気に資金が集中しやすい需給状況でもある。IPOの好調に伴う資金還流も次第に材料株に向かいやすいだろう。 ■ツルハHD、2Q営業利益15.5%増 237億円、コンセンサス範囲内 ツルハHD<3391>は2020年5月期第2四半期決算を発表。売上高は前年同期比8.8%増の4164.66億円、営業利益は同15.5%増の237.64億円だった。コンセンサス(236億円程度)の範囲内。ドミナント戦略に基づく地域集中出店および既存店舗のスクラップアンドビルドを推進したことにより、期首より77店舗の新規出店と47店舗の閉店を実施。利便性の強化を図るため、食品売場を中心に既存店舗の改装を推進したほか、プライベートブランドにおいては、商品開発・販売体制を強化した。 ■前場の注目材料 ・日経平均は上昇(24066.12、+113.77) ・NYダウは上昇(28267.16、+31.27) ・ナスダック総合指数は上昇(8823.36、+9.13) ・SOX指数は上昇(1821.92、+8.61) ・米原油先物は上昇(60.94、+0.73) ・米長期金利は低下 ・日銀のETF購入 ・株安局面での自社株買い ・宇部興<4208>石炭代替のバイオマス燃料提案、電力会社に ・トヨタ<7203>21年の電動車販売293万台に、環境規制強化へ対応 ・パナソニック<6752>印に電設資材の生産工場、21年秋稼働 ・日本紙<3863>四国化工機と提携、プラ代替の紙容器など訴求 ・アサヒ<2502>ビール類販売動向開示を変更、利益重視に意識改革 ・三井物<8031>ベルギー農薬販社に出資 ・NEC<6701>ローカル5G本格参入、甲府とタイに自前導入 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・日銀金融政策決定会合(19日まで) ・08:50 11月貿易収支(予想:-3555億円、10月:+157億円) <海外> ・特になし 《SF》
関連銘柄 12件
1,851.5
10/4 15:00
+5.5(%)
時価総額 2,816,150百万円
国内ビール大手のアサヒビール、アサヒ飲料、アサヒグループ食品などを傘下に収める持株会社。欧州、オセアニア、東南アジアでも事業展開。日本は主力ブランドに経営資源投下。オセアニアは商品ポートフォリオを強化。 記:2024/09/01
3391 東証プライム
9,265
10/4 15:00
+203(%)
時価総額 458,173百万円
ツルハ、くすりの福太郎、レデイ薬局などを傘下に収める持株会社。北海道札幌市に本社。グループ店舗数は2600店舗超。ウエルシアHDと経営統合に向けて協議。不採算店舗の積極閉店などで利益率の改善を図る。 記:2024/08/23
3863 東証プライム
985
10/4 15:00
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時価総額 114,511百万円
大手製紙メーカー。新聞用紙や印刷・情報用紙、家庭紙等を手掛ける。「クリネックス」、「スコッティ」ブランド等を展開。エネルギー事業等も。生活関連事業の収益力強化、グラフィック用紙事業の競争力強化等に注力。 記:2024/06/15
4208 東証プライム
2,666
10/4 15:00
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時価総額 283,129百万円
化学製品と成形機械などを製造、販売する。ナイロンポリマーや工業薬品等の樹脂・化成品を主力に、ポリイミドや分離膜等の機能品、成形機械、産業機械等を提供する。今期3Q累計は樹脂・化成品や機能品、機械が足踏み。 記:2024/04/14
4485 東証グロース
3,590
10/4 15:00
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時価総額 92,127百万円
通信インフラサービス会社。携帯キャリアの携帯基地局の装置やアンテナ、電源等の通信インフラのシェアリングサービスを提供する。今期3Q累計はタワー移管が想定以上に推移した。シェアリングも堅調に推移した。 記:2024/04/15
4486 東証グロース
1,300
10/4 14:47
+9(%)
時価総額 5,112百万円
シェアード社員サービスの提供を行うコーポレートIT総合支援が柱。各種社内システムの内製開発を支援するコーポレートIT内製開発支援も。配当性向30%目標。シェアード社員、シェアリング企業数は順調に増加。 記:2024/07/08
5940 東証スタンダード
677
10/4 15:00
-4(%)
時価総額 8,548百万円
ビル用・住宅用サッシ、カーテンウォール等を手掛ける建材メーカー。1930年創業。ユニットハウスや都市ごみ焼却灰処理事業等も。不採算取引の改善、生産性向上等に取り組む。25.3期は2桁営業増益計画。 記:2024/06/28
6701 東証プライム
14,070
10/4 15:00
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時価総額 3,839,000百万円
大手ITサービス会社。1899年設立。システム構築等のITサービス事業、ネットワークインフラ等の社会インフラ事業が柱。顔・虹彩などの生体認証に強み。クラウド、モダナイゼーション、生成AIなどの強化図る。 記:2024/08/10
1,299
10/4 15:00
+15(%)
時価総額 3,187,820百万円
電機大手のパナソニックを中核とする持株会社。1918年創業。家電や住宅設備、AV機器、デジカメ、電子部品、産業電池・車載用電池等を手掛ける。配当性向30%目安。車載電池、空質空調等を投資領域に位置付け。 記:2024/09/02
7203 東証プライム
2,586
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-15.5(%)
時価総額 42,190,556百万円
自動車メーカー最大手。カローラ、クラウン、プリウスなど人気車種多数。ダイハツ工業、日野自動車等を傘下に持つ。海外販売台数比率は7割超。グローバル生産累計3億台超。ソフトウェア、AIなどへの投資を加速。 記:2024/08/01
5,690
10/4 15:00
+270(%)
時価総額 82,448百万円
総合リユース買取サービス「バイセル」、総合買取サロン「TIMELESS」等を展開。着物やブランド品、時計等を出張訪問中心に買い取る。商品はEC等で販売。店舗買取事業の継続強化、自社ECの強化等を図る。 記:2024/05/10
8031 東証プライム
3,375
10/4 15:00
+26(%)
時価総額 10,217,431百万円
大手総合商社。鉄鉱石や原油・LNGなど資源分野に強み。機械・インフラ、化学品、生活産業などの事業を多角的に展開。インドネシアのパイトン発電事業の持分売却は完了。中計では26.3期当期利益9200億円目標。 記:2024/06/04