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前場に注目すべき3つのポイント~日経平均の乱高下の中でも投資家の冷静さは見受けられる

2019/8/7 8:37 FISCO
*08:37JST 前場に注目すべき3つのポイント~日経平均の乱高下の中でも投資家の冷静さは見受けられる 7日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。 ■株式見通し:日経平均の乱高下の中でも投資家の冷静さは見受けられる ■前場の注目材料:NTT、1Q営業利益6.0%減、コンセンサス下回るが、自社株買いを材料視 ■キリンHD、ファンケルに出資し筆頭株主に、1293億円で株3割取得 ■日経平均の乱高下の中でも投資家の冷静さは見受けられる 7日の日本株市場は、米株高の流れを受けて買い先行となろうが、買い一巡後は次第にこう着感が強まりそうである。6日の米国市場では、NYダウが311ドル高と反発した。中国人民銀行が為替操作を否定し、人民元売買の基準値を元高に設定したことから米中貿易摩擦の懸念が後退。また、クドロー国家経済会議議長が中国側による9月の訪米を想定していると発言し、米中交渉の継続期待から買い戻しの流れとなった。この流れからシカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の20625円。円相場は1ドル106円40銭台で推移している。 シカゴ先物にサヤ寄せする格好から、買い先行となろう。米中の貿易摩擦に対する懸念がいったん和らぎ、投資家の打診的な買いを後押しする流れが意識されそうだ。しかし、昨日の段階で日経平均は2万円割れ寸前から一時20600円台を回復する局面をみせており、インデックスに絡んだショートカバーが中心とは言え、さらに買い上がる流れにはなりづらいところではある。 米国では一先ず米中交渉の継続期待から買い戻しの流れとはなったが、先行きの不透明感は根強く、市場は疑心暗鬼といったところである。もっとも、決算発表がラッシュとなる中で、決算内容を評価した流れや、決算発表がきっかけとなり買い戻しの流れをみせる銘柄などもみられており、日経平均の乱高下の中でも投資家の冷静さは見受けられる。資金の逃げ足は速いだろうが、短期的な値幅取り狙いの資金は流入しやすいだろう。 また、NTT<9432>は、5300万株、3000億円を上限とする自社株買いを発表した。決算内容はコンセンサスを若干下回っているが、自社株買いを材料視した展開が期待されるところである。そのほか、SANKYO<6417>、ケーズHD<8282>、テーオーシー<8841>が自社株買いを発表しており、関心が集まりそうだ。その他、決算評価ではタカラバイオ<4974>、JVCKW<6632>、メディカルシス<4350>、芝浦<6590>、沢井製薬<4555>、ブランジスタ<6176>、アイホン<6718>、りらいあ<4708>、ワークマン<7564>辺りが注目されよう。 なお、チャート形状では日経平均の2万円手前での長い下ヒゲを残しての陽線形成となり、ボトム形成が意識されやすいところではある。とは言え、米中摩擦の長期化が警戒される中では、外部環境の行方を見極める必要があるため、ボトムというよりは、今後も値動きの荒い相場展開に備えておいた方が良さそうである。 ■NTT、1Q営業利益6.0%減、コンセンサス下回るが、自社株買いを材料視 NTT<9432>は第1四半期決算を発表。営業利益は前年同期比6.0%減の5051.94億円だった。コンセンサス(5070億円)を若干下回ったが、ほぼ中立要因だろう。あわせて5300万株、3000億円を上限とする自社株買いを発表しており、これが材料視されることになりそうだ。 ■前場の注目材料 ・NYダウは上昇(26029.52、+311.78) ・ナスダック総合指数は上昇(7833.27、+107.23) ・シカゴ日経225先物は上昇(20625、大阪比+95) ・1ドル106円40-50銭 ・SOX指数は上昇(1441.77、+18.25) ・VIX指数は低下(20.17、-4.42) ・米長期金利は低下 ・株安局面での自社株買い ・米追加利下げ期待 ・欧州中央銀行(ECB)が追加緩和検討 ・日銀のETF購入 ・キリンHD<2503>ファンケルに出資し筆頭株主に、1293億円で株3割取得 ・ユニゾHD<3258>HISのTOBに反対 ・ふくおか<8354>地銀初のネット銀行設立へ、来年度サービス開始 ・ホンダ<7267>中古車事業刷新、グループ内再販を強固に ・富士電機<6504>2ウェイ販売機投入、コンビニ省人化提案 ・昭電工<4004>アルミとポリカを直接接合、強度25メガパスカル超 ☆前場のイベントスケジュール <国内> ・08:50 日銀金融政策決定会合における主な意見(7月29-30日開催分) <海外> ・11:00 NZ準備銀行が政策金利発表(0.25ポイント引き下げ予想) 《SF》
関連銘柄 19件
2503 東証プライム
2,217.5
10/15 15:00
-7.5(%)
時価総額 2,026,795百万円
国内ビール2強の一角であるキリンビール、キリンビバレッジ、メルシャンを傘下に収める持株会社。ビールは「一番搾りブランド」が主力。医薬事業、ヘルスサイエンス事業等も展開。ファンケルへのTOBは成立。 記:2024/10/05
5,990
6/17 15:00
+10(%)
時価総額 204,984百万円
オフィスビルの保有、賃貸、管理等を行う不動産事業が主力。都心で投資推進。ホテルユニゾなどのビジネスホテルも展開。チトセア投資がTOB実施。固定資産売却益の計上等により、20.3期3Qは2桁最終増益。 記:2020/03/21
3,855
10/15 15:00
+62(%)
時価総額 712,793百万円
昭和電工と旧日立化成が統合した機能性化学メーカー。半導体材料で世界トップシェアレベルの製品多数。製品販売価格の上昇等で、23.12期通期はイノベーション材料部門が増益。24.12期は黒字転換見通し。 記:2024/04/16
444
10/15 15:00
+3(%)
時価総額 13,605百万円
なの花薬局の運営、薬局等の経営支援、医薬品の製造・販売等を行う地域薬局ネットワーク事業が柱。賃貸・設備関連事業、給食事業等も手掛ける。医薬品ネットワーク部門ではサービス拡充で新規加盟店の獲得を図る。 記:2024/08/05
4555 東証1部
5,370
3/29 15:00
+30(%)
時価総額 236,769百万円
ジェネリック医薬品メーカー。高血圧症や糖尿病等の生活習慣病、抗がん剤等の医療用医薬品の製造、販売、輸出入を行う。21.3期3Q累計は堅調な国内により増収も、米国での医薬品価格の下落が利益に影響した。 記:2021/03/05
1,463
7/26 15:00
±0(%)
時価総額 94,858百万円
コールセンター大手。コールセンターやメールを通して、顧客企業にカスタマーサービス、マーケティング支援、市場調査、販促活動などを提供。公益関連や官公庁と取引実績。バックオフィス事業好調で、23.3期は増収。 記:2023/05/26
4974 東証プライム
1,071
10/15 15:00
+16(%)
時価総額 128,966百万円
研究用試薬などの試薬事業が主力。宝HD傘下。滋賀県草津市に本社。再生医療等製品関連受託などのCDMO事業、遺伝子医療事業も手掛ける。25.3期は大幅増益計画。再生医療等製品関連受託の増収などを見込む。 記:2024/07/05
6176 東証グロース
645
10/15 15:00
-20(%)
時価総額 9,401百万円
企業プロモーション支援プロジェクト「アクセルジャパン」の提供、旅行電子雑誌「旅色」の発行、ECサポートやWebサイト制作・運営等を行う。NEXYZ.Group傘下。アクセルジャパンの新規、更新売上が順調。 記:2024/07/02
6417 東証プライム
2,150.5
10/15 15:00
+50.5(%)
時価総額 559,130百万円
