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今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い
2019/8/7 8:34
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*08:34JST 今日の為替市場ポイント:リスク選好的なドル買い拡大の可能性低い 6日のドル・円相場は、東京市場では105円52銭から107円09銭まで反発。欧米市場でドルは106円64銭から106円25銭まで下落し、106円46銭で取引を終えた。 本日7日のドル・円は106円台で推移か。米国株式は反発したが、米長期金利は伸び悩んでおり、リスク選好的なドル買い・円売りが大きく広がる可能性は低いとみられる。 NZ準備銀行(RBNZ/中央銀行)は本日7日に政策金利(OCR)を発表する。政策金利は現行の1.50%から0.25ポイント引き下げられ1.25%となる見込み。市場関係者の間では「NZ準備銀行の政策金利は来年にかけて1.00%まで低下する」との見方も出ている。利下げ予想の理由について、市場関係者の多くは「インフレ目標値を下回る物価水準が長期間続く可能性があること、世界経済の成長鈍化が予想されていること」の2点を挙げているようだ。 NZ準備銀行は6月時点で、「多くの中央銀行が需要を支援するために緩和的な金融政策を導入している」との見解を提示しており、政策金利がさらに低下する必要があることを示唆していた。今回発表される声明では、中国が為替操作国に認定されたことや米中貿易摩擦の長期化が世界経済に与える影響について言及する可能性がある。NZ準備銀行の見解は他の多くの中央銀行の見解と大きく異なるものではないとみられており、声明内容を点検したい。 《CS》
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