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【注目銘柄ダイジェスト】:日東電が大幅反発、日立建機が大幅反落

2024/1/29 16:24 FISCO
*16:24JST 【注目銘柄ダイジェスト】:日東電が大幅反発、日立建機が大幅反落 <4063> 信越化 5651 -89 大幅続落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は1776億円で前年同期比34.7%減となり、1950億円程度の市場コンセンサスを下振れ。在庫評価減が発生したことが下振れ要因で、それを除けば大きなサプライズはないとみられる。ただ、通期予想は7000億円を据え置き。コンセンサスは7700億円程度であり、保守的とはみられるものの、上方修正がなされなかったことは売り要因となったようだ。 <6954> ファナック 4285 -15 続落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は409億円で前年同期比22.1%減となり、通期予想は従来の1219億円から1322億円に上方修正した。安川電の決算などからも期待感は高まっていなかったため、買い安心感が先行する展開となった。なお、10-12月期受注高は1655億円で前四半期比2%減、中国はじめ低調な推移継続しており、買い一巡後は見送りムードが優勢に。 <6988> 日東電 11840 +585 大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は479億円で前年同期比5.3%増となり、上半期の同30.1%減から増益に転じ、市場予想も30億円程度上振れたもよう。中華スマホ向け情報テープなどが想定以上であった。通期計画の1400億円は据え置いているが、上振れ確度は高まる方向に。また、発行済み株式数の2.1%、300億円を上限とする自己株式の取得実施発表もポジティブ視。 <9143> SGホールディングス 1939.5 -67.5 大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は330億円で前年同期比22.2%減、平均単価上昇などで、減益率は上半期の39.7%減から縮小。一方、通期予想は従来の915億円から885億円、前期比34.6%減に下方修正している。宅配便数量の低迷が想定以上に長期化すると見込んでいる。TMS収益なども下振れるもようだ。事業環境改善の遅れをネガティブに捉える動きが先行へ。 <6305> 日立建機 3950 -147 大幅反落。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業益は389億円で前年同期比13.8%増となり、上期の同55.5%増からは増益率鈍化し、大きなサプライズはない。一方、通期計画は従来の1560億円から1570億円に上方修正、市場予想は1700億円程度で、修正幅が限定的にとどまったことはネガティブ材料に。子会社において事業売却に伴う一過性の構造改革費用を約140 億円追加計上するもよう。 <9962> ミスミG 2600 +152 大幅反発。先週末に第3四半期決算を発表、10-12月期営業利益は104億円で前年同期比8.9%減となり、市場コンセンサス並みでの着地となっている。上半期の同31.2%減からは順調に減益率が縮小へ。また、12月の月次動向も売上高は前年同月比横ばいとなり、為替・稼働日調整後ではプラスに転換しているもよう。売上高・利益の底打ちの可能性が高まってきていることをポジティブに評価。 <2811> カゴメ 3532 +389 急伸。持分法適用関連会社である米Ingomar Packingの株式50%を追加取得し、連結子会社すると発表している。Ingomar社は年間約155万トンのトマトを加工し、その量は米国で第2位、世界全体でも第4位の規模を誇るもよう。24年12月期以降、連結業績の水準が引き上がるとの見方が優勢。一段の関係強化に伴う米国事業のさらなる成長なども想定される状況になっているようだ。 <4552> JCRファーマ 1030 -75 大幅続落で昨年来安値を更新。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は78.1億円で前年同期比57.7%増となったが、10-12月期は9.1億円で同78.4%の大幅減益となっている。前年同期のライセンス収入の剥落が大幅な減益要因となっているが、NESPバイオシミラーの売上高減少などで、コンセンサスも下回る水準となったもよう。通期予想達成への不透明感なども高まる状況に。 <7595> アルゴグラフ 4330 +370 大幅続伸。先週末に第3四半期決算を発表、累計営業利益は67.2億円で前年同期比27.0%増となり、通期予想は従来の78.7億円から90億円、前期比15.8%増に上方修正している。