パチンコ・パチスロ機メーカー大手。カードシステムや補給機器、喫煙ブース、内装施工等も。配当性向40%目安。パチンコ新台「Pフィーバー三国戦騎7500」の導入を開始。27.3期売上高2200億円目標。 記:2024/06/18
6504 東証プライム
8,274
10/15 15:00
-21(%)
時価総額 1,235,283百万円
大手総合電機。1923年創業。駆動制御機器や電源機器、計測機器、監視制御システム、半導体等を手掛ける。地熱発電設備、非鉄金属向け大容量変圧整流器等で世界トップシェア。新製品投入など成長戦略の推進図る。 記:2024/07/28
6590 東証プライム
9,890
10/15 15:00
+390(%)
時価総額 138,183百万円
半導体製造装置やFPD製造装置、真空応用装置等を手掛ける製造装置メーカー。研磨後洗浄装置、高温リン酸エッチング装置などで高シェア。配当性向35%目途。次世代・先端半導体対応装置の開発・販売などに注力。 記:2024/07/28
6632 東証プライム
1,279
10/15 15:00
±0(%)
時価総額 209,756百万円
カーナビ等の車載機器、無線システム、音響機器等を手掛ける電機メーカー。日本ビクターとケンウッドの経営統合により誕生。中計では26.3期売上高3700億円以上目標。ゲーム・アニメ事業の強化等に取り組む。 記:2024/06/04
6718 東証プライム
2,986
10/15 15:00
+4(%)
時価総額 54,405百万円
インターホン最大手。テレビドアホンやオートロックシステム、ナースコールシステム等の製造・販売を行う。1948年創業。愛知県名古屋市に本社。米国ホワイトハウスなどで納入実績。海外事業の拡大などに注力。 記:2024/09/03
7267 東証プライム
1,547
10/15 15:00
-11(%)
時価総額 8,406,839百万円
自動車と二輪車の大手。二輪車は世界トップ。船外機や発電機、航空機などエンジン搭載の多商品を展開。四輪事業は伸長。主力の北米を中心に販売台数が増加。二輪はアジアが好調。中国の持ち分法適用会社が伸び悩み。 記:2024/07/03
7564 東証スタンダード
4,370
10/15 15:00
+95(%)
時価総額 357,671百万円
作業服、作業関連用品などの専門店をFC展開。ベイシアグループ。アウトドア・スポーツウエアなども取り扱う。店舗数は1000店舗超。ワークマン女子の店舗網を拡大。PB商品のチェーン全店売上構成比率は6割超。 記:2024/09/03
8282 東証プライム
1,533.5
10/15 15:00
-3.5(%)
時価総額 291,365百万円
郊外大型店中心の家電量販店。北関東地盤。店舗数は550店舗超。家電の取り扱いに特化。現金値引、長期無料保証などが特徴。配当性向40%目標。25.3期は直営店11店の出店計画。既存店効率の再点検等も図る。 記:2024/08/09
3,694
10/15 15:00
+84(%)
時価総額 706,064百万円
福岡銀行、熊本銀行、十八親和銀行、福岡中央銀行などを傘下に収める持株会社。国内最大規模の地域金融機関。総資産は32兆円超。スマホ専業のみんなの銀行などを育成。デジタルチャネルの拡充などに取り組む。 記:2024/08/01
8841 東証スタンダード
625
10/15 15:00
+3(%)
時価総額 59,549百万円
1926年創立の総合デベロッパー。不動産事業、リネンサプライ及びランドリー事業等を展開。五反田、有明、大崎に賃貸ビル、浅草に商業施設を有す。新TOCビル計画は2033年を新たな着工時期として想定。 記:2024/10/09
9432 東証プライム
147.1
10/15 15:00
-0.9(%)
時価総額 13,319,951百万円
国内最大の通信会社。傘下にNTT東西、NTTドコモ、NTTデータなど。グローバル事業を強化。総合ICT事業は増収。通信端末機器販売収入、システムインテグレーションサービス収入が増加。24.3期3Qは増収。 記:2024/04/14