主要顧客である製造業全般のIT投資意欲が想定以上に旺盛なことを背景としている。また、期末配当金も従来計画の40円から50円に引き上げ、年間配当金は前期比17円増の90円となる。 <4657> 環境管理 610 +100 ストップ高。先週末に上半期の決算を発表、営業損益は2百万円の黒字となり、前年同期比117百万円の損益改善となった。第1四半期は133百万円の赤字で同62百万円の損益悪化となっていたため、10-12月期での急速な収益改善をポジティブ評価の動き。通期計画の達成確度なども一転して高まる方向に。工事受注拡大により、上半期の受注高は前年同期比58.8%増、受注残高は前年同期末比39.5%増と大幅に増加。
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時価総額 282,440百万円
トマト加工品中心の国内加工食品事業が柱。1899年創業。トマトケチャップやトマトジュース、野菜果実ミックスジュースで国内トップシェア。総還元性向40%目指す。食品カテゴリーは焼きケチャップ等の販促を強化。 記:2024/07/01
4063 東証プライム
5,759
11/25 15:30
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時価総額 11,527,744百万円
時価総額世界上位の化学メーカー。1926年設立。塩化ビニル樹脂、シリコンウエハー、合成石英などで世界トップシェア。海外売上比率が高い。先端露光材料の新拠点建設推進。機能材料事業は高機能性製品の販売に注力。 記:2024/10/28
4552 東証プライム
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時価総額 93,504百万円
遺伝子組換え天然型ヒト成長ホルモン製剤「グロウジェクト」が主力。ムコ多糖症II型治療薬「イズカーゴ」等も手掛ける。メディパルHDが筆頭株主。血液脳関門通過技術を適用した新薬の研究開発などに取り組む。 記:2024/08/01
4657 東証スタンダード
433
11/25 15:30
+1(%)
時価総額 2,045百万円
環境総合コンサルティング会社。土壌調査や水質調査などの調査測定、ラボ分析、環境コンサルタント、対策工事等を手掛ける。ベトナム等での海外事業も。設備工事関連の強化、環境関連や防災・災害関連商品の販売に注力。 記:2024/07/02
6305 東証プライム
3,405
11/25 15:30
+28(%)
時価総額 732,467百万円
総合建設機械メーカー。ミニショベルや油圧ショベル等のほか、リジッドダンプトラックなど鉱山現場向け製品も。製品力、グローバルネットワークなどが強み。米州事業は拡大続く。海外レンタル事業の拡大等に注力。 記:2024/10/20
6954 東証プライム
4,197
11/25 15:30
+83(%)
時価総額 4,177,774百万円
CNCシステムなどのFA事業、ロボット事業、ロボマシン事業を展開。富士通のNC部門が分離・独立して1972年に誕生。CNCで世界シェアトップクラス。海外売上高比率は8割超。配当性向は60%が基本方針。 記:2024/09/02
6988 東証プライム
2,458.5
11/25 15:30
+55(%)
時価総額 1,737,572百万円
1918年創業の高機能材料メーカー。偏光板やフレキシブルプリント基板等のオプトロニクス部門、インダストリアルテープ部門が柱。核酸の受託製造、衛生材料等も。情報機能材料ではハイエンド製品向けに注力。 記:2024/09/02
7595 東証プライム
5,020
11/25 15:30
-120(%)
時価総額 112,217百万円
PLMソリューションが中核。3次元CADソフト導入実績は国内トップ。サーバー・ストレージの販売も手掛ける。DX支援のソリューションは受注増。官公庁向けや半導体業界向けが好調。配当性向30%以上目標。 記:2024/11/03
9143 東証プライム
1,434
11/25 15:30
-12.5(%)
時価総額 918,325百万円
宅配便大手の佐川急便を中核とする持株会社。飛脚宅配便のデリバリー事業、倉庫や通関等のロジスティクス事業、不動産事業などを手掛ける。成長領域への進出、新規事業の拡大、省人化・自動化投資などに取り組む。 記:2024/06/03
9962 東証プライム
2,485
11/25 15:30
-41(%)
時価総額 708,190百万円
FA・金型部品等を扱う商社「ミスミ」を中核とする持株会社。メーカー機能も持つ。顧客数は世界で32万社超。ECサイトの取り扱いメーカーは3000社超。新商品、新サービス開発など新事業政策の加速を図る。 記:2024/06